雲と幽霊。@playlist
雲と幽霊/ヨルシカ
亡くなった主人公の男の子が
幽霊になっても少女を想う曲です。
好きな歌詞です。
プリンがたまたまこの曲を聴いて
私の元に会いに来てくれたらいいのに。
16年間生きてくれた愛犬。
去年バイバイしました。
おデブなチワワ。
みんなからデブリンって可愛がられてた。
私が小学一年生の時にペットショップで
出会い、一目惚れ。
父に私のDSあげるから犬飼ってと
取引きしたのが懐かしい。
必要書類にプリンの肉球スタンプを
押したのが懐かしい。
家に来てくれた当日、私は習い事の課題があったので、高速で終わらせて帰宅したのも懐かしい。
母の車の中で名前をみんなで決めて
結局私が言い出しっぺの
''プリン''にしてくれたのが
懐かしい。
兄の低い声がプリンの前だけでは
高くなるのがとても気持ち悪かった。
懐かしい。
初めての散歩、ほぼ初めての外、
震えながら地面に降りたプリン。
1時間後は草原を駆け抜けてたのも懐かしい。
プリンが父と追いかけっこしてた。
やっぱり犬も人間界の母親という位置関係が
わかるみたいで、
母に一番かわいこぶってた。
あ、ご飯の時も必死でかわいこぶってた。
人形を咥えた時にぷくっとなる口元が
堪らなく可愛かった。
初めて生き物に対して
可愛すぎて食べちゃいたいという感情を持った。
困惑した。
犬を迎えてから涙脆くなった。
プリンのせいだ。
別れが怖くなった。
プリンのせいだ。
ペットショップに行けなくなった。
思い出しちゃうもん
プリンのせいだ。
自室があるので家族がリビングに集まる理由は
ご飯以外にあまりない。
リビングにみんなが集まるようになった。
プリンのおかげだ。
あげたらキリがない思い出話。
もう会えないから、想像の世界で勝手に会ってる
夢に出てきてほしいけど、自分の脳みそなのに
願った日に会えるわけじゃない。
家に来てくれて
姉弟のように過ごしてきた。
弱いお姉ちゃんだったけど、
この世界にいてくれるだけで
生きる意味で糧だった。
今何を糧に生きればいいの?
幽霊になった君が隣にきて
目に見えないかもしれないけどきっと、
気配とか風に乗った匂いで
隣にいるってわかる気がするんだ。
会いたいな。透明でもいいよ
私にはプリンしかいない。
皆さんのそばでもきっと、
大切な人は見守ってくれてる
そして世界が、そんな日々でありますように。
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