カナダの妊娠・出産(出産後)
今回はカナダの出産後について書いていきたいと思います。
さて出産後約3時間でバースセンターから家に帰された私たち3人。
育児の経験の何もない私とパートナーと生まれたてホヤホヤの赤さん。
私の両親も出産後4日後到着とかだったので、本当にあれれれれと言う感じで誰も頼る人もなくきつかったです。
まずはムスメちゃんの授乳問題。日本で看護学生の時に実習に行ったときは、お母さんたちは約1週間かけて授乳の仕方を入院中に教えてもらっていました。私は、バースセンターで1回咥えさせたのみ。しかも教えてもらったのは今考えても難易度高めの方法だった。アルアルなんだろうけど特に最初の1週間は、私もムスメちゃんも下手くそで、私は乳首を噛みちぎられるかと思ったし、ムスメちゃんはチチが入ってこねーーーって思ってたはず。
3日連続で助産師さんが来て体重測ったり、全身状態確認したり、排泄状況確認するんだけど、体重がどんどん減って生理的体重減少よりも大分減ってしまいました。搾乳したり一時的に液体ミルクで凌いでその後完母に持っていくことができたけど、とてもしんどかった。病院だったら授乳の仕方もっと教えてもらえるのになーって思って。助産師さんはとても丁寧に色々教えてくれたけど、色々確認することとか多すぎて、授乳体制をしっかりみてもらうとかできなかった。
だって日本の病院なら排泄回数とかって看護師や助産師が数えて体重の増減と共にアセスメントだと思うんだけど、それが産後すぐの自分に任せられていて、ちゃんと数えたりできなくて、体重も減ってとなって、産後1週間ぐらいはメンタルにかなりこたえました。まだ骨盤もグラグラしてる感じしたし、乳首はまじでヒリヒリして痛いし、お股も椅子に座れない感じで、満身創痍って感じで、身体的にもきつかったし。
そもそも産後何の休憩もクソもなく育児が始まり(日本はさ入院している間はとりあえずご飯は出てくるじゃん。赤ちゃんも1週間は病院が責任持って診てくれる。全部自分とパートナーだけであわあわしながらやらなきゃいけなかった)、ムスメちゃんもまだか弱い感じで(今は大仏か相撲レスラーかのレベルになった笑)、何回も言うけど、本当にメンタルに来ました。
授乳について書こうと思ったのに、愚痴を並べてしまいました。
ではちょっとお話を変えて、臍の緒と沐浴について。
臍の緒は、こちらでは自然乾燥させてポロッと取れたら、沐浴OKとなっていました。それまでは沐浴するなと言われていたので、産まれてきたまんまムスメちゃんは10日ぐらい洗われずに過ごしておりました。日本で看護実習をした私には違和感だったけど郷に入れば郷に従えだっけ?臍の緒が取れてから沐浴しました。
沐浴も日本では毎日してねって言われると思うけど、こちらでは別に3日4日に1回でいいよ〜とゆるい感じ。でも全て私たち親に任せるとのこと。産まれて2ヶ月ぐらいは1週間に2回してましたが、ムスメちゃんも体幹が強くなってきて沐浴もしやすくなってきたので今は2日に1回入れています。
あとは、保湿。今は日本ってすごく保湿保湿って言われてるけど、特に言われることもなく。乾燥してたらオイルでも塗ってあげて〜とやっぱりゆるーい感じで終わりました。
体重について。
生後1週間から2週間、ムスメちゃんが出生体重に戻るまでは、しっかり体重を見ていましたが(それでも生後3日までとその次は1週間、2週間)、その後は増えてればヨシとのこと。助産師さん曰く、飲みすぎても赤ちゃんに害になることはないから、まあ吐くことが多かったら少し少なめにしてあげてもいいけど、気にしなくてもいいよとのことでした。
近い時期に兄夫婦に甥っ子が産まれていて、体重計まで買ったと言っていたので、やっぱり妊娠中もそうだったけど赤ちゃんの体重管理も日本は結構するのかしらと思った出来事でした。うちにはそもそも大人用の体重計もないので、検診(2ヶ月ごと)の時にしか体重がわからないです。いいのか悪いのかわかんないけど。
そんなこんなで生後6週になると助産師さんのケアを卒業して2ヶ月検診でかかりつけ医にデビューし、チェックアップやワクチンをかかりつけ医のところでお世話になるという流れです。
産後、パートナーと一緒に突っ走ってきたけど、今考えても頑張ったなと思ってます。覚悟はしていたけど、身体も結構辛かっらし、ムスメちゃんの新生児期はムスメちゃんがか細くか弱く見えて心配でメンタルも辛かった。その分パートナーとは新生児の時は特に戦友のように頑張れたのでそれは良かったかなと思ってます。けど大変だったな。。。
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