YU-TOの頭の中 ここ最近の酒飲み事情~クラフトビール~
どうも皆さん、YU-TOです。
宣言明けして時間も経ち、ようやく外で堂々と飲める日々が戻ってきていることもあって、ここ最近は割と頻繁に飲みに出掛けている。
友人と行くこともあれば、1人で行くこともあるのだが、ここ最近はふらっと1人で飲みに行く楽しさを覚えてしまった。
静かなバーというよりは、少し騒がしいような居酒屋やパブに敢えて1人で行って、周りから聞こえてくる話に対して「うわぁー、下らねぇー」とか思いつつ飲む酒は中々の味わい深さだ(性格が悪い 笑)。
それにしても、ここ最近はクラフトビールが飲める店が本当に増えた。
約8年ほど前、、いや、もしかしたらもっと前かもしれないが、INFERNAL REVULSIONで一緒だった石田氏からクラフトビールの存在を教えてもらい、彼にいくつかのクラフトビール専門店に連れて行ってもらったこともあったのだが、当時はまだ"知る人ぞ知る"という存在感であったように思う。
だが、今はそこかしかしこにクラフトビールを扱う店が出来てきて、どの飲み屋街にも必ず1店舗は"クラフトビール"と看板を掲げた店がある気がする。
これは当時からすれば考えられなかったことだ。
バンド界隈にもクラフトビール好きを公言する人も増えてきて、さらには実際に自分でビールを作ってしまう人達まで現れた。
"バンドがビールを作ってリリースする"という文化は昔からあったものの、少なくとも日本では自作してしまうレベルでクラフトビールに傾倒している人はいなかったと思う。
それだけ、ここ日本にもクラフトビール文化が浸透してきたということだ。
そういう背景もあり、ここ最近はよくクラフトビールを飲んでいる。
クラフトビールって、缶のデザインがどれも個性的で面白い。
この如何にも"アメリカ"という感じの健康に悪そうなデザイン(笑)はとても好きで、飲む前から「どんな味なんだろう?」とワクワクさせられる。
クラフトビールの世界は層が厚すぎて深入りする気にはならないし、銘柄もめちゃくちゃ多いから未だにどれがどんな味をしているのかが全く覚えられ無い(苦笑)。
たがら大体の場合は店に行ってその場のフィーリングでどんな味かも分からないまま注文して飲むことが多いのだが、大塚駅近くにある"TITANS"という店は、入ってすぐ左に冷蔵庫があり、そこから好きなものを買って外席で飲む事が出来る気ままさがとても心地良く、最近良く通っている。
目の前の商店街を行き交う人達を眺めながら1人外で飲むクラフトビールの味わいは、なかなかどうして格別である。
また、下板橋駅の"TOKYO ALEWORKS"にも最近よく足を運ぶ。
友人がこの店の近くに引っ越したことがきっかけで行ったのだが、自分が通っていた高校と物凄い近い距離にあり、「こんな場所にもクラフトビール屋が出来ていたとは、、」とビックリした。
店内もガヤガヤしていない、程よく落ち着いた雰囲気で、インテリアで置いてあるピンボールマシンは実際にお金を入れて遊べたりもする。
そして実はこの店、あのNAPALM DEATHとの共作で"SMASHING IMPERIALISM"というビールを出していて、これがなかなか濃厚でパンチの効いた味わいで、かなり美味い。
来日した際はメンバーも店に来るそうで、「こんな母校がある馴染みある場所にNAPALM DEATHが、、!」と感動(笑)。
ヘヴィで重めな味わいなものが多いクラフトビールとメタルの親和性は非常に高く、IRON MAIDENやDEFTONESもバンドオリジナルのクラフトビールを出していることは有名な話。
2013年にアメリカツアーに行った時、現地ではもうクラフトビールが完全に普及しきっているといった感じで、街の至る所に無数のクラフトビールが当たり前に売っていて、会場でもお客達がクラフトビールを買ってきて瓶でラッパ呑みしているという光景は、当時はとても新鮮に映ったし、まだまだ日本では見られそうもない光景でもあった。
そして、メタリックなクラフトビール(笑?)の名店といえば、横浜にある"THRASH ZONE"だろう。
名前と存在はずっと前から知っていたのだが、先日やっと行く事が出来た。
"SPEED KILLS"やHOP DEICIDE"など、如何にもな名前のオリジナルクラフトビールが取り揃えてあり、値段はどれも1PINT800円くらいで、1PINT1000円以上が一般的であるクラフトビールにしてはかなり安い値段。
どれも苦味が強いガツンとくる味わいで、アルコール度数も7~9度くらいな高めのものが多く、1杯飲んだだけでかなり良い感じに酔っ払ってしまう(笑)。
余計なフードなどは一切無く、ドリンクメニューはビール意外一切なし。
壁には初期SLAYERやC.O.C、LEGACY(初期TEATAMENT)のライブフライヤーがビッチリ貼ってあり、とてもワクワクさせられる。
ぶっきらぼうで雑な接客も逆に面白く(笑)、客に媚びない強気な姿勢はとてもヘヴィメタル的。
今はコロナの関係で土日営業しかしておらず、1人につき2杯までという制限があるが、それでも十分なくらいに自分にはお腹いっぱいな強力な"エクストリームビール"で、帰る頃には中々のヘベレケっぷりだった(笑)。
大人数で来れるような場所ではないが、今度はメタル好きな友人を何人か連れて行ったら楽しそうだ。
そんな感じで、ここ最近の酒事情はクラフトビールに再ハマりしているという現状であるが、クラフトビールの世界は本当に1度ハマると本当に抜け出せなくなりそうな気がしている(笑)。
強烈なホップの香りと苦味はクセになる麻薬的な魅力があるし、カクテルっぽいフルーティーさを感じさせるものもあるから、何せ飲んでいて飽きない。
缶や瓶もデザイン性溢れるものが多いから収集したくなるし、それが好きなバンドが作ったものであったのならば尚更だ。
いやはや、このままのペースでハマって行ったら、もしかしたら数年後には自分もオリジナルビール制作に手を出し始めてしまうかもしれない(それは流石にないと思うが 笑)。
これは完全に沼ですな、沼。
そんな事を書いていたら、この後ワクチン接種にも関わらずクラフトビールが飲みたくなってしまった、、。
いかんいかん(笑)。
いや、でも、酒は飲んで良いって信頼できる情報筋から話を聞いたからちょっとくらいなら、、、。
只今、絶賛格闘中(笑)。
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