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「心の人」 ライナーノーツ

こんにちは、悠です。

この曲は、このnoteでも公開していましたが、結構何度も歌詞を書き直していました。衝動的に作り始めて、初期は情景描写が多かったんですが、だんだん主人公の気持ちに寄り添うようになっていったと思います。この曲は先にサビのメロディがあって、「なんか、学校で歌えるような曲でもいいな」なんて、学生さんたちが一緒に歌っている景色を思い浮かべていました。そんな時に、知り合いのお仲間が亡くなられた話を聞きました。


心の人

知り合いのお仲間が、若くして亡くなられた話を聞き、心突き動かされて書いた曲です。本当だったらこれからも共に歳を重ねて、叶えていけることもきっとたくさんあっただろうなと考えただけで、私も悔しい気持ちになりました。同じ体験はしていないけれど、その気持ちに音楽で寄り添えたらと思いました。
私は亡くなった祖母に心の中で事あるごとに話しかけます。そんなふうに姿形は無いけれど、心の中でずっと生き続けている人、「心の人」がいるのではないかと思います。この先自分が40歳になっても、50、60になっても、私はきっと話しかけると思います。
大事な人を亡くした時、色々な後悔が湧き上がってきます。けれど、心の中で対話し続けていると、ある時は何か気付きをくれたり、ある時は勇気や温もりをくれたりします。その人がだんだんと、自分を照らしてくれる存在になっていくように感じます。全てがそこで終わって無くなってしまったのではく、「あの人は、光になったんだ」とそんなふうに考えてもいいのではないかと思いました。その「光」を胸に抱いていれば、これからも一緒に歩いて行けるような気がします。


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Dew
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