わたしとトランポリンについて。#9

#8の続き。

ながーーーーーーいリハビリを経て、
トランポリンを跳んだ
跳んだというか
トランポリンの上に立ったのは
手術から7か月後。

やっとここまで戻ってきたーて気持ちと
演技まで戻すには
まだまだ先はながいなあって気持ち。
けどまずはまたトランポリンに
触れることができてとても嬉しかった。

そして怪我後、復帰戦は手術の約1年半後。

トランポリンの練習を再開してからも
全然順調には進まず。
やっぱりトランポリンの
体への負担はとても大きくて
痛くて練習できない日があったり
左右の筋力が合ってなくて
違う場所を痛めたり波乱万丈て感じで
予定よりもだいぶ遅れた復帰戦になった。

だけど復帰戦ではみんなが
おかえりって声をかけてくれたり
演技の難度はだいぶ落としたけど
久しぶりに試合でミスなく演技できたり
リハビリがんばってよかった!!!
て、心から思った。

その後はどんどん技を戻していって
競技も、大学生活も変わらず楽しく過ごした。

リハビリの期間が長かったから、
あっという間に就職活動の時期に。
4歳からトランポリンしかやってきていなかったけど
トランポリンが跳べない期間は
大学での勉強や他の事にかける
時間が必然的に増えて

大学を選ぶときに考えていた
「視野を広げる」という活動が自然とできて
トランポリン以外にも
興味がありそうなものが
たくさんあるなと感じた。

だから就職活動は、
①このままトランポリンを
続けるために競技活動を配慮してもらう会社
②トランポリンはやめて、バリバリ働く会社
の2つの方向で始めた。

わりとどの会社も書類選考は通過して
順調に進んでいたんだけど
早い段階で上の①で2つの会社に内定して
これはトランポリンを続けよう
ってことなんだと思って
その一つに入社することを決めました。

でも就職活動の時も、
高校や大学を選ぶ時と同じで
トランポリンだけのことを考えて
選ぶということはしていなくて
トランポリンとは別の軸も作るという意味で
「デュアルキャリア」という道を選んだ。

デュアルキャリアについてはまた次で。




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