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Atom Mate for toio ビジュアルプログラミング ④距離センサー編
前回の記事【③BLE通信編】では、Atom Matrixへの命令を送るBLE通信プログラムを作りました。今回は、Atom Mate for toioの距離センサーを使って、障害物を避けながら移動するプログラムを紹介します。
Atom Mate for toioには、Time-of-Flight(ToF)方式による距離センサーVL53L0Xが内蔵されています。このセンサーは、最大2メートルまでの距離を高精度に測定ができ、障害物を検知し避けながら移動させることができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1698125851890-ycA0OzNxjP.png?width=1200)
そしてUIFlowには、この距離センサーを使って前方の障害物を避けるサンプルプログラムが提供されています。このプログラムをダウンロードすれば、すぐに実行することができます。実際にユーザー様が試された動画がありますのでご覧ください。
UiFlowのサンプルプログラム(Atom toio ToF)を動かしたところ #m5stack #toio pic.twitter.com/kwTHFkSFAy
— さいとてつや (@saitotetsuya) November 17, 2022
![](https://assets.st-note.com/img/1698038896936-TIga8sRL8D.png?width=1200)
思ったよりも少ないブロックで障害物を回避できることが分かります。また、走行やLED表示をカスタマイズすると、面白い独自の動きを作成できるでしょう。例えば下の動画のように、距離が縮まると後退し広がると前進するのも面白いですね。(開発段階なので本体の色が違っています。)
UIFlow for toio is ready.welcome to try. pic.twitter.com/fyhpQ8WL3w
— M5Stack (@M5Stack) May 7, 2022
★おまけ★
実は、Atom Mate for toio は、仕様が変更されているんです。私がコンテストで頂いた製品は初期ロットでして、バッテリー容量が少なくすぐに電池切れになってしまいます。第二弾の製品では以下のように改善されています。
【スイッチサイエンスのサイトより抜粋】
2023年2月出荷分より仕様が一部変更となり、価格が変更となりました。
・バッテリー容量の変更(90 mAh → 160 mAh)
・レゴ互換ベースを本体と一体化しました。
初期ロットはセンサーを少し試すくらいなら問題ないのですが、プログラムを試作する場合は支障が出ると感じたので、新型を改めて注文いたしました。使用感や旧型との違いなどは後ほど書いてみますね。
私もこのセンサーを使って新しいアイデアを試してみたいと思っています。ヒントは、「ジグザグ」です!次回以降の記事でご紹介しますので、お楽しみに~~('ω')ノ
最後までお読みいただきありがとうございました。