映画『マッチング』を観てきました。
情報解禁されたときからずっとずっと楽しみにしていた『マッチング』。
公開日にわくわくしながら康二担の友人と観に行きました。
衝撃を受けたので初めてブログを書きますが、文才は全くありませんので、かなり読みにくいかと思います。悪しからず。
私が初めて観たのは舞台挨拶の生中継回だったので、中継が始まるまで少し間がありましたが、全て終わるまで言葉を飲み込んでいました。
終わってから喋りたいことは沢山あったのですが、出てこないものですね。
とりあえず、正直に言います。
めちゃくちゃ怖かった!!!
割と残酷な描写のあるアニメや漫画を見るタイプの人間なので、ある程度は大丈夫かなと高を括っていました。
実際に殺められるシーンの描写はそこまで多くなかったのですが、その日悩んでいた2回目を観ることはできませんでした。
これは1人では観に行けない……。
描写もそうですが、感情移入しながら観てしまう人間なので、精神的にしんどいなと思う部分も多くありました。
個人的に最も辛かったのは、芳樹さんのあのシーンです。
話が進むにつれて「怖い」という気持ちが大きくなっていったので、1回目はあまり細かい部分まで観ることができませんでした。
友人がいたため、多少の情報は整理しながら話して、「これってそういうことだよね?」という確認ができたのは幸いでした。
何を隠そう、映画に誘う時に「介護してほしい」と頼みましたから。
吐夢くんを見た後、すっくと立ち上がる自信は初めからなかった。
そして翌日、目が覚めてすぐに思いました。
2回目観に行こう。
あれ、昨日は「1人じゃ観れないよ~」なんて思っていたのに。
頭の中で整理していくうちに、恐怖よりも"知りたい"という気持ちが勝ったのです。
2回目になるとあら不思議。
初日には目を背けてしまったシーンも、落ち着いて観ることができました。
考察は得意ではないので、本当に初歩的な目線ですが、疑問に思うところがありました。
まず、なぜアプリ婚したばかりのカップルを殺めるのか。
しかしこの疑問、原作を読めば答えがすぐにわかるのです。ええ、本当に、すぐ。
ここを知るだけでも、次に観るときは景色が全く違うのかなと思います。
手紙の送り主は誰だったの?
予想はしていましたが、考察は苦手なので自信がありませんでした。
これについても原作でわかります。
合っててよかったね、わたし。
手を繋がせたり錠をかけたりする理由は?
これはなぜアプリ婚したカップルを殺めるかという部分と繋がっているのかなと。
他にも色々疑問はあったのですが、原作を読めば大体のことがわかります。
特に、吐夢くんに対する解像度が上がってとても面白かったです。
さて、ここからは吐夢くんについて触れたいと思います。
私がブログを書くに至った理由はここにあります。
そう。
永山吐夢が好きすぎる。
正直、私の中で、"演じているのが佐久間くんだから"というのは、佐久間担である以上どうしても切り離せない事実ではありますが、それにしたって好きすぎる。
勿論怖かったです。
原作を読むとさらにわかりますが、吐夢くんしっかりストーカーしてます。
「これ、綺麗に写ってますね。貰ってもいいですか?」
うんうん、欲しいよね、好きなひとの写真。
「ピースフルなファンのようなものです。」
そっかそっか、ファンみたいなもんだったのか。
変な子だし、しっかり危害加えてるし、実際に吐夢くんに出会ってしまったら、恐ろしくてまともに話もできないかもしれません。
しかし、怖いのと同時に、愛おしいという感情が芽生えてしまったのです。
吐夢くんに対して、「愛してあげたいな」と話していた佐久間くん。
その気持ちがわかったような気がしました。
吐夢くんの中で「愛する人を守るのは義務」。
輪花を助けるシーンは本当にかっこよくて見惚れてしまったけど、この考えは吐夢くんの中だけに留まっていない。
それが、吐夢くんの恐ろしいところなのかなと感じました。
さて、吐夢くんについて触れられたところで、そろそろ終わりにしようと思います。
ただ自分の中の気持ちを吐き出したかっただけのブログでした。
誰かにとっての殺めたいほど憎いひとは、また別の誰かにとっては命にかえても守りたいひとかもしれませんね。