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いっそのこと全てが終わればいい。

この世界はいつからこの世界なのだろう。

僕たちが知っている世界は、本当の世界なのだろうか。

僕という一人の人間の目を通して、見る世界は、果たして。


先日福島県沖で地震がありました。

僕たちは今年から福島の飯舘村に住んでいて、今回の地震の時も福島にいました。


10年前にあの日、僕はまだ13歳でした。

そして、10年後の今、僕は23歳になりました。


あの時感じていた、感情と今の感情は違っていました。


子供の頃に体験したことへの感情は、大人になると別の感情になる。

今回の地震が起きた時は、恐怖という感情が強かったです。

また、そこには、様々な要素が含まれていると思いますが。

(前回の地震とは違う場所、新たな環境、知らない土地、兄と二人だけ、大自然が広がる景色など。)


このタイトルの本題に入りたいと思います。


僕は正直、この地震が起きた時に、いろんなことが頭をよぎりました。

それと同時に、たくさんの問題が生じて、沢山の人が関わって、行政なんかは、まだシステムすら変わっていないのに、この状況をプラスに変えていくにはまだまだ時間がかかるし、頭の硬い人たちがいて、自分の感情でしか話ができない人がいて、主観的に物事を見れず、どうこの状況を乗り越えていけるのか。

言い訳ではなく事実なので話しますが、僕はパニック障害になったことで、ほんのわずかなストレスで症状が出てしまうのです。

なので、今回地震が起きて、恐怖という感情が生まれ、山積みの問題を解決していかなければならないのか。と思った時に、

いっそこのまま全てが終わってしまえばいい

と思いました。

それは、人類の終わりではなく、この社会システムの終わり。

今この世に存在するものがリセットされれば、こんなにも山積みになった問題を解決できる可能性がある。

逃げに聞こえるかもしれませんが、でも、事実だと思いませんか?


僕は素直に書きます。


人類は今どこへ向かっているのでしょうか?


私たちは何を求めて、どこへ。


そもそもこの宇宙の誕生に感謝するべきで、地球に感謝するべきで、もっとみんな大切なことを忘れている。


お金がなければ、こんな世界にはならなかった。


国や地域という境目を作らなければこんなことにはならなかった。


と僕は思う。


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