YU-TOの頭の中 現状に対する満足は敵では無い
どうも皆さん、YU-TOです。
ここ最近、1年くらい前に読んだこの記事の内容が自分の頭の中で頻繁に反芻している。
ヒップホップ界隈で活躍するプロデューサー、Chaki Zuluさんのインタビューなのだけど、物凄く本質的なことに気付かされる内容で、読んだ当時とても感動した。
この記事のタイトルにもなっている、"満足していないと次のステップには進めない" という言葉、めちゃくちゃ良いなって思う。
一般的な考え方で言ったら、"現状に満足してない" って、何だか向上心があるアスリート的な良い姿勢であるようにも思える。
「満足してしまったら、そこで終わりだ!」みたいな姿勢こそが正義というか(笑)。
自分自身も、無意識のうちにそういう姿勢で音楽をやるのがデフォルトになってしまっていた気もする。
満足するのが恐かったり、生ヌルい人間になってしまうのではないかと感じてしまったりして、満足を敵だとみなしてきてた。
だけど、そんな生き方は常に渇望感が生み出され、思い描いていたことが実現出来たとしても、「想像してたのと違う、、」とか感じてしまったり、、、。
"夢を叶えた時には次の夢に向かってるから別に嬉しくない" という現実があるのは分かるのだけど、じゃあ何故夢やら目標やらを人は生み出すのかと。
本来であれば、物事を達成する幸せを感じて、満足感を得るために夢や目標を持っているのに、1つ達成しても「まだ足りない!」ばかりで、周りと自分を比べて無駄に落ち込んでみたりとか、何だか今までそんな事の繰り返しだった。
ただ、最近はそんな気持ちが出てきたとしても、1回現状の良いところを見つけて、満足してみることにしている。
別に自慢出来る年収は無くても、ドラムを叩き続けられてる。
別に自分よりも巧いドラマーはいっぱいいるけど、自分のドラムを褒めてくれる人も、自分のレッスンを受けに来てくれる人もいる。
別に革命的な事は何も起こせてないけれど、少なくとも中学時代に夢見てた事は全部出来た。
こんな風に、足りないところじゃなくて今自分が持っているものにしっかりと目を向けて、そこに1度満足してみる。
こんな事ばかりやってたら、先に進むためのモチベーションが下がってしまうのではないかと思うかもしれないが、むしろ逆だ。
現状に1度満足してみることで、視点が一気に "今" に変わる。
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