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自分をぶっ壊すための自己分析。

先週は投稿できず大変失礼いたしました。

今回はタイトルの通り、自己分析をテーマに書きたいと思います。

そもそも、自己分析をしたきっかけは、自分の成長計画立案でした。
目標達成のためには理想と現実のギャップを埋める必要があり、その戦略を立てる上での第一歩として、現実を知ることが求められました。
自分の強みや弱み、価値観は何なのか。客観的に知ることで、理想との距離を測ることができ、いかに効率的に目標を達成するかを考えることができます。

自己分析の手法としては以下の2つを用いました。

  • ストレングスファインダー®(Gallup社)

  • 16Personalities性格診断テスト(MBTI診断)


ストレングスファインダー®の結果。

ストレングスファインダー®は、アメリカのギャラップ社が開発した、人の「強みの元=才能」を見つけ出すツールであり、Webサイト上で177個の質問に答えていくものである。

人が持つ様々な才能をあらゆる角度から抽出して、それらを最も共通性のある性質で分類し、最終的にそれらは34の資質として特定された。

ストレングスファインダー®を受けると、その34の資質がどういう強さの順番で現れるのかがわかる。

ストレングスファインダー®により明らかになった、自分の上位TOP5の資質について紹介したい。

①学習欲
学習意欲が高く向上を常に望む。学習の結果よりもプロセスに心惹かれる。
新しいアイデアや知識を渇望する傾向があり、理解が難しいテーマに惹きつけられる。

②未来志向
未来がどのようなものか考えるとエネルギーが湧き出てくる夢想家。
達成したいことに対する鮮明なイメージを常に描いており、「考えられることは実現できる」という概念に同意している。
目標達成のための長期的な戦略を描くことを好み、自分の将来に責任を持って行動する。
周囲の人々に自分のビジョンを語り、人々を高揚させる。

③目標志向
目標を定め、その目標に向かって邁進し、目標達成に必要な修正を行うことができる。
自分と似たような考えを持つ人との交流を好む。

④達成欲
並外れたスタミナがあり、勤勉で粘り強く最後までやり通す能力を持つ。
多忙で生産的であることに満足感を得る。
自己改善活動に対して優先的にエネルギーを割く。

⑤調和性
意見の一致を求め、意見の衝突を嫌い、異なる意見でも一致する点を探る。

以上の結果から、自分の強みをまとめると
夢見ることで得られるエネルギーを原動力とし、目標の達成のために戦略を立てて、向上心をもって尋常でない努力ができる
となる。


16Personalities性格診断テスト(MBTI診断)の結果。

16Personalities性格診断テスト(MBTI診断)の概要については以下のサイトを参照してもらいたい。

結果から言うと、自分の性格タイプは建築家型(INTJ型)であった。
(内向型(I)、直観型(N)、思考型(T)、判断型(J))

〇想像力豊かで戦略的な思考をもつ。あらゆる物事に対して計画を立てる。
・物事や事象に見られるパターンや法則性を解読し、戦略を立てて行動する
・根拠となる事実やデータを探したり整理したりして、合理的な理論を立てる。
・常に思考を働かせるため、マイワールドに没入しがちである。
・計画性に優れるが、急激な変化やアドリブ対応は不得意で、自分の計画やビジョンに固執する。

〇学習意欲が高く、膨大な知識を吸収したり活用したりすることを好む。
・物事の仕組みに対して、鋭い洞察力をもつ。
・集中力が高い。
・専門性を追求する傾向がある。

〇完璧主義で、自分や周囲に対する期待値が異常に高い。
・凝り性で、自身のビジョンの達成のために尋常でない努力をする。
・寡黙で冷徹な野心家。
・自信にあふれ、自分や周囲を改善したいと考える。

〇人付き合いを煩い、1人で過ごすことを好む。
・少数の理解者と知性的な話題を共有し、刺激を受けることを求める。
・社交性が低く、誤解されやすい。


自己分析がもたらす問題。

自己分析の役割は、自分の強みを生かし、弱みを最小限に抑える行動を選択することで、成功の可能性を上げることである。

自分も当然それを目的に自己分析に取り掛かったのだが、自分のことを理解できたが故に生じる問題もあることに気づいた。

その一つは、他者との関わりの中で、指摘や要求に反発しがちになり、素直さや謙虚さを欠く態度を見せてしまうことである。

指摘や要求を自己分析と照らし合わせて、「それは自分の性格的に合わない」「そんなことできる人間じゃない」と、反抗してしまった。

特に、自分の強みを否定された時(要求と自分の強みが真逆の関係にある時)には、非常に大きなストレスを覚えた。

強みというのは本能的にかつ無意識に発揮されるものだから、強みの否定とは自分そのものを否定されることと同義であり、苦しい思いをした。人間的にサッカー向いてないのかもしれないと思いさえした。

では、この問題をどう解決していくか。
コントロールする対象を分けて考えると、解決策は2つ挙げられる。

  1. 自己分析結果を共有し、自分を相手に正しく理解してもらう

  2. 自己分析結果にこだわらず、柔軟に自分を変える

1は、相手をコントロールするという観点から考えられる解決策である。周囲の人々に自分の取扱説明書として自己分析結果を共有することで、コミュニケーションの円滑化や信頼関係の構築に繋がる。自分に合わせたアプローチをしてもらうことで、強みを最大限に発揮できる環境を作り出せるのだ。

今回、自己分析の結果を公表したのはそういう意図があるというのも理解してもらえると幸いである。


自己分析に縛られない。

とはいえ、他人をコントロールするのは難しく、期待したものを得られる可能性は低い。それならば、自分をコントロールする方が手っ取り早く、省エネルギーである。

それに、自己分析結果に沿った行動は基本的に、自分にとって「心地よい」ものばかりである。コンフォートゾーンから抜け出さない限り、成長は見込めない。自己分析結果が足枷となって行動を自ら制限するのは、成長するにあたって好ましくない。

自分を変えるといっても、強みが全く消え去るということはない。強みは常に発動しているものだから、自分を変える過程でも当然発揮される。

したがって、環境に適応し生まれ変わった自分というのは、強みが磨かれた状態、強みにプラスアルファがついている状態になっているはずだ。

自己分析で客観的に自分を把握できたからといって、それから逸脱することを恐れてはならないと強く感じている。自己分析すら疑う心は少なからず必要だ。

自己分析に対して否定的な姿勢を見せてしまったが、自己分析は要らないとは一切思っていない。むしろ、絶対すべきである。
壁をぶち破り続けて成長するためには、まず壁を知覚しなければいけないからだ。

自分を超えるために、自分を知る。
自己理解が完了した今の自分は、伸びしろしかないと改めて思う。

ありのままの自分で壁にぶつかり、素直に大胆に自分を適応させていく。

数か月後、数年後どうなっているか、楽しみだ。




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