いつも走ってるアクティブ野郎だからって裁縫ができないなんて誰が決めた・・・!
はじめまして、吊るし雛づくり。
いや、正しくは吊るし雛を見たのすら新潟に来て初めてだったのだが、移住まえに一度だけ行った際が偶然シーズンで、その時見てしまっていて実は3年目の吊るし雛ではじめましての鮮度も落ちていることと思うので、ここには「初めての吊るし雛づくり」として記しておこうと思う。
わたしは、毎週1回以上近所をランニングしていて、ここ2年で県内のマラソン大会にもたくさん出てきた。
その甲斐あってか、一部からは「アクティブ運動キャラ」に見られがちだ。
本業は本にまつわる仕事なのに。
「すごいギャップだよね。」「おとなしいと思ったのに」と言われるのには慣れっこだ。放っておいてくれ。
そんなわたしは、約1年かけて、この土地の伝統行事?である「吊るし雛づくり」にチャレンジすることに決めた。
実は小学校の時は手芸クラブに入っていたこともあるし、家庭科の時間には男子の裁縫を手伝ってあげたりしていた記憶もある。コロナ禍では何度かマスクも手作りした。
でも、ただふつうにつくっても、何十年もつくっているおばあちゃんたちのクオリティとは天と地の差があるだろう。
そこでわたしは、型紙から自分で描いて、他の人がつくったことのないような吊るし雛をつくることに決めた。
テーマは、わたしの新潟のイメージ。
まずは、雨がとんでもなくよく降るというか威力がすごいので、紫陽花。
よくあるお花飾りの作り方を教えてもらい、それを小さめにいくつか作って合体させて、紫陽花に見立てた。
続いてスイカ。
田舎の夏と言えば、という感じだし、県内にも有名どころもあるらしい。
そして、まだ見たことはないけれど、有名な長岡花火。
新潟にはそれ以外にも有名な花火大会がいくつかあるようだし。
最後に、笹だんご。
型紙もなく5分でつくった割には力作。なかなかの出来栄え。(自画自賛)
なんで今まで誰もこれつくらなかったの?と思いました。
そうして、たった4つしかなくて誰の作品よりもこじんまりとしているけれど、誰のよりも個性的な、世界にひとつだけの吊るし雛ができました。
実際に、ほかの方たちの作品とともに町の観光施設に飾っていただいたら、少しはそれっぽく見えたかな・・・笑
来年は、もう少し数を増やして、展示したいです。
そのために、もう少し作品を増やせるように頑張ります。