わたしとトランポリンについて。#11

#10の続き。

具体的にセカンドキャリアのことや
引退の時期について考え始めたのは
2023年のはじめ。

2023年の世界選手権出場を目指すことを
選手としての最終目標として、
2024年は上を目指すというよりも
最後に楽しくトランポリンをして終わる。

そう決めて挑んだ2023年。
今までで一番トランポリンと向き合って
一番練習にもトレーニングにも
時間を費やした1年間。

世界選手権の最終選考会は13位で
目標だった世界選手権には出られなかったけど
その時やれることは全部できたし
そこまでの日々で
もっとこうしていたらよかったというような
後悔する日は1日もなかったと
自信を持って言える日々だったと思う。

この年は難度の自己ベストを更新できたり
総合得点でも自己ベストを更新できたり
ダメだった大会もあったけど
練習してきたことがちゃんと結果に
繋がった1年になった。

そして競技生活ラストイヤーである2024年。
いろいろあって移籍するところから始まり、
思い描いていたシーズンインとは違かったけど

わたしの周りには
マイナス要因を与えてくる人よりも
プラスの効果をもたらしてくれる人たちが
たくさんいて
たくさんのサポートのおかげで
大好きなトランポリンができているんだ
と実感できるいい機会だった。

今年は個人での成績は奮っていないけど
シンクロでメダルを2つ取れて、
良い思いをさせてもらいました。
14年ぶりに、競技生活の最後に
ペアを組んでくれて本当にありがとう。

移籍してから10月の全日本まで
なぜだかずーーーっと調子が悪くて
もやもやしていたけど
全日本が終わってからは
こちらもなぜだか調子が戻り。

やっと引退というものが現実に
見えてきたからなのかな。

最後はコーチと二人三脚で
”一緒に最高の50日間に。”
を合言葉に、きついけど、今までで一番楽しく。
練習ができました。

そして、いよいよ。
競技生活最後の大会に挑みます。
引退試合ってどんなものなのかな。笑
楽しみでもあり少し寂しくもあり。

トランポリンをやっていてよかった
楽しかった!!!
そう思える大会に、必ずします。



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