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告白という映画を観た

 今更ながら映画の「告白」を観ました。誰も幸せにならない陰鬱な作品。教師の森口が担当していた生徒達に「私の持つクラスメイトに娘を殺されました」と告白をするところから映画が始まります。
 娘を殺した修哉は発明した物を認めてもらえず、森口を恨む。反対に森口は娘を殺されたということで生徒に復讐をする話。たぶん。

 ひたすらに暗くて誰も幸せにならない。私自身には全く関係のない物語の中だけの話なのに、なぜか私に対して語りけてくるような雰囲気でちょっと気持ち悪かったですね。
 映画の最後で森口が「なーんてね」と言ったのはなぜ?みたいなのがちょくちょく見かけました。憶測でしかないですけど、修哉が自殺をするふりをして「なーんてね」と悪びれない態度をしてましたが、それの仕返しみたいなものではないのかなと思ってます。

 全ては嘘で桜宮の言葉もなにもかもを取り払い否定して森口が気持ちよくなってるだけなのかと。

 通して命は軽いものではない。修哉は最後の電話の森口に突かれたのかもしれないですね。
 まあ現代といっても数年前の内容もありますけど、現代の気持ち悪さがふんだんに詰め込まれているので観ていない人は是非。


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