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「作家」の重み
2年前から本をたくさん読むようになって、ある感情が芽生えてきました。
「自分でも本を書いてみたい」という感情です。
本を読めば読むほど、この感情が大きくなりました。
「死ぬまでに、自分の本を書いてみたい」
本が好きな人がたどり着く境地、自分の本。
でも、本を書くというのは、死ぬまでになんてスケール感ではなく、もっと簡単に書いて世に送り出せることを知りました。
電子書籍という方法で。
それを教えてくれたのは、八田零さんです。
零さんの著書『Kindle出版の練習はKindleでしろ』
実はこの本は、「死ぬまでに出版したい」という私に対して、零さんがアンサー的に書かれた本です。着想から1週間くらいで形にしてリリースしたのだとか。
今すぐ始められるKindle出版。
プロじゃない一般人でも書ける。
スモールステップで、書くことの練習として、等身大の自分の文章だから価値がある。
ならば。よし、始めてみよう!
ということで、昨年末から私もKindle出版に向けて動き始めました。
書くことのテーマを決めて、構成を決めて、本文を書いていって・・・
すでに出版している仲間にも相談したり、伴走してもらったりして。
書いていると、ふと思うのです。
「あれ?書けない」
スモールステップでいい、プロ並みじゃなくていい。
知ってるはずなのに、書こうとしたときにメンタルブロック的に何かの感覚が邪魔をして止まってしまう。
また本を読んだら書きたくなるかな~、という気持ちでまた本を読んでいると、今度はそのプロの文章のすごみに圧倒されて、また書けなくなってしまう。
本をたくさん読む→本を書きたくなる→本を書けなくなる→本をたくさん読む→圧倒されて本を書けなくなる
無限ループです。
本を読んでいると、やっぱりプロの文章力や構成力の凄さや憧れがチラついてしまいます。
それをいかに捨てられるか。
八田零さんにかけられた言葉
「Kindleってただのプラットフォームだよ」
「noteの有料記事と何も変わらない」
「noteはnoterなのになんでkindle作家なんだよwただのkindlerだよw」
ただのkindler(笑)
作家は重い。
私はnoter。
noteはサクサクかけるから、私がnoterと名乗れるように、kindlerになればいいんだ。
いま、一味変わった読書術をテーマにした、初のKindle本を執筆中です。
2月までには出したいけど、どうなることやら。
これからはnoteでも、kindleの作成過程について発信できればなと思います。
作家ではなく、kindlerだからね。
さて。書くのに疲れたから、本でも読んでこよう。