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6ページ目「違和感を大切にする」の話


2021年4月24日(土)ミュージックタウン音市場で開催された打首獄門同好会の「新型コロナウイルスが憎いツアー2021」に参戦しました。

音楽ライブは2019年12月28日(土)沖縄コンベンションセンター展示棟で開催されたONE OK ROCKの「ONE OK ROCK  2019-2020"Eye of the Storm"JAPAN TOUR」以来、471日ぶりのlive。

チケットを取ったのは3月。当選結果をメールで知った時
「っしゃ!!!!」
と思わずガッツポーズが飛び出ほど嬉しかったです。

新型コロナウイルスの世界的な流行により、2019年は全くliveに行けず悶々とした日々を送った2020年。
「会えない時間が愛を育てるさ」
とはどこぞのひろみさんが言うておりますけど
久しぶりのliveに胸が高鳴りました。

ただ以前とは異なり、新型コロナウイルスを寄せ付けんとする人間の意志を体現するかの如し「規制ゴリッゴリのlive」でした。

【コロナ禍でもliveを楽しむために編み出された人間の英知が詰まったルール】
是非とも下記のリンクからご覧下さい!

読みましたか?

え??  

読んでない???

コロナ禍でロックバンドがliveを行うための努力なのです。
是非とも読んで頂きたいのです。
しかし、せっかく僕のブログを見て頂いてるので要点だけまとめてみました。
以下の通りです。これだけでもしっかりと見て頂きたいです。


【コロナ禍でもliveを楽しむために編み出された人間の英知が詰まったルール】
其ノ一.収容人数の50%以下の動員数

其ノ二.場内に椅子を設置し前後左右に空席を儲け密接を避ける

其ノ三.バンドメンバーを含むクルーの定期的なPCR検査の実

其ノ四.バンドメンバーを含むクルーのツアー先での外出自粛(打ち上げ禁止)

其ノ五.誘導するスタッフは全員マスクとフェイスシールドの着用

其ノ六.観客の分散入場と分散退場

其ノ七.接触機会を減らすための電子チケットの導入

其ノ八.新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)のインストールと入場時アプリのインストールの確認
其ノ九.会場内のマスク着用義務化と入場時の手指の消毒と検温

其ノ十.新型コロナウイルスと思しき症状のある方の来場の遠慮

其ノ十一.体温が37.5度以上の方の来場のお断り

其ノ十二.場内のコインロッカーと喫煙所の閉鎖

其ノ十三.応援や声援の発生の禁止

其ノ十四.場内でのソーシャルディスタンスの確保の協力願い

​ロックバンドのliveは新型コロナウイルスとすこぶる相性が悪いです。
なぜならば、、


三密の権化と言っても過言ではないLiveだからです。

こんな方法でしか盛り上がれないのです。
我々は。
悲しい性です。

会場に入ると異様な光景が広がっていました。

LIVEハウスに並べた椅子

コロナ禍だから仕方ないのは重々承知です。
前後左右の間隔をとりフィジカルディスタンスを保つためなのは百も承知。
RockバンドのLIVEにはあまりにも不似合いな状況に「違和感」は拭えなかったです。

明らかにコロナ以前とは違う雰囲気の中暗転。
junnkoさん あすかさん 大澤会長が登場。
上がらない歓声。沸き起こる拍手。
1曲目でドラム、ベース、ギターの音が鳴り、振動が体に伝わった瞬間に

「やっとだ、、やっとこの瞬間が、、」

僕は思わず感極まってしまいました。

敷かれた規制によって従来のliveとはいかない中でも久しぶりに気持ちが高ぶりました。

また、Liveの大澤会長によるMCでは
「今回の沖縄公演だけで100万円以上の赤字」
という衝撃的な発言。

2019年のliveでは叫び、モッシュしたあの曲もこの曲も今ではその場に留まり聞く事した出来ないのは本当にもどかしくて、本当にコロナが憎い。
昨今のliveへの風当たりは凄まじく、鬼の首をとったように叩かれることも。(打首だけに)

でも、赤字でも来てくれた。
規制ゴリゴリでも創意工夫でLiveをしてくれた。

心意気に大きな感謝。
本編最後の曲でもまた涙。

沖縄に来てくれてありがとう。Liveをしてくれてありがとう。」
何度も何度も、何度も心の中で唱えました。

先ほども述べましたが、音楽イベントをはじめとするエンタメ業界は非常に厳しい状況です。さらにロックバンドのliveは新型コロナウイルスと相性は最悪です。
今までたくさんの楽しみを届けてくれたアーティストの方々が本当に苦しい状況。

今自分に出来ることは
グッズを買う。
正規な形で音楽を聴く(公式YouTube、CD、ダウンロード、ストリーミング)
「今度は自分がみんなを助ける番だ!!」なんて変な使命感に駆られています。

ただやはり、、
ROCKバンドのライブに椅子が並べられた光景は「違和感」しかありません。

何度も言うようにコロナ禍で仕方がないのは分かっています。
今は元に戻るための第一段階であって、、
規制ゴリゴリのliveなんて絶対に当たり前になってはいけないと思います。

この日抱いた「違和感」は絶対に忘れない。

芽生えた「違和感」をしっかりと胸に頂きマスクを外し、大きな声で叫び、ダイブがモッシュが出来る日まで今は我慢の時。

この日はアーティストへの深い感謝の気持ちが生まれ、抱いた「違和感」を大切にすると決めた1日でした。


6ページ目「感謝の話」-終わり-

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