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近況報告を正直な気持ちで綴る記事
どうも皆さん、YU-TOです。
桜が満開かと思ったらあっという間に散り始め、もはや葉桜と化している木々も現れ始めた今日この頃。
世の中は去年と変わっているのかいないのか分からない状況ですが、自分自身は色々な物事の実現に向けて着々と動き出しています。
多分、この言葉だけを見ると「凄くポジティブな心情なんだな」と思って頂けるかもしれませんが、正直そうでもありません。
もう本当に、この数ヶ月間は毎日色々な事を考え過ぎて嫌になり、「いっそ全てを投げ出してしまおうか」と思ってしまった事が幾度となくありました。
「どうしたYU-TO、病んでるの?」と聞かれたら、、、
まあ、病んでると言えば病んでるのかもしれません。
でも不思議とそういう感じでは無く、「何だかこの感覚、久々だわ」っていう気持ちの方が大きい。
現在、自分はDark Urban Boysgroupのアルバム制作とTHOUSAND EYESのプリプロ作業、ドラムレッスンと激人探訪を再始動させる準備などを並行してやっているのですが、本当に色々な事を考えさせられる毎日を送っていて、、、。
だから今日は近況報告というか、それぞれの活動に対する現在の心境などを洗いざらい綴っていきたいと思います。
1.Dark Urban Boysgroupのアルバム制作
はい、わたくしが気を揉んでいる最大の理由がこちらでございます(笑)。
もう制作が遅れに遅れている。
当初の予定では明日4月1日が配信リリース日の予定で、もうこの時点では用意しているMVも全て公開されているはずだった。
しかし諸々の事情でマスター音源の完成が遅れまくっていて、今の時点でまだ2曲のアレンジとミックスが終わっていない。
正直、ちょっと前までイライラがピークに達している状態で「マジでXXしてやろうかな?」みたいな事を毎日ずっと考えてた(苦笑)。
まあ作品作りに遅延は付き物なので、焦らずゆっくり(いや、なるべくは早く 笑)進めれば良いかなと今は思えているのですが、、、。
そんな事を考え続けている状態の中で、ある時ふと思ったんです。
「何故今回に限って、こんなに自分はイライラしてるんだろう?」って。
これまでだって制作が遅れることはあったし、「マスター上がってこないなー。」と思うこともあったけど、ここまでイラつくのは本当に数十年ぶりの事。
それでね、最近ちょっと原因が分かったんですけど、これってやっぱりDark Urban Boysgroupが"自分のバンド"だからなんですよね。
"自分だけのもの"っていう意味では無く、あくまで自分が0から作ったバンドっていう意味で。
自分はこの10年間、"自身のバンドを持つ"という事を放棄した音楽人生を歩んできました。
途中何度か「バンドを持とうかな」とは考えたし、Dark Urban Boysgroupはそんな思いから生まれたバンドだったけど、ちゃんとやれないままズルズルと時間だけが過ぎて、あっという間に10年という月日が経ってしまって、、、。
そうなってしまった要因は、「自分で結成したバンドじゃない方が楽だから」という気持ちが心のどこかであったから。
"人が作った看板を背負う"っていうのも難しい事ではあるし、責任だってある。
でも、"自分が作った看板を背負う"っていうのはもっと難しいし、もっと大きなというか、タイプの違う責任が自分にのし掛かってくる。
だからこそ、思ったように物事が進まないと必要以上にイライラしてしまう。
もちろん他メンバーだっているし、全ての事を1人でやってる訳ではないですけどね。
そして、やっぱり"作った音源がダサい=自分がダサい"になってしまうというのは確実にあるし、自分のセンスがバンドの色に直結されている訳だから、もう他人の評価に対する一喜一憂度合いが半端じゃなく大きくなってしまう(笑)。
少し前にね、Dark Urban Boysgroupの曲を友人に聴かせたら酷評されて、めちゃくちゃショックを受けたんですよ(笑)。
でも同時に、それが不思議と嬉しくもあって。
以前も書いたかもしれないですが、ここ4年間くらいの間に参加したバンドの作曲に、自分は一切携わっていません。
人のバンドで叩く時は基本的に"その曲の作曲者が求めるドラムを叩く"事を信条としているので、本当の意味で"自分のセンス"が出せた作品って、多分もう6年くらいはリリースされてないと思います。
2013年〜2015年まで参加していたINFERNAL REVULSIONに関しては、元々ずっと一緒にバンドをやっていた太田君と共作した楽曲が割とあったから、まあまあ"自分のセンス"みたいなのが出せてたかな?とは思うのですが、、、。
でもUndead CorporationやDEVIL WITHINの楽曲って、ほぼ100%社長のセンスだし、TEARS OF TRAGEDYはサポート参加だったから自分の持っている音楽センスみたいなものって当たり前だけどほぼ出てない。
だから仮に作品が酷評されたとしても(全て高評価の傑作でしたが)、ショックはショックだけど「えー、マジでぇ?」くらいなノリで別に悔しさみたいなのは無いというか、、(笑)。
こういう事ってあんまり言わない方が良いのかもしれないけど、それが自分の正直な気持ちだから仕方ない。
人様が作った音楽を表現するんだったら、そのくらいの気持ちの方が自分は良いと思ってる。
0から作曲に携わってないのに「俺のカラーを色濃く出せました!!」なんて事を自負出来るセンスなど、自分は持ち合わせていないです(笑)。
もちろん不満があるって訳では無く、自分が敢えてそういう道を選んだのだから仕方がないし、「いやこんなカッコ良い曲叩かせてもらってありがとうございます!」っていう気持ちの方がむしろ大きいくらいで。
でもやっぱり、自分が考えたバンド名で0から作曲に携わった楽曲がリリースされるって凄いドキドキするし不安もあるけど、不思議な充実感みたいなものがある。
聴かせた友達に酷評された曲って、自分を含めたバンドメンバー全員が「これは良い!」って思ってた曲だったんですよ(笑)。
だからね、「あれ?、何かオレ達って感覚ズレてる?」みたいには思った(笑)。
でも何か、そんな気持ちが今すごく新鮮で。
「この感じ久々!」というか、「何か、クリエイティブだなっ!」みたいな(笑)。
仮に、その酷評を聴いた人全員から浴びせられたとしても、、、ってまあ1番の酷評って"シカト"だと思うんだけど(苦笑)別に後悔はないかな。
もちろん、めちゃくちゃ悔しいですけど。
ただ本当に、Dark Urban Boysgroupって自分が演りたい音楽の全てが詰まったバンドだったなって思う。
今回の『CREMATION』をリリース以降、活動する予定はほぼ一切無いけど、ただ単に自分が演りたいだけの音楽をリリース出来るって事自体がもう贅沢っていうか、音楽人生のゴールっていうか。
それを人がどう評価するのかは今の時点では分からないけど、どうせこれで終わりだし、「人の評価とかどうでも良いか!」みたいな気持ちもあったりする。
「ダサい」って言われたら死ぬ程ショックだけど(笑)。
早くリリースしたいし、早く完成した音源を聴いて自己満足に浸りたい(笑)。
「ヤベェーの出来たぜっ!!この良さがお前らに分かるか?!」みたいな究極の自己満足の海に早く溺れてみたいものですね(笑)。
以前書いた記事でも言及したけど、今回のDark Urban Boysgroupの作品にはTatsuとGaryuという全く個性が違う2人のボーカリストが参加していて、ベクトルの異なる2つのサウンドが混在する、実にカオスな仕上がりの作品になってます。
"GaryuとのDark Urban Boysgroup"は、"メタルがバックグラウンドにあるHIP HOP"って感じ。
"TatsuとのDark Urban Boysgroup"は、スクリームを一切入れずに歌のみでどこまでエクストリームなサウンドを表現出来るかっていう事を追求したサウンドになってる。
"スクリーム無しのエクストリームスクリーモサウンド"というか(言葉が矛盾し過ぎ 笑)。
どっちも自分的には「何てクールなサウンドなんだ!」って思ってるから、それが聴き手にも伝わってくれる事を祈ってます。
もし伝わらなかったら、、、、
まあ良いや、死にはしない(笑)。
2.激人探訪の復活に向けて
"スピンオフシリーズ"は度々出していながらも去年の12月以降更新が途絶えてしまっている激人探訪。
緊急事態宣言も解除されましたし、そろそろ復活に向けて本格的に動き出そうかと。
具体的な取材日程などは何も決まっていないのですが、現時点では無料記事に戻す方向で考えています。
有料記事だと"取り上げたゲストのファンにしか読んでもらえない"という事がどうしてもあって、それだとゲストの音楽観だとかが幅広い人達に伝わっていかない。
"1記事500円"って別に高くはないと思うけど、動画ですら無料で観れるのが当たり前のこの時代に、"名前だけ聞いた事ある人"の記事に500円払うか?っていう話で。
もちろん執筆には時間も労力も掛かるし、価値あるものを提供しているという自負もあるから、どこかしらで収益化はしないといけないのだけど、やっぱり読まれないと意味が無い。
読者(ファン)からお金を取るのか、アーティストからお金を取るのか、いっその事一切収益化をしない姿勢で書くのがベストなのか、、、。
「上手い落とし所ないかな?」というのを今思索中で、何となくの筋は見えてきているので、まとまり次第復活させます。
有名無名はあまり問わず、幅広い層のミュージシャンを取り上げさせてもらいたいし、読む人にも取り上げさせてもらったゲストにも、何らかの利益をもたらせるコンテンツにしていきたいと考えているので、もう少々お待ちください!。
3.THOUSAND EYES、4thアルバムに向けたプリプロ作業を開始
紆余曲折(?)ありつつも、少しずつですがニューアルバムのレコーディングに向けた準備作業を開始しています。
KOUTAさんの腕の手術も無事終わり、あとは無理せず完治に向かってくれる事を祈るのみですが、本人は至ってあっけらかんとしているので(笑)そこまで心配しなくても大丈夫かと。
現在、新曲のドラムフレーズを固めていて、まだ1曲しか完成していないものの話が早い早い(笑)。
自宅でフレーズを練ってる時も「こういうドラムをKOUTAさんは求めてるんだろうな」みたいな部分がハッキリと見えるので、非常にやりやすいです。
ここ4年位の間に自分が携わった制作は、ライブも、何なら音合わせも一切しない状態でいきなりレコーディング
に突入するという事が殆どでして、、、。
現代においては寧ろそれが当たり前だし、自分の中でもそれが無意識的なデフォルトになってしまってる部分もあったんです。
それはそれで刺激的で楽しいけど、やっぱり作曲者の"ツボ"みたいなのを理解した上での制作っていうのも"自分の役割"がハッキリと見えて、なかなか乙だなーと感じてますね。
今回のTHOUSAND EYESみたいに、"過去曲も大体叩けて、スタジオで何回も音合わせと意見交換をした上でライブも経験して"という状態で制作に入れるのってかなり久々だし、現代においては貴重なこと。
自分がTHOUSAND EYESに加入してから、何やかんや2年という月日が経ってしまいました。
その間に世間が混乱して色々と大変でしたが、加入から制作まで期間があったからこそ円熟出来た部分もあったのかなと思ったりして、これはこれで良かったのかもしれません。
まだ先は長いですが、このペースでプリプロが出来れば、そこまで時間も掛からずにレコーディングに突入出来るかな?とは思うので、期待して続報をお待ち下さい!。
最後に
とまあ、今回はこんな感じで近況報告をさせてもらいました。
色々とぶっちゃけた部分もありましたが、無難な近況報告記事なんか面白くも何ともないでしょ?(笑)。
悩みや不安もあったり、焦りのような感情を覚えてしまう日もありますが、出来る事をやっていくしかない。
様々な事を積極的かつ主体的にやっていくという事は時に辛く、自信を失いそうになることもありますが、"まずは動く"という事が大事。
その中で、自分が今何をすべきかを考えて、歩みを止めないこと。
それを意識して日々を過ごしていきたいものですね。
大丈夫です、病んではないです(笑)。
また、何かあったら記事にして皆さんにご報告します!
ではでは〜。