ラーメン
深夜3時3分
1人でいつものラーメンをすすっている
なんでもない日。
いつものとりあえずのキムチと
Wこってり大盛りで。
大好きなバンドが大好きな曲を
発売したなんでもない日。
相変わらず常連になってしまい
いつものおばちゃんが
あら!と声をかけてくれる日。
今日ピヨピヨだった時代から
一人前までに育て上げた後輩が卒業する。
最後までお店は忙しくて
クレーム対応してバタバタで
そんな中でも目見て声を最後にかけてくれる。
「優さんがいたから」と
うまく話せず、画面を見て
今別にしなくていい
発注をしてた。
自慢の後輩。
間違いなくその子自身の力で。
でも絶対自分の培ってきたことを
伝えてきたからと自信をもって言える。
自分への手紙は時間がかかるから
まだ書き上げれてないらしい。
あんなに何もできなかったやつが
部活一直線で週2回しか入ってなかったやつが
やる気もなかったあなたが
こんなにたくさんの人に
祝われて
こんなにたくさんの人に
サービスを届けてきたことを
ただただ心の底から嬉しく思う。
頑張れよ。次のステージでも頑張れよ。
俺も頑張るから。
今日は疲れちゃって
飲みに行けなかったけど
またラーメン食べに行こうな。