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その習いごとは誰のため?

娘が興味を持って始めたスイミングスクール。それが約3ヶ月で退会となりました。3ヶ月は結構な短期退会の部類に入ると思います。その習いごとでの出来事で感じた

“その習いごとは誰のため?”

今回はそんな内容の話を書きます^ ^


夏前に、小学校1年生になった娘がスイミングスクールに通ってみたいと提案してきました。

「子どもが自分から通いたいと思えた習い事はさせてあげよう。」というスタンスだったのですぐに申し込みをし娘はスイミングスクールに通い始めました。

スイミングに通い初めて最初は楽しそうに通っていたのですが、1ヶ月を過ぎたあたりで1度溺れかけたみたいで、その辺りからスイミングに対する雲行きが怪しくなってきました^^;

娘は溺れかけたことが怖かったみたいで、この頃からスイミングスクールへ行くことに対して少し抵抗が出てきてしまったのです。

抵抗が出てきましたが、それでも1度行ってしまえば「楽しかった」と思える日もあったりしていたので、慣れればまた楽しく通えるんじゃないかと思い、「慣れれば楽しくなるかもしれないから、もう少し行ってみようか」と声をかけてスイミングに行ってもらっていました。私の思いの中には「2ヶ月も続いたんだから、いま辞めるのは勿体無い」そんな気持ちも微かですが確実にあったのを覚えています。

抵抗を感じつつもスイミングスクールに通い、2ヶ月目の終わり頃。その頃になると、スイミングスクールへ行く前になると目に涙が浮かぶようになってきて、「あ、これはもう無理かな」と思い、「今月いっぱいで終わりにしようか」と娘に話して、その月でついにスイミングスクールを退会することとなりました。これが習いごとの始まりから終わりまでの流れです。

退会してしばらく日にちが経ち、いまになって思うこと、後悔したことがあります。それは、

もっと早い段階で退会させてあげれば良かった

ということです。

たぶん娘の中では1度溺れかけた時から、スイミングスクールへ通うことに対してかなりの負担を感じていたんだと思います。

娘がやってみたいで始めたスイミングの習いごと。娘のためを思って始めた習い事でしたが、続けていくにつれていつの間にか親本位の習い事となってしまっていました。その証拠が「目に浮かんだ涙」です。習いごとへ行くのに涙が出たらダメですよねm(_ _)m

娘のためを思うなら、スイミングに行くことに対して抵抗を感じ始めたタイミングで「続けるか否か」を真剣に聞いてあげるべきでした。

「ここまで続いたんだからもう少し・・・」

この時点で、私自身にサンクコスト効果が働いていたのだと思う。

今回の習いごとについては、娘に悪いことをしたと反省しています。

スイミング以降、特に新しい習いごとはまだ初めていませんが、もし今後娘が何かしらに興味を持ち新しい習いごとを始めた時には今回のようなことにならないよう気をつけようと考えを改めました。

みなさまも自分の子どもが習いごとを始めた際には、

「この習いごとは誰のためのものか?」ということを1度意識されてみてはいかがでしょうか。子どもが始めたいと思ってくれた習いごとで、私の娘のように涙を流す子が減ってくれたらいいなと思っております。

今回もご愛読ありがとうございました^^

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