今の僕にとっての「I Love you」を訳してみた。
夏目漱石が「I Love you」を「月が綺麗ですね」と訳し弟子に教えたとされている。
初めて聞いたのは、コピーライターである阿部広太郎さんからだった。心を掴む言葉術とは、愛を愛と書かずに伝えることでもあると。漱石のように。
その後、40歳のときに教職を辞めて新聞社に入社していたことも知って少し親近感が湧いた。どんなに偉人であっても決して一つの道を進んできたわけではないのだと。この話も阿部さんから聞いた。
実は、6月25日に改めて考えてみるきっかけをもらった。昨年通っていたオンラインの企画講座「企画メシ」の同期たちが一年後再び集まる企画をしてくれたのだ。より多くの企画生が参加できるような取り組みもされていて、なんだか温かさも感じた。
(今年度企画メシ2022の始まりと一緒の日でした!)
この数ヶ月、僕にとっての「I Love you」を考えてnoteに書こうとしていたのですが、なかなか思い浮かばず書けないでいた。今だから言えることは、ただ気づいていなかっただけだ。今だったら書ける。
今の僕にとっての「I Love you」とは
「早速、聴いてみたよ!」
「早速、観てみたよ!」
その人の好きなものに素直に触れてみるって言葉ではいくらでも言えるけど、実際に行動に移すのって難しいんじゃないかと思ってる。
おすすめされてもしてもらっても、そもそも興味がないとかあるだろうし、溢れるコンテンツがあるなか割ける時間も限られてくる。
教わったことも忘れ、最終的には触れてみようとしたことも忘れてしまうことってないだろうか。
こうしたことをできるだけなくしていきたいと思ってここ最近は過ごしている。音楽に限ってはおすすめしてくれたものはほとんど聴けてるかも。
やり方はいろいろある。できる範囲でやってみたらいいし、やれることはある。
なかには共感できないことだってあるかもしれないけど、理解しようと歩み寄ることはできる。
誰かの大切なものを、大切にできる人に。
そこに愛が詰まっていんじゃないかなと思った。
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