YU-TOの頭の中 "良いライブ" とは?
どうも皆さん、YU-TOです。
"ライブ" という興行に遊びに行ってみたり、自分でもやる立場になり出してから結構な年月が経っているけれど、未だに "良いライブ" というものの基準が分からない。
ある程度は演奏がキッチリしていないとダメであることは確かなのだけど、そこはもう絶対条件で、いくら完璧な演奏を披露していても全く面白味がないライブというのも確実に存在する。
ライブ運びにしたって、MC無しで突っ切るアーティストもいれば、下手すれば演奏時間よりも長いMCを行うアーティストもいるようにそれぞれで全く異なるし、お客さん側の価値観によってもその基準は変動するだろう。
ステージに立つ側としては、"このくらいのことを披露すれば、良いライブとして認定してもらえる" みたいな明確な基準があったら随分楽になるとは思うのだが、ライブというのはそういう杓子定規的なことが通用するものではない。
むしろ、そういうあからさまな基準がなく、観た人それぞれのその時の心の状態や価値観で良さが変わってくるからこそ、ライブというのは魅力的なのだろう。
ここ最近のバンドは、ライブのアベレージがとても高いバンドが物凄く多いように感じる。
まず、演奏力の無さでガッカリさせられるということは今時のバンドに関しては殆どない。
まず根本の技術力が明らかに向上しているし、ドラムはクリックと同期に合わせて演奏しているから、リズムのハシりモタりがほぼなく、機材も最新鋭のものを揃えているため音も良くて、結成数年のアマチュアでもそれなりに音が良くてまとまって聴こえる演奏のライブが当然のように出来てしまう。
そんなバンドがうじゃうじゃいる中で、頭ひとつ飛び抜けるのは、自分も含めて本当に大変だ。
技術や楽曲そのもののクオリティだけで勝負出来る時代はもうとっくに終わりを迎えていて、これからはもう "それ以外の何か" で勝負していかないと生き残れない時代になって来ているのかもいない。
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