![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/164686419/rectangle_large_type_2_ed9e0cae04ff53ab93f8165765218e47.png?width=1200)
第13回知財若手の会書籍出版記念!TechnoProducer様とのコラボ企画(日時:12/14(土) 20:00~22:00) と『Patent Information For Victory ~「知財」から、企業の"未来"を手に入れる!』を読んで。
はじめに
今回は12月14日に迫った「第13回知財若手の会」の紹介と、
9月に発売された書籍「Patent Information for Victory」の概要と上村の感想について共有させてください。
日時:12/14(土) 20:00~22:00
形式:オンライン(チザワカスペース)
※リンクは、申込み後の「参加者への情報」をご確認ください。
ゲスト
楠浦 崇央(TechnoProducer株式会社 代表取締役CEO・発明塾 塾長)
畑田 康司(TechnoProducer株式会社 シニアリサーチャー)
著者は知財若手の会のスポンサーーでもある、TechnoProducer株式会社の楠浦さんです。(日頃から大変お世話になっております。)
書籍出版記念イベント「「知財」から企業の未来を見抜く~企業の将来性を見極める分析・投資スキルの磨き方~」
というテーマで合同企画を開催いたします!
当日は今回のために企業分析をしてくれた内容もお話していただきます!!
楠浦さんは、15年以上にわたり特許情報を用いた企業調査や新規事業支援に携わってきた知財の専門家です。
企業の将来性や成長力を見抜くための豊富な知識と経験をもち、そのノウハウや分析力は、多くの企業にとって重要な指針となり、
未来を見据えた戦略的な判断をサポートしています。
本イベントでは、特許情報を使って企業の成長性や本気度を見抜く方法を、
具体的な企業事例を通じて解説していただきます!
特許が投資にどう役立つかを、専門知識がなくてもわかりやすく学べる良い機会となります。
また、参加者の皆様には、質疑応答の時間も設けておりますので、直接楠浦さんに質問することも可能です。
企業の未来を見据えた新たな投資戦略を学びたい方は、ぜひご参加ください!!
さて、今回の題材となる書籍の感想をここに述べていきたいと思います。こちらのブログを読んだ上で、気になるなと思った方はぜひ、connpassで参加申し込みをしてください!!
「知財」から、企業の”未来”を手に入れる!
本書籍は
特許情報を活用して企業の真の価値と将来性を見抜く新しい投資アプローチを提案する一冊です。
「知財」から、企業の”未来”を手に入れる!
と書かれている通り、知財、特にその特許情報を活用して新しい価値、未来を獲得すると言った内容です。
本書籍の帯には、上村のコメントを含まれており、感謝です!
知財若手の会 代表 上村 侑太郎 様
知財業界の若手だけでなく、投資家の方にも読んで欲しい。投資家の知財理解を上げる内容であり、知財ガバナンスのトレンドとも合致した、今の世の中に必要な書籍です。
特許情報の投資価値に迫る一冊〜〜読書感想
今回読んだ書籍は、特許情報を投資戦略として活用するための内容が中心でした。特許情報を扱う上村として、この本に書かれていた投資家の思考に共感し、非常に嬉しい気持ちになりました。特に「知財」を投資に活かす視点が興味深く、今後さらに深堀りしていきたいテーマです。
知財投資の新たな視点
書籍で強調されていたのは、「知財」つまり未来への投資です。これは「売上」ではなく「可能性」に焦点を当てるという点で、非常に独自の視点を持っています。知財は「頭脳の利回り」であるという言葉は、まさに業界でのパワーワードであり、業務でも積極的に使っていきたいと思いました。また、「永久投資家」というフレーズには強く惹かれ、特許情報の活用が未来を見据える投資であることを改めて感じました。
特許を読む意義とその普及
特許を読むことの重要性についても深く考えさせられました。特許は技術の具体的な強みを知るための唯一無二の情報源であり、この点が強調されていたのは非常に良いと感じました。また、特許情報はまだ広く普及していない現状があり、この考え方や仮説の言語化を多くの人に知ってもらいたいと思います。
各章のポイントと感想
第1章では、特許を読むことのメリットが直感的に感じられる内容でした。特許に馴染みのない人にとっても、特許・明細書をイメージしやすいよう、図やビジュアルが効果的だと感じました。
第2章では、特許に含まれる「技術情報」「人と組織の情報」「権利情報」の活用方法が印象的でした。特許権が「使わせる」「使わせない」を決める力を持つことを理解するのは、特に企業人にとって重要です。
第3章では、強い特許とは他の手段で達成できないものだという点が明確に書かれており、特許投資の本質に迫る内容でした。この章では、仮説検証の話が特に納得感があり、業界に入る前にこの本に出会っていれば、とも感じました。
第4章では、特許を使った投資戦略が具体的に語られており、自身の投資活動にも役立つ内容でした。特許出願数や維持状況を見極めることの重要性がわかりやすく説明されており、特許が未来の投資における重要な要素であることが強調されています。
まとめ
この本を通じて、特許情報が投資においてどれほど価値があるかを再認識しました。特許を読むことで得られる深い知見は、今後の投資活動に大きな影響を与えるでしょう。また、知財投資の概念をより広めるために、例えば動画やオンラインコースを通じて、多くの人にこの知見を共有できればと感じました。
参考
TechnoProducer株式会社
TechnoProducer書籍など
Patent Information For Victory ~「知財」から、企業の“未来”を手に入れる!(24/9/30発売)
https://www.techno-producer.com/patent-information-for-victory/
新規事業を量産する知財戦略 未来を預言するアイデアで市場を独占しよう!
https://www.techno-producer.com/books/
イノベーション四季報™️
無料メールマガジン「e発明塾通信」