Apple製品を揃えるなら、覚悟を持て
私は今まで、AndroidもiPhoneも両方使い倒してきた。何台使ったか定かではないけれど、今はiPhone14 proを使用している。
Androidの方が安いのに、なぜiPhoneを使うのか?iPhone派の私見をつづりたい。
なぜAndroidではダメなのか?
いや、別にダメではないんだけどw
私が初めて購入したスマホは「Xperia X10」である。日本のスマホ黎明期で、大きな話題になったのを覚えている。
OSはAndroid1.6で、今ほど便利ではなく使いづらさもあった。しかし、カスタムROMを入れる楽しさを覚えてしまい、だいぶいじり倒した。
しかし、逆をいうと「いじって使いやすいようにカスタムする」のが楽しかったわけだ。そうしないと、不便ですらあったのだから。
iPhoneは、わかりやすい
対して、iPhoneは基本的に自由がない。Appleが定めた仕様で、App Storeだけからアプリをダウンロードして使う。
手段がないわけではない。脱獄と言われる方法を使えば、iPhoneでもAndroidのようにいじり倒すことができる。
私が初めて使ったのは「iPhone4」だ。iPhoneに乗り換えたとき「これはこのままの方が良いな」と感じた。アプリ間の連携など不便な部分はあるのだが、すべてが直感的に操作できるのだ。
遊園地に行って乗り物を見れば、だいたいどんな動きをするのかわかるようなものだ。期待通りに動き、期待以上にはならない。しかし、それが心地良かった。
Androidは、砂場での遊びに近い。あらゆる知識と想像力を駆使して、使えるようにする。私は遊園地の方が好きだったようだ。
最近のiPhoneとAndroid
それからというもの、iPhoneをずっと使い続けている。サブ端末で激安のAndroidを持っていた時期もあるが、メインはずっとiPhoneだ。
最近はiPhoneにもウィジェットが置けるようになったり、Androidが成熟してきてカスタムROMが必要なかったり、互いに進化している。
共通して言えるのは「ハードウェアの進化」「互いのOSに寄せてきている」ということ。ハードウェアはともかくとして、Androidは iPhoneに、iPhoneは Androidに寄せ、互いに不足していたものを補っている。
「なら、どちらでもいいじゃないか」とはならない。iPhoneには、決定的に有利な点があるからだ。
Apple関連ハードの連携は神がかっている
もう見出しの通りである。私はPCがMacBook air、タブレットはipad mini、スマホがiPhoneを使用している。
Apple関連商品は、iCloudを通じて連携している。これがすごいのだ。連携させよう、と思わなくても連携している。Macbookで見ていたページを、iPadやiPhoneでも見ることができる。
Macbookが繋がっているWi-Fiには、iPadやiPhoneにパスワードを入れなくても繋げられる。Macbookでコピーした文章を、iPadやiPhoneに貼り付けできる・・・なんだそりゃ。すげえわ。
つまりは、連携の精度があまりにも良すぎるのだ。そのおかげで、外出先でも家の中でも、ほぼ同じ環境で作業ができる。当然、MacbookとiPadではできることに違いはある。それでも、こうして文章を書くくらいなら問題ないのだ。
現にこの文章は、寝る前にはiPhoneで、カフェではiPadで、家ではMacbookで書いている。Androidでも同じことができなくはないが、複数のアプリをダウンロードして連携させるなどの手段が必要だ。Apple系ではそれはなく、標準搭載されているアプリや一部の機能であれば、特別な手段は必要ない。
これを知ってから、Apple製品から離れられなくなった。ゲーム界隈では、便利すぎて必ず編成入りする装備やキャラを「呪いの装備」と言ったりする。Apple製品は、私にとってまさに「呪いの装備」なのである。
再度の忠告「Apple製品を揃えるなら覚悟を持て」
私のような稚拙な文章では、どこまで伝わるかわからない。しかし、一度この連携を味わってしまうと・・・もうAndroidは使えない。会社ではWindowsを使っているが、これすらも不便でしかたなく思える。
タイトルでもしているが、再び忠告する。Apple製品を揃えるなら、覚悟を持て。iPhoneだけで使うなら、今のAndroidであれば人によっては違いは感じないだろう。しかしiPadを使い始めたらもうダメだ。Macbookとの連携を知ってしまい、使ってしまったら、もう二度と逃れられない。
この辺は、Appleブロガーの先駆者である「うぉず」様のブログ「Apple信者1億人創出計画」に詳しい。かくいう私も、このブログに感化されてApple製品を揃えた一人だ。興味がある方は、ぜひご一読を。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?