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カヤックLivingの3人代表の1人になりました

はじめまして!
カヤックLivingの代表の1人となりました土屋 有(つちや ゆう)です。

最初に自己紹介を簡単にさせていただいて、
なぜ、株式会社カヤックLiving、移住スカウトサービス 「SMOUT」のチームに参加したのか?をご説明させてください。

書いてみたら、長くなりすぎたので目次から、気になるところだけ読んでいただければと思います。


・土屋有について

現在、宮崎県宮崎市に住んでいる39歳です。

宮崎の大学で「社会課題・地域課題へのマーケティング利活用モデル」について研究しながら、マーケティング論が専門の大学教員をしています。

高校生・大学生含めて地域の皆さんからは
「宮大のちょんまげの人?」
「スーツでサーフィンしている人?」
と呼ばれたりしたりしています。

アントレプレナーシップ教育にも取り組み、大学内外で創業・成長の支援に取り組んでいます。起業家育成という視点より、自分の人生を自分で受け止め自分で決断し、自分で進めていく事ができるチカラの獲得に取り組んでいます。大学院のMBAコースでは客員教授として「ウェブマーケティング戦略」の指導をしています。

大学の研究室ではデスクリサーチばかりでもなく、全国各地へ伺うことも多く、学生たちと研究やプロジェクトに取り組んでいます。

また、昨年度までは宮崎県日南市のローカルベンチャー事務局 総合プロデューサーとして、人口約5万人のまちでの創業・起業家誘致・事業成長支援・事業承継の企画に取り組ませていただきました。同時に、全国のローカルベンチャーの魅力的な仲間と日本各地で「地域の魅力」と「自分の好き」をかけ合わせての事業づくり・成長する仕組みづくりに取り組んできました。

4年前の大学着任前までは、マーケティングを軸に営業・事業企画・組織づくり・事業再生・M&A・経営戦略に携わってきました(アイレップ取締役、あいけあ代表取締役、インターネットインフィニティー執行役員、面白法人カヤック 事業部長、アラタナ取締役など)。


・面白法人カヤックとの関係

カヤックLivingは面白法人カヤック(株式会社カヤック)の子会社なので、言ってしまえばちょっと出戻り?里帰り?感があります。

2013年に宮崎にUターンするまでは、面白法人カヤックに所属していました。

カヤックでは演出部・企画部として当時の新規事業の「こえ部」のディレクター、CS、ゲーム事業のディレクター・プロデューサー・事業責任者、ナカマップ(現:Lobi)などの新規サービスのディレクターとして事業開発や、事業戦略・経営戦略などに携わってきました。

そう、サイコロ給でサイコロをふってました。


・なぜ、カヤックLivingに参加したのか?(誰とするか)

カヤックの柳澤と松原からカヤックLivingとSMOUTについて話を聞いたとき、


「僕、たぶんコレ好きなやつだ!」 という直感


今回の参加は、今までの出会いや経験、取り組みとつながっているのです。
わたしには、自然な流れであり、

ココロとアタマでハラオチしたとも言えます。

そのハラオチ、直感ポイントをご紹介すると、
「カヤックLivingのみんなが素敵だった」ということ

わたしも大事にしているのは
「誰とするか」「何をするか」「どこでするか」
だったりします。

この「誰とするか」という点で、カヤックLiving設立時からの代表の松原と一緒のプロジェクトに関われる事はとても魅力的でした。

わたしがカヤック時代、同僚として尊敬しカヤックらしさを体現する一人が松原でした。

広報のスペシャリストであり、経営陣の壁打ち相手であり、面白法人カヤックを内外で言語化・可視化するクリエイターとしてみていました。

その松原が取り組む、地域の魅力やストーリーを言語化・可視化するSMOUTのサービス、そのプロセスはとても魅力的でした。


そして、今回おなじタイミングで代表となる中島。
実は、数ヶ月前にはじめてオンラインで会いしました。

はじめての印象は「ふわっ」。

人あたりがソフトで、じっくりと考えて言葉にします。キャリアの前半が同じネット広告業界の出身であり、同じく猫が好きで、すぐに気が合いました。(懐かしい思い出話的には、オーバーチュアの話とか)

これからの経営・事業戦略、目の前の課題への対応、メンバーとのコミュニケーションのあり方、3人でのやり取りを通して、中島に感じたこと

「あーカヤックLivingぽい!」

これは、カヤックLivingが大切にしたい価値観、カヤックが向き合ってきた「面白さと経済性(収益性)」のバランスのとり方をとても尊重するスタンス。自然に取り込みながら、今までのキャリアで培ってきた能力を掛け合わすという活かし方がとてもうまいんです。

「中島さん 素敵だなーーー」って思えたのです。


そして、「カヤックLivingのみんな好きだなー」と思えたのは大事な決め手でした。

自分たちで新しい価値観の提案・定着に挑戦しながら、地域の価値観や可能性を信じ、探し、見つけ可視化するプロセスを丁寧に進めていく様子をみてきました。とても真剣で、楽しんでいる。

なにより「いい人ばっかり!」 これ大事!

個性豊かなメンバーのみんなの悩み・楽しみ・期待・不安について話をしたり、取り組んでみたりする姿は、とても気持ちがいいし、「みんなとならチャレンジしたくなっちゃうな」、「仲間にいれてほしいな」と思ってしまいました。


この3点で「誰とやるか」という一番難しいポイントが するっ とクリアしてしまいました。


・カヤックLivingと一緒に見る未来の社会のカタチ(何をするか)


ストレートに言えば カヤックLiving が目指している世界はわたしが目指している世界と繋がっていました。


ビジョンの「暮らしをつくろう」がとても好きです。

20年近く前に進学で宮崎から東京に出た時、

不安な気持ちもありましたが、
自分の居場所・居心地の良い場所をつくろうとしました。

転職や起業もしました。

それは、社会・会社というコミュニティのなかで
自分の存在や価値を確認しながら
自分の居心地のよい場所”暮らし”をつくろうとしたのです。

いい時だってあるし、悪いときだってある
そんな変化の中で、
いつだって自分や大切な人がより楽しく
幸せになれるように
わたし自身がワクワクできるように
暮らしをつくり続けてきました。

そして、わたしはいま宮崎で”わたしの暮らし”をつくっています。

この”暮らしをつくる”という過程がドキドキしたり、
ワクワクしたり、楽しくてわたしは好きなのです。

そしてこの楽しい選択を
自分らしく生きる一つの手段として
今だからこそ
多くの方に再確認してほしいし、体験してほしい。

SMOUTは、自分の好きを大切にしながら”暮らし”をつくりたい人へ
向けたサービスだと思っています。

あなたの好きを大切にした暮らしをつくってほしい

あなたの好きを確認したり、思い出したり、気づいたり、出会ったり
することができる”暮らし”をつくるプラットフォームがSMOUTだと
わたしは思っています。

地域という言葉は場所だけを指しているのではなくて、
人や歴史や空気やいろいろな資源(要素)が詰まっている存在です。

そんな要素がたくさんある地域を多く知り、触れてみたり
体験すれば、自分の好きを大切にする選択肢を手に入れることが
できるのではないかなと思っています。

(「好き」と断言ができなくたって、興味がある・関心がある・気になるを好きというカテゴリに入れてしまいましょう)

わたしは、より多くの方に”暮らし”をつくっていただけるよう
SMOUTのコンテンツのあり方、地域の資源の活かし方などについて
取り組んでいきます。

SMOUTに登録してみると面白いよ


・地域資本に関しての考え方(どこでするか)

カヤックの柳澤は昨年出版した「鎌倉資本主義」において
今までの資本主義だけでは解決できない地域の持続的成長という課題に対して、「地域」の持つ3つの資本の価値を可視化し測定することで、持続的成長が可能になるのではないかと投げかけています。

地域資本・・・その地域の人々の暮らしを本質的に豊かにするモノやコト
地域経済資本 -財源や生産性
地域社会資本 -人のつながり
地域環境資本 -自然や文化

SMOUTは、この地域資本(特に社会資本や環境資本が中心)を可視化することで、地域資本に価値を感じる人と地域・人をマッチングすることを考えて作られたサービスです。

この地域資本を測定するにも、気づかなければ測定対象ならないのです。また、この地域資本は外からでは見えなかったり、内にいると気づきにくいなどの特徴があります。

わたしは「宮崎」という地域を拠点とします

この地域にいることで測定対象となる地域資本を探索するための仮説を立てやすくなると考えています。内と外の両面から地域資本を探り測定することで、より多くの方に地域資本の価値、存在を知っていただきやすくなる。


もう一つの視点からみると、SMOUTのビジネスモデルは、地域の方と地域外の方とのマッチングを推進することで手数料を頂くモデルです。


一般的なビジネスモデル評価として、このビジネスモデルを中核として成長させるためには、マッチング対象となる地域・利用者数を増やす(数を増やす)か、マッチングの質(単価を上げる)かの選択となります。

SMOUTは、この表面上の2つの数字だけを追いかけているわけではありません。

地域で見つけられない地域資本をSMOUTが地域と一緒に見つける、作る、磨くことで、利用者数や質を増やす・上げるのではなく、地域資源を創出することが可能だと思っていますし、その結果として顧客の存在自体を創ることが可能になると考えています。

この点でも私は地域の内ですることに価値があると考えています。


・わたしたちは挑戦しなければいけない

カヤックLivigの事業内容はWebを活用した住まいと地域に関する面白クリエイティブ事業です。

面白クリエイティブ事業・・・・

なんとも面白そうだけど、難しそうな事業ではないですか?

この「面白」ということの(わたし的な)考え方としては、
ものごとの見方をかえるという意味でとらえています。

今・現在・わたしの見方だけではなく、新しかったり、古かったり、多様な見方で住まいと地域に関わるということです。

これは簡単そうで、簡単じゃないけど、やろうと思えばできるものだと思ってます。(カヤックにはブレストもテクノロジーもありますしね)


正直なところ、日本の地方・地域ではなにか諦めていたり、流されていたり、見なかったふり、やっているふりしている空気ありませんか?


そんな空気をカヤックLivingは変えることができます。
それは、見方を変える方法を一緒に考え、取り組み、事業として推進していくことが事業内容だからです。

地域の魅力(地域資本)にカヤックLivingが掛け合わされることで、
面白い(多様性のある)地域資本を創ることができると信じています。

カヤックLivingも、地域も、わたし自身も 
今の見方だけでない、面白い見方を手に入れることに
挑戦しなくてはいけません。

それはチームとしても個人としても
大切なものを大切にするために


諦めを受け入れるのではなく
アイデアと勇気をもって
仲間とともに挑戦したい。

僕らが生きる地域・社会は
もっと幸せでワクワクすることが可能だと
信じるために挑戦する。

そんな気持ちと姿勢でカヤックLivingの仲間に入れてもらいました。

よろしくおねがいします。



私の主は大学での研究・教育に変わりはありません。

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