知識0でジャンクリモコンせどりに手を出してしまった男。
きっかけはYouTubeでした。
仕入れに行けない時は、YouTubeからせどりの知識を吸収すべく動画を見漁るのですが
そこで見つけたジャンクリモコンせどり。
へぇ、こんなのも利益なるんやぁ。
1本100円以下で買えたらなんやかんやで利益出そうなイメージやなぁ。
ヤフオクどれどれ。。。
1円出品めちゃくちゃ多いやん!
まあ落札出来ひんやろうけどテキトーに入札だけ入れてみよかな?どのぐらい相場で落札されるんやろ?
。。。次の日
めちゃくちゃ落札できとるやないかい!
250本もリモコン買ってしもたやないかい!
大丈夫なんかい!!!
コレは、不安しかないままジャンクリモコン250本以上仕入れてしまった男の記録です。。。
リモコンが我が家にやってきた。
ついにリモコン到着の日。
不安とワクワクに胸踊らせながら開封です。
検品や清掃に必要であろうものを午前中にコーナンで揃えて正午になった頃、、、
分かってたけどめっちゃ多い。
250本ちょいのリモコンは120サイズのダンボール2箱に入って届きました。
ダンボールのサイズと同様の本数のリモコンがだいたい収まるみたいですね!
コレは直して販売出来たとしたら送料が安く済みそう!
そんな事思いながらまず何から手をつけていいのやら。
まずはリモコンの仕分け
効率よく作業進めるのに何からしたらいいのか
とりあえず、売り物にならないリモコンはあらかじめ弾くべきだろう。と考えて、裏蓋のないリモコンと異常に古いブラウン管TVに使用するようなリモコンを先に取り除く事に。
約15分程で最初の仕分けは終わりました。
広い部屋でダンボールをあらかじめ作っておいてサクサク仕分け出来たらもっとスムーズに出来ると思います。
次に取り掛かったのが、リモコンの状態確認。
コレは、
稼働品
ボタン一部反応せず
ボタン全部反応せず
液漏れ
破損品、もはや古物リモコン
ボタン電池で動くリモコン
主にこの6タイプに分けていきました。
リモコンの動作確認方法
さて、リモコンの動作確認方法ですがすごいシンプルで簡単です。
リモコンに新しい電池を入れてスマホのインカメに向かってボタンを押してください。
リモコンの先端がカメラ越しに光って見えればしっかり動作してます。
コレを各ボタン、全て生きているか確認してひたすら分けていきます。。。
既にこの時点で4時間が経過していました。
動作品リモコンから利益出るものを探す
次に動作品の中から利益が出そうなリモコンをピックアップするのですがここで一つ気付きました。
先に全てのリモコンから利益出るものだけを分けてそれだけをチェックすれば良かった。
コレは痛いミスです。めちゃくちゃ時間ロスしたと思います。動いても動かなくても売れないリモコンチェックしてても何の意味もないですもんね。
若干ヤル気がなくなりながらも動作品から利益の出そうなものをリサーチかけてふるいにかけます。
リサーチの際に感じたのは、リモコン自体すごい回転のいい商品だと言う事と出品者が凄く多い事。
他の出品者との差別化を図る為にリモコン出品は写真を付けて売る方がいいのかなって感じましたね。
普段扱うセット本とかより写真での差別化が大きい商品なのかもと感じました。
この時点でジャンクリモコン購入額から考えてもプラスにはなりそうでしたが、どうせなら動作不良のリモコンも治せるものは直して利益に変えよう。
そう意気込んで今度はボタンの動作不良品をリサーチしていきます。
12時からはじめた作業も21時を迎えております。
やれるところまでやろう。
そう自分を奮い立たせて、稼働品のリモコンの清掃に取り掛かります。
実は一番大変な作業。。。
リモコン清掃に取り掛かってすぐに思いました。
いや、リモコン汚っ
清掃の終わりどこ?
清掃自体は雑巾に無水エタノールを染み込ませてひたすらリモコンを拭くのですがコレがなかなか終わらない。
なんせ謎の汚れがすごい。
細かいところは綿棒で清掃して全体は雑巾で。
これで1本だいたい10分かかりました。
途中ひどい汚れのものは余りに綺麗にならないから
解体して熱湯につけて汚れ浮かせてから拭き取り。
1本に30分とかかかっちゃってもう時間は23時。
ご飯も食べずに作業してたのでこの日は流石にここで切り上げました。
作業後に思ったのが、
1本の売り単価が安いリモコンで汚れが酷いものは廃棄してしまって時間ロスを減らした方が良いのではないか。
今回は検証もしてみたかったので無理矢理清掃までしましたが本来なら廃棄してもいいと思います。
清掃だけで、1本10分で出来たとしても50本清掃したら8時間半近くかかってしまいますからね。笑
修理作業へ突入
次の日以降は清掃を少しずつ空き時間で進めて修理の作業もぼちぼちと。
修理ってどうするの?ってところなんですが
自分が調べた感じだと、
一部のボタンが反応しないリモコンは基盤の清掃
全部のボタンが反応しないリモコンはLED部分の交換、もしくは、電池ケース部分の清掃
で治る感じでした。
一部のボタンが反応しないリモコンは通電の問題みたいで主に手垢なんかが通電の邪魔になってて反応が鈍くなってるようでした。なので、基盤のボタン部分を綿棒で清掃。それでも通電が悪い場合はアルミの流し台テープを小さくハサミで切って張り付けて通電しやすくし元に戻してって形で修理。
全部のボタンが反応しないリモコンは電池からの電気がサビなどで伝わってなくて反応していないパターンと、通電してるけどLED部分が死んでて信号が飛ばせないパターンの2種類があるみたいです。
LED部分の修理にはハンダコテが必要なので、この修理が必要なパターンは直さず廃棄扱いにしました。
通電してないパターンはエレクトロニッククリーナーというスプレーを振って清掃してサビを落としてあげました。
(こちらの作業は全て終わってないので完了したら追記します)
リモコンせどりデータまとめと感想
さて、ここまで作業内容をざっくり流し書きしましたがここで今回のデータ諸々のおさらいをしたいと思います。
ジャンクリモコン
・本数 256本
・仕入れ額 10,000円+送料3,344円
・稼働品⇨予想販売額 33本で47,000〜60,000円程度
一本当たり平均1320円〜1800円の販売額
・不良品⇨修理⇨予想販売額 17本 42800円前後
一本当たり平均2500円の販売額
・廃棄する200本以上のリモコン⇨ヤフオクで3000円で販売。(売却済み)
稼働品のみを販売した場合の利益
仕入れ値13344円-3000円(ヤフオク売却額)=10344円
稼働品33本で割ると、1本当たり313円の仕入れ値
最安値辺りの1本平均1320円で販売の場合、
1本当たり438円の利益 利益率33.2%
1本当たり1800円で販売の場合、
1本当たり865円の利益 利益率48.1%
14454円〜28545円の利益が出る事が分かりました。
次に、修理までこなして販売した場合です。
稼働品+修理販売の場合の利益
仕入れ値13344円-3000円(ヤフオク売却額)=10344円
稼働品33本+修理品19本で割ると、1本当たり199円の仕入れ値
最安値辺りの一本平均1727円販売した場合(合算の平均値)
1本当たり904円の利益 利益率52.3%
基準値辺りの1本平均1977円で販売した場合、
1本当たり1126円の利益 利益率57%
47008円〜58552円の利益が出る事が分かりました。
終わりに
さて、今回の検証ではこのような結果になりましたが皆さんの想像と差がありましたでしょうか?
ひたすらに書き殴ったらめちゃくちゃ長文になってしまいましたね。笑
今回、個人の感想としては購入したジャンクリモコン自体ハズレなほうなのかなぁと感じましたね。利益のいいリモコンは軒並み裏蓋なかったりしたので。
それも踏まえてコレを見てやってみようという方は、
ヤフオクでリモコンを購入する時に出品者は単品での販売をしていないか。
ここをチェックしてみると良いかもです。
ジャンクまとめだけでなく、単品売りもしてるアカウントだとリモコンの価値がわかってて良いリモコンは抜かれた後の可能性が大いにあるかと思います。また、ある程度本腰入れて取り組みたい方は、
不良品で販売できないが売る事が出来たら大きな利益の出るリモコンの裏蓋は取ってストック
しておくと後々の利益に上乗せされていいかと思いました!
当たりハズレは大きい商品になるかも知れませんが月に1000本ほど仕入れて1か月かけて検品、清掃。
月に一度の納品を繰り返していけば月利10万円以上は狙えるんじゃないかなぁと思いますね!
ただ、セット本に本腰入れてる自分にはもっと余裕ができてから参入したいジャンルかなって思いました!
このnoteが少しでも誰かの参考になれば嬉しいです😆
では、また^ ^