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黒スモーカーで勝つための追記

海軍三等兵のゆーゆーです。ワンピースは海軍をずっと使っております。しかし、借りて使う赤ゾロのほうがこころなしか勝率は高い気がします。
前回、前々回の記事に多くの閲覧、多くのスキを頂きましてありがとうございます。海軍三等兵として冥利に尽きます。

今回は第2弾環境の総集編として、黒スモーカーを使って勝つための方法を少しばかりお伝えしようと思います。基本は前回の記事というかメモと変わらないですが、一部更新されていますので、前回から矛盾する内容はこちらの方がおすすめです。

ぶっちゃけますと、前回時点では全く評価してなかった3cヘルメッポ(OP2)の評価が大きく変わったのと、6cサカズキの扱いがさらに重要度があがりました。

大きな声では言えませんが、ワンピースカードは楽しく遊んでいるだけなので、日本一になるだとか、ナミを100枚集めるだとか、そういった向上心はほぼ持ち合わせておりません。しかし、黒スモーカーの情報がインターネット上に少なく、これがスモーカーひいては海軍の使用率の低さにつながるのであれば、ワンピースカードゲームのグランドラインを広げるためにもお話できることはお話しようというわけでございます。

スモーカーで勝つために必要なこと

黒スモーカーはおそらく、多くのプレイヤーが思ってるよりは強いです。海軍は、このゲームで最強に強い動きであるピンポイント除去を複数もらっており、そもそも弱いわけがないのです。では、なぜ、たまにゼットがちらっと決勝トーナメントで見かけるぐらいでスモやんがいないのでしょうか。それは、赤ゾロとの戦いが絶望的に厳しいからです。

では、勝つためにどうすればよいでしょうか?
それは、赤ゾロと当たらないことです。以上。終わり。

だいたい大型イベントでは、黒スモーカーで参戦しても、赤ゾロを2回踏んで他に勝っても死亡。みたいなことが起こりうるでしょう。
でも、今は、大錦えもん時代に加えて白ひげが増えて、赤ゾロが減ってきてるのは間違いなく、これはスモーカーに追い風が吹いている状況です。

ちなみに、この節の内容を端的に言い換えると、黒スモーカーは赤ゾロ以外のすべてのリーダーに勝てます。

実際にはゼットとどちらが良い???

デッキとしては同じ海軍ですが、ゼットは全く別のデッキです。10cクザンを最も上手に使えるのがゼットで、3cコビー6cサカズキを最も上手に使えるのがスモーカーです。ゼットの手の内を知っているならば、ゼットを倒すのはそこまで困難な仕事では有りません。最終的な強さはスモーカーと同程度だと思われます。その際にライフの差がゼットの足を引っ張ります。しかしながら、ゼットとの対戦経験が多いプレイヤーは国内では少ないでしょう。そういう意味ではスタバクラスのイベントであればゼット優位であるかもしれません。なお、10cクザンを引いてないゼットは完全劣化スモーカー(orカイドウ)なので右手に自信がないなら避けたほうが良いでしょう。

まあ、実際のところ好き好きです。今回はスモーカーがメインなのでゼットの詳しいことは割愛しますが、ゼットを倒すときは、心持ち多めにライフを守って、極力盤面に付き合わずに相手のライフをしっかり狙うことですかね。

各マッチアップ小ネタ

錦えもんとキッドを絶滅させろ

さて、黒スモーカーをおすすめできる一番の理由がメタのトップに君臨する錦えもんに有利な点です。もちろん、キッドにも有利がつきます。

錦えもんの強いアクションすべてをスモーカーは簡単に処理することが出来ます。逆に言うと、それらの術を学ばなければ緑に負け越してしまうかもしれません。

このマッチアップでは、初手で重要なカードは3cコビーです。というか、ほとんどのマッチアップで初手のコビーは重要ですが、これは相手の後手の初動3cお菊雷蔵への優秀なカウンターとなります。そのため、先手を取らされた場合は3cコビーを探してマリガンします。それ以外の場合は、6cサカズキは複数枚引きたいカードとなるので、初手にあるとかなり安心です。道中でもう一枚拾えば、4cヤマトや万が一の5cヤマトに対応できるようになるので捗ります。

とはいえ、緑と戦うときは、盤面の取り合いにつきあいすぎると負けるので、盤面はほどほどに触りながら、本体のライフを切り取る感覚で顔を殴ります。盤面も触る関係上、顔への攻撃回数は減るので、基本は7000で殴りましょう。また、6cサカズキと1cおつるや大噴火とリーダーのあわせ技で8cを取れるように準備しておきましょう。8cキッドおでんを6cサカズキで取って、そのターンにライフを1まで削ってればまず勝てるでしょう。4cヤマトに6cサカズキを使っていいのは、手札にサカズキが2枚ある場合だけです。無い場合は、3cヘルメッポ3cコビーなどで細かく取るか、放置してレストになればリーダーで殴って取ります。複数枚引けなかったときの6cサカズキを8c以外に使うのは相手のハンドに8cが無いことを確信するか、リーサルのときだけです。このため、おつるやたしぎといった2000カウンター組は盤面に出すことも多いのでハンドから使う場合はおつるは必ず1枚は残しておくようにしましょう。相手はライフを序盤にそこまで攻めてこないのであとから引くわで動くと即死します。
重要なことは、このマッチアップは黒スモーカーは最初から攻める側です。相手は、レスト効果でこちらのキャラを取ったり、ブロッカーで時間を稼いできます。相手のやりたいことに付き合わないようにすることを意識するだけで、勝率はあがるでしょう。慣れてくれば、盤面に4cクザンを用意しつつそれを使わずに相手の8cおでんを6cサカズキで取りつつ、2枚目の8cおでんを10cクザンで取って相手の心を折ることができるようになります。
めずらしく4cボルサリーノが弱いマッチアップでもあります。KOされない効果はレストには意味がなく、相手は盤面を取りたいので、そもそもブロックして死んでいくのは相手の望むところになります。そのためハンドから1000カウンターで切っても良いです。なんなら、くっつきが良いので2cブロッカーの方を手札に残すまであります。
一方で最も発生する負けパターンは4cヤマトを相手が3枚以上引くマッチで、こちらの大将がすべて返しレストにされて錦えもんに殴られて死ぬパターンです。1枚の4cヤマトは想定して動くべきですが、相手が唸るほどの4cヤマトをばらまいてきたときは素直に諦めた方がいいですね。下手に3枚目をケアして裏目を引くぐらいなら素直に動いて勝ちに行くほうが最終的な勝率はあがるでしょう。1枚目が見えてない場合は、1枚ぐらいは引いてるのでキャラを立てて返しても寝るので、基本的には殴れるキャラは殴って良いです。重要なことなのでもう一度いいますが、このマッチアップは黒スモーカーが攻める側です。できることなら、仕事の終わった3cコビーのようなカードに4cヤマトを使わせるか、一番の理想はこちらのキャラがすべてレストでただの6000バニラとして4cヤマトを浪費させることです。また、最速おでんを避けるために、4cクザンで4cヤマトを釣るのも有効です。盤面に4cクザンが見えている場で8cおでんを出すのは勇気もとい蛮勇が必要になりますからね。まあ、相手の練度が問われるシーンではあります。

黒スモーカーを使って緑に勝ちきれていないというのは、おそらく盤面の取り合いに付き合いすぎていて、後半の8cおでんの登場までに相手のライフを詰めれていないのだろうを思います。きっちり顔面を叩いていきましょう。リーダーは7000で常に相手の顔面を叩くぐらいでも良いです。8cおでんを処理するのは簡単ですが、相手が簡単に8cおでんを出せるのであれば、イーブンで何ら有利になっていないので、相手は相応のリスクを背負って8cを出さなければならない状況に追い込んで、それを簡単に処理して心を折っていきましょう。

カイドウは鬼ヶ島ごと粉砕できる

紫相手も基本的には黒スモーカー有利です。先手鬼ヶ島で6キングに4cクザンを取られるみたいな初歩的なミスがなければ、先手鬼ヶ島されても十分勝ちにいけます。基本的に7cキングを無駄にさせる、6cキングを出してもお得でない盤面、10cカイドウでびくともしない盤面を意識すると良いです。

3cコビーと2cブロッカーを並べない。4cクザンを安易に出さない。終盤は4cボルサリーノとST5cスモーカーがいれば相手は10cカイドウが出せない。が基本です。2cブロッカーは出しても7cキングにおまけで取られるので序盤は1000カウンターで使い、後半はST5cスモーカーの横につける感じで運用します。6cキングには3cコビーか3cヘルメッポを取ってもらいましょう。最近は5cマゼラン優先のためにキングやカイドウの総数が減ってるので後半は意外とこちらのキャラは突然死しないです。

5cマゼランは、登場時のドン破壊はやむを得ないですが、KO時のドン破壊はこちらの任意のタイミングで起きます。きっちり、ハンドとプランを練った上でKOしましょう。5cマゼラン相手にやってはいけないのはドン減少を恐れて放置することです。仕留めるべきタイミングで恐れず仕留めるようにしましょう。なお、5cマゼラン2枚目が見えた瞬間に10cクザンは諦めましょう。それ以外の場合は10cクザンは5cクィーンをどけながら登場できるので非常に強いです。

白ひげを時代の敗北者にしろ

白ひげ相手は有利とは言い難いですが、不利ではないです。十分に勝てる相手です。というのも、白ひげは流行っていますが、ゆうは白ひげが一番難しいと思っています。赤緑ローや赤ゾロも難しいんですが、白ひげはカードパワーが高い分、練度が低くても勝ててしまう。ので、細かいプレイングが詰められているプレイヤーは多くないので、そこが付け入るスキです。

カウンター値が低めな海軍は後半の白ひげの猛攻を耐えきれません。そのため、最初からフルで相手のライフを削り、モビーディック号が動き出した次のターンに仕留めるぐらいの気概が必要です。6cサカズキで1枚取ったぐらいで白ひげを止めることは出来ません。とにかく6000でリーダーを殴り続けることです。白ひげ側は序盤はライフをほぼ守ってこないので殴れるだけ殴りましょう。そうすると後半にブロッカーを立てざるを得なくなり、攻撃回数が減ります。4cマルコがブロッカーに回りだしたら勝ち目が見えてきます。

相手が4cマルコを使いこなせているかどうかで難易度が変わります。リーダーを6000で殴るのとマルコを5000で殴るのはほぼ同じなので、相手のハンドを削るターンにマルコが横になっている場合は積極的にマルコを突きましょう。相手のドンが2枚ぐらい起きてるなら、イベントを構えてることも多いので、白ひげを同値で殴ったりマルコを殴ったりでイベントを無駄に使わせるか、ドンを無駄にさせましょう。3cコビーは最終盤にも相手のブロッカーを排除する仕事があるので、2枚目を不用意にカウンターで切ってしまうのはNGです。6cサカズキでも出来ますが、その場合にドンが足りずにライフを切り取れず時代の敗北者にこちらがされてしまうことがあるので、3cコビーは重要です。

そのため、6cサカズキは早い段階で5cキングデュー辺りを取りながら盤面に追加し、白ひげを殴らせましょう。常に相手を殴れるキャラを用意し、殴ってレストになり相手のキャラを盤面に付き合わせつつ本体を消耗させることを意識して動きましょう。

後半の相手のハンドはイベント山盛りなので、同値で回数殴るほうが強いです。後半は突然死しない4cボルサリーノなど確実に回数が増えるキャラを展開し、しっかり攻撃回数を確保しましょう。相手のデッキに9cニューゲートが入ってるかどうかで厳しさが変わります。上手な相手なら中盤からイベントを吐き出してきて、ハンドに2000カウンターを残して9cニューゲートでフィニッシュされてしまうと、かなり厳しい戦いが待っています。同値での攻撃回数を優先している関係で、9cニューゲートはほとんどミラーフォース状態になります。返しのモビーディックでこちらのライフはゼロです。そのため、きっちりブロッカーはだけは排除して、9cニューゲートの返しには15000決めれるぐらいには準備しておきたいですね。まあ、白ひげ出てきたということはおそらく15000で死なないということではありますが・・・

赤ゾロには土下座で対応

結論ですが、赤ゾロには勝てません。もし勝てたとしたら、相手がナミもダダンも引けない事故死か、相手が赤ゾロを全く使えてないだけです。

それでも、少しでも勝率を上げるためにできることをするというのであれば、まず流星火山を積みます。これはスモーカーと合わせて2cまで取れるだけでなく、さらに4cクザンと合わせて6cまで取れるため、緑や紫相手でも十分に仕事をします。赤ゾロに対しては、1cサニーや1cナミを取れるだけで相手の攻撃回数を減らすことが出来ます。次に3cヘルメッポを積みます。これは赤ゾロ相手では余裕で5000パンチができ、それだけでなくライフから降ってくるため、最後の盤面で攻撃回数が増えます。速攻ゾロみたいなもんです。さらに、赤ゾロ以外でもコスト-2がかなり仕事するのでかなり優秀でした。若造が嫌いすぎて前回の記事時点ではほとんど試してもなかったので反省です。ヘルメッポさんは強いです。コビーと並べて使いましょう。そして、3cイスカ、赤ゾロ以外ではほぼ仕事をせずただの1000カウンターですが、赤ゾロ相手にはかなりの圧があります。一人でナミマキノの両方を取っていけます。ただし、3cイスカまで積んでしまうと、肝心の緑相手の勝率に影響してきますので、個人的にはそこまでしても赤ゾロ相手に勝てるものではないのでここは土下座でいいかと思います。赤ゾロ相手に強くなっても錦えもんへの勝率を落とすのは全くもって論外だと思います。黒スモーカーの唯一の強みである錦えもん絶対許さないマンを失ってまでどのみち勝てない赤ゾロ対応すべきではありません。

テンポコントロールとして

黒スモーカーは10cクザンを搭載していて、除去多めの構成であるから、コントロール側、受け身側であると思われています。現実にも受けに回ることは多いですが、コントロールはコントロールでもクロックパーミッションやテンポコントロールで、ボードコントロールできるほどのアイテムは無いです。

リーダーのスモーカーが常に相手の顔を叩いて、除去で相手の展開を阻害するのが理想ムーブです。後半は海軍はサイズが大きいのでキャラも7000で相手の顔面を叩き始めるのでそうなれば勝ちは目前です。

徹底的な正義に明日はあるか

赤ゾロを越えられない以上、未来は暗いです。しかし、赤ゾロは減ってきており、大型イベントでも2回ぐらいで許してもらえそうな雰囲気になってきました。1回は土下座するとして、もう1回は相手が事故ったりミスったりするのに賭けるのもそこまでオッズの悪い賭けではないです。

こちらの練度を高めれば、黒スモーカーと百人組手してるような錦えもんはそうは居ないので、相手の練度不足も相まって高いレシオで勝てるようになると思います。キッドは後半の詰め性能が驚くほど高いので、ブロッカーが少ない今の主流のスモーカーでは、錦えもんほど有利ではないですが、十分すぎるほどに有利がつきます。

今後、白ひげがイゾウを獲得し、勢いを増すことが予想されます。ビッグマムも見た目よりもかなり強いです。おそらく、ビッグマムには赤ゾロは有利であり、白ひげにはやや不利がつくことだろうと思います。そのため、ビッグマムが隆盛するでも無ければ、赤ゾロの立場はもう一段階悪くなり、海軍の立ち位置はおそらく良くなります。それでも、赤ゾロが死滅していない以上、大型イベントを勝ち抜くのは困難なことには違いありません。

最後に

さほど長い文章では有りませんが、書き殴りの乱筆故に読みづらい文章にお時間を割いていただきありがとうございます。黒スモーカーは、コストダウンとピン除去、効果でKOされないとギミックが多く、回していて楽しいデッキであります。それに、多くのデッキに有利がつきます。触って損するデッキではないので、ぜひとも、スモーカーを試してください。

三大将が並ぶ盤面はなかなか壮観です。


最終目的地として、この盤面を目指すことも多いです。


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