【日常】アシノツメ
ある日、自分の足の爪がすごく汚いのではないかと思った。
手は洗う機会が多いけど、足は1日に1回。
しかも、つま先から足首にかけては半日、靴の中に閉じ込められているので臭いも気になる。
そういえば、野原ひろしの臭いの元凶も足だった。
改めて自分の足先を見ると、爪の甘皮が苔のようにこびりついていた。
これではサンダルを履いた時、甘皮苔が他人の目に晒されて、「あの人の足の爪見た?甘皮苔すごかった!!」とか「あの人の足クサイ」て言われてしまうかもしれない。
そんなことを考えていたら、今すぐにでもこの汚い足の爪を綺麗にしたくなった。
どうせならツヤッツヤのピッカピカのテロンテロンにしたい。
そこで人生初のネイルサロンに行ってみた。
いっそのこと、フットネイルをすれば、しばらく甘皮を気にせず生活できると思ったからだ。
サロンのスタッフの方に部屋を案内されると、はじめに爪磨き?のようなことをされるのだが、スタッフの方から「コイツの爪汚いなあ」とか「こんなに甘皮作るまで放置するなんて汚い」とか思われながら爪を磨いてもらっているのではないかと思うと地獄の時間だった。
1時間半くらいすると、ツヤッツヤのピッカピカのテロンテロンの可愛らしい爪が完成していた。
これは世の女性たちがハマるのもわかる気がする、、かわえぇ、、
あんなに汚かった爪が、今は自分の身体の中で1番お気に入りの部位になった。
この爪からは臭いもしなさそうだし、仮にしていたとしても、この足から臭っているとは思われないと思う。
しばらくは足の爪を見るたびに上機嫌になれそうだ!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?