昼下がりの日比谷にて
お昼過ぎの東京・日比谷。
丸ノ内周辺を訪れたついでに、日比谷公園を散策してみました。日比谷公園に入るのは初めてです。
さて、祝田門から公園に入ると、「三笠山」という標識が。
「え、山なの?」と驚くくらい、とっても小っちゃい山がありました!
近くのテニスコートからはテニスに興ずる朗らかな声も耳に弾んできます。
そこから少し歩いていくと、大きな物体が見えてきました。それは「自由の鐘」というのだそうです。
台座には、英文の金属板がはめ込まれています。
その金属板によれば、日比谷公園にある「自由の鐘」は複製とのこと。だけど、その寸法と音色は、1776年に米国が独立した際に鳴り響いたものと同じみたい。
そして金属板の最後には、こんなことも書いてありました。
私は単純なので、鐘の前に立っちゃいましたから、「頑張って献身します」と張り切りざるを得ません。
だけど、「自由の原則」と一口に言っても、なかなか難しそう…
「『自由の原則』を、より広く言い換えれば、『人権』ということかしら」と頭を捻り始めてしまいました。
「そいえば、前に国際法のゼミで『人権は普遍的な概念なのか』みたいな話題になったなぁ」とか。
「ムスリマの友人とジェンダー・セクシュアリティについて議論したとき、意見が違いすぎてびっくりしたなぁ」とか。
昔の記憶がいくつか蘇ってきます。
そんなことを縷々考えながら歩いていると、変な石と出会いました。
隣にある看板によれば、これは「石貨」というようです。
どうやらミクロネシア連邦のヤップ島で貨幣として使われていたらしい。
「いや、めちゃんこ、でかいやん笑」。
で、日比谷公園の石貨は、約100年前は、1000円くらいの価値があったとのこと。
今で言うと、何円くらいになるのかしら…
それはさておき、たぶんこの石貨みたいに、地域や歴史的な文脈によって「自由」や「人権」の捉え方も異なりうるのかもしれません。
だけど、ポジティブな方に、より多様な選択肢が保障された社会になってほしいなと、私は思います。
ので、私も"A FREE CITIZEN IN A FREE LAND"であるために精一杯努力していきたいです。
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ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。最近は気温の変化も大きいので、お身体にはお気をつけてお過ごしください。
それでは、また!
Take care & see you later!