安野たかひろさんへの情熱を語っていたら、いつの間にか盛大なラブレターになっていた件
安野たかひろが好きだ。
すみません、冷静に書くつもりがいきなり告白してしまいました。ついつい荒ぶってしまいました。でも仕方なくないですか?だってこの方あまりに興味深すぎる。
私が安野さんをきちんと認識したのは、彼が都知事選に立候補された時でした。 「へぇ、AIエンジニア。ロン毛だーITっぽいねえ」と、候補者の中じゃちょっと興味あるかなー?くらいの認識。それがなぜ、どうしてだ。自分でも驚くほどの転げ落ちっぷりでした。以下に抜粋していきます。
AIあんの? おおー今っぽい、いいねぇ。
え、ブロードリスニング(市民の声をリアルタイムに集める仕組み)で民衆の声を?
Git Hub(開発者向けのプラットフォーム)を使って!?
リアルタイム政策変更を!?
ポスター貼りボランティアがやってんの!?
マニフェスト資料見やすっ…えっ…無茶苦茶まっとうな政策書いてるけど!?
全然報道されてないけど、なにこの人!?
なんだこの、弱小劉備軍団から出てきた諸葛・ド・ラえもんのような人はッ…!
それから配信をみるようになり、ホリエモンさんに圧迫面接をされててかわいそうだなーと思ったり、声がハープシコードみたいな音だなーと思ったり、ひろゆきさんとのエンジニアトークでほっこりしたり。
個人的な極めつけは、Xです。
Xってヒトの属性興味関心に従って、アルゴリズムが興味持ちそうなつぶやき流してくるのですよね。
ちょっとだけ、私の人類の捉え方に触れます。
人類はあくまで世界のパーツの一部、意識は錯覚、私たちが「いっしょうけんめい かんがえた!」は言語モデルがぺらぺら喋るのと大差ない。気があう、はインプットデータ(環境や趣味や職業等の複合要素)が近いだけ。だからこそ人と機械の違いはなくなっていく。です。
さて以前、わー価値観近い人がいるー作家さんなんだーへー!と思ってた方がいたんですよね。また別の日、わー総理にディープフェイクボイス実演してるエンジニアさんがいるー!素敵ー!と思っていたんですよ。
お気づきだろうか……。
…選挙のこの人…
…Xのこの人…
…ディープフェイク実演してたあの人…
…選挙の…
…X…
…でぃーぷふぇいく…
……全部ッッッ安野さんかーーーーー!
私は、知らぬ間に、もう推していた……。
私は、天を仰ぐことしかできなかった……。
ありがとうイーロンマスク、ありがとうアルゴリズム、ありがとう全てのエヴァンゲリオン。
いま私は数ヶ月前のわたしに言いたいね。
ゲリラ豪雨がなんだ!仕事がなんだ!会いに行け!!すぐそこにいるんだぞ!
その人、以前君がXで気になってた人だぞ!そうだイコールだ!
物理安野に会いに行け…!本人の声を浴びてこい…!魂を感じてこい…!と。
まさに後悔先に立たず、終わった祭りと憧れの感情が残るだけなのでした……。
しかし憧れって、理解から最も遠い感情だと言いますよね。憧れるのはやめましょうって大谷翔平も言ってたしね。だから、空想の安野さんを心に飼うのもいいけど、きちんと実存の安野さんを理解したいなと思うわけです。
そこで安野さんの魅力を両目で見ていくことにします。
まずは右目で見てみると、AIエンジニアとしての卓越したスキルや、選挙で見せたブロードリスニングやリアルタイムでの政策変更といった革新的なアイデアに目が行きます。
これだけでも、停滞した日本の空気に風穴を開けて、すごい。
同じアイデアを持つエンジニアはいたとしても、矢面に立って、大衆の前に見せたというのが良い。私達は沢山のことを想像するけど、想像が及ばないものに関しては実演されないとなかなか理解ができない。
四次元ポケットって言われても「は?」だけど、ドラえもんが実際にポケットから「ほんやくこんにゃく」とか「タケコプター」を出して実演してみせたら「ほほう」てなるじゃん。それをしてる。彼は見せたんです、大衆に。都知事選という大舞台で、我々はこういうことができるのだと。
思いついたとしても、なかなかできないですよ。そしてあなたは選挙にでなさいと後押ししたお嫁様、リナさんも最高に覚悟決まっててカッケエがすぎる。ドラゴンも跨いで通ってしまうに違いない。彼女という存在のおかげで、彼が更にパワーアップしていることは想像に難くない。安野夫婦箱推しにならざるを得ない。
さて次に左目で見ると、そこにあるのは、まっすぐで、飾り気がなくて、まっとうな信念を持った人間としての安野さんなんです。この『人間・安野たかひろ』の部分が、また魅力的なんです。いや、お会いしたことはないので実際はわかりませんよ?うわっ……めっちゃヤだってなる可能性も0ではないですよ?でも何気ない言葉から、薫ってくる部分がやたらとピュアいんです。
私、ピョッて出てきて、こんなに選挙戦で好かれてた人って見たことないですよ。
なんかどのシーンでも邪気0でポヤンとたたずまっているし。
いきなり敵陣をボコボコにするのでなく常に対話しましょう、という姿勢。そこも、罵詈雑言が飛び交う選挙ですごい異質(=まっとう)で良かった。そういうことに疲れ切った世の中とうまくマッチしたと思う。時代の変わり目を感じました。
こうした安野さんの立ち位置や思想やお人柄を、自分の中で点を打って線を引いたときに、理想とする場所にかなり近いと感じるんです。技術や知識だけじゃなく、行動力、そして何よりその人間性が全て揃っている人って、本当にレアです。あと正直、普通にいちいち可愛くて困る。
ここまで長々と書き連ねてきましたが、私は安野さんという存在を通じて、技術や知識だけでなく、自分の考えや行動を形にする、前に出ることの重要性を実感しました。
彼が持つ胆力と革新性は、私にとって『極限』のような存在。
近づきたいけれど、まだまだ遠い。そのギリギリの地点で、私も技術や知識を追い求めてわーい楽しいーとホッコリしてるだけじゃなく、現実に出さなければ!と思わせてくれます。 その一歩が、このノートを書くことに繋がったのです。
頭の中で考えているだけでは、世界に存在しないのと同じだから。
もしもいつか物理的に安野さんに会える日があったら、その知識や哲学を少しでも吸収してヒリヒリしたい。もうとりとめもなく一生喋っててくれるので構わない。なんなら明日の夕飯とかゲームの話でも構わない。
万が一億が一そんな日がきたら、テンションのままいきなり告白しないように気をつけます(なお荒ぶってはおりますが、そういうアレではないのでどうぞご容赦ください)
彼がこの短い期間に与えてくれたインパクトは、これからも私の行動の基盤となっていくでしょう。そして私個人だけでなく、ジワジワと日本の選挙制度やデジタル化にも効いてくるでしょう。
だからこそ、感謝の気持ちを込めて、『ありがとう』と言いたい。
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