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歳を取ると熱中出来なくなる問題への私的解決方法

今日は組み立て中のプラモデルをお休みして、カスモサウルスのジオラマを筆塗りしています。
現在、3つのキットを並行して制作中で、毎日プラモデルライフ制作を続けております。

今回は、歳を取ると熱中出来なくなる問題にメスを入れたいと思います。
歳を取って読書をしたり、ゲームをしたりしても、昔のように熱中出来ない人が居ます。
私もそうです。熱意、集中力などの低下を感じます。

それはどうしてなのか?

刺激に対しての許容量が歳を取ることで少なくなったからではないか、と私は考えました。

刺激、それはエキサイティング。
刺激、それはエモーション。
刺激、それは新鮮。

子ども時代、何もかもが新鮮で、無邪気に熱中出来た思い出。しかし、大人になり、物を知り、無邪気でもなくなり、疲れやすくもなっている今。
刺激はスパイシーで、或いは濃厚な料理とするならば、歳を取って薄味を好んだり、少食になるのは年相応なのだと考えられます。
私たちに必要なのは刺激ではなく、瞑想なのではないか、と。

瞑想に刺激は必要ありません。1人でゆったりと過ごす時間。1人で静かに没頭する時間。ヨガとティータイム。ナマステとボサノバ。

瞑想によって心穏やかに過ごすことこそが、薄汚れてしまった私たちには大事なのではないか、と私は思ったのです。

ではどのように瞑想を得れば良いのでしょうか?

1.部屋を整理整頓する

私にとって瞑想とは環境と同義です。何故ならば、瞑想とは自身を環境に同化させることだと私は捉えているからです。
環境とは生活空間を含みます。まずは自分の住処、部屋を片付けて、スッキリさせてみる。出したら仕舞う。
そうすることで見通しの良い空間にします。

整理整頓という行為で没頭出来たら、瞑想出来ているとも言えます。つまり、私的に瞑想とは頭を空っぽにして何かに没頭したり、何もしないことを指します。

2.体を動かす

運動が心身共に1番健康的だと、動画内で専門家が言っていました。頭を空っぽにして運動をしましょう。
しかし、私は運動するのが億劫です。なので、自分の出来る範囲でしています。

公園ウォーキングフォト。私は写真が趣味なので、気が向いたら、公園に出掛けて風景写真を撮っています。天気が良い日は散歩日和。
お日様の光を浴びて、歩いて、写真も撮れます。
ただ、スナップ写真はすぐに撮れてしまうので、長時間の没頭には不向きかと思われます。

今日も疲れでグッタリしている私。そういう時はCDアルバムを聴きながら、リビングで横になって音を浴びています。
頭を空っぽにして、横になって、目を瞑って、何もしない。
音楽もBGM(環境音)として、聴こうとするのではなく、光に浴びる感じで感受することを意識しています。
なので、チルとか、自分にとって丁度良いアルバムを直感的に選んでいます。
そして裏技的な話ですが、ゲーム音楽を聴けば、ゲームプレイの気分を味わえます。

CDアルバムは1時間ぐらいで終わります。その間、可能ならばずっと横になっています。そして、さらに可能ならば寝ます。
疲れを取るには、寝るのが1番だからです。しかし、自分の都合良く寝られるとは限りません。そのまま寝られたら幸運です。
寝られなくても1時間程度、頭を空っぽにして、横になり、目を休めるだけでもリフレッシュ出来ます。

リフレッシュ出来たら、音楽に合わせて踊ります。
体はグッタリしていますが、1曲だけで良い、5分だけで良いので、1人ダンシングディスコ。
適当な即興で私は踊っています。
頭を空っぽにして、音に合わせて体を動かすことで、ストレッチと瞑想を同時にやってしまおうと、一石二鳥作戦。

どうしてもやる気が出ない時は、無理をしない方が良いでしょう。もし、ちょっとだけ、5分、いや3分だけならやっても良いかな、と感じられたならば、チャンス到来です。
ちょっとやってみる。30秒で良いからやる。

3.早寝早起きをしてモーニングノートを書く

モーニングノートとは、寝起きにノートに思いついたことを書く行為です。これは私的に朝日記のようなもので、睡眠時間、昨日の出来事、今日やりたいこと、後は思いついたことなどをほぼ毎朝、A4ノート1枚書いています。
これでだいたい30分。モーニングノートは誰にも見せず、1人で書く行為で、パソコンの最適化みたいな効果があるのではないでしょうか。
朝、目が覚めて、頭の中にある社会的な思考を言語化して薄める。
つまり、雑念を書いてスッキリしよう、ということです。

早寝早起きをしてモーニングノートを書く。健康的な生活です。

4.夜を捨てて朝を活かす

夜は自由な時間、解放の時間です。しかし、革命は生まれないのではないでしょうか。日本の夜明けは坂本龍馬、解放時間を夜明け前に設ければ、次の日の楽しみが生まれます。
夜、ダラダラと動画を見たりゲームをするのならば、朝、動画を見たりゲームをしても同じことで、さらに、寝ることで疲れが取れているでしょうから、良いゲームプレイが出来るはずです。
何よりも大事なのは、明日やりたいことがあること。これは生きる活力になります。

まぁ、朝3時なんて実質、夜ですよ。

5.趣味を持つ

読書やゲームも趣味です。しかし、私は読書、ゲームなどを推奨しません。何故ならば、それらは刺激物だからで、スパイシーガールズだからです。
物語、それは刺激。
ゲーム、勿論刺激。
刺激は刺激で楽しい。しかし、過度な刺激は疲労感に繋がるでしょう。
若い時のように刺激を享受出来れば良いのですが、刺激は人を疲れさせます。
「見る」だけでも眼精疲労になります。

では、どのような趣味ならば良いのか?

模型制作であり、手芸であり、料理などです。

大事なのは、1人でも行えること、手を動かすこと、ある程度長期的な作業であること、没頭出来ること。
代案としては、ジグソーパズルやアナログゲーム(ボードゲームなど)も良いと思います。
完成まで、最短で1時間以上の作業を強いられる趣味を私は推奨したいです。
なので、スナップフォトは推奨しません。1秒以内に撮れてしまうからです。

絵を描くこと、音楽を作ること、なども良いですが、向き不向きが生じます。創作するには才能が必要です(上手い下手よりも、生み出し続ける才能)。
ある程度やり方が決まっていて、悩まずに没頭出来ることが良いと私は考えています。

読書ならば、私だったら哲学書を読んでいます。これはパズルのようなもので、刺激が少ないからです。勿論、自分にとって難解な思想書が良いと思います(「役に立つ」哲学書は刺激になります)。
よく分からないまま読むことは、文字を浴びることです。読書はキチンと理解なんてしなくても良いのです。
それとは逆に、絵本も良いのではないか、と考えています。刺激が少なく、サッと読めるでしょう。それに知的教育にも良いはずです。
或いは日本史や世界史、図鑑なども刺激が少なく、知的で良いかと思います。

映画だったら、環境映像的に流しておく。バーとかで流れている感じでしょうか。
ある程度、整理整頓してスッキリした部屋のテレビで映画を流す。当然、刺激の少ない映画の方が良いと思います。
今朝、私は「アース」と「自転車泥棒」を流しながら炬燵に入ってボーッとしたり、ゲームをしたりしました。
これはラジオ感覚で良いし、音量を小さくして、画を浴びる感じでも良いです。
「アース」の自然環境、そして「自転車泥棒」のモノクロームな世界。私は特に白黒の名画が良いと感じています。
パッと画面を見るだけで画が凄いのです。流石名画、パッと目に入れるだけでインプットになります。

6.SNSを控える

SNSは毒です。そもそも、ネットは刺激を煽ります。デジタルデトックスをした方が良いと私は考えています。
SNSでもそうですが、人様と比べるのはよろしくありません。我々は「林の中の孤独な象」でありたいものです。

7.明日本気を出す

やる気が出ない日、この日は私的にシャバット(安息日)です。出来るだけ何もしないようにしています。
無理にやろうとはせず「明日本気を出す」と考えるようにしています。明日がダメなら「明後日本気を出す」で良いのです。
ダラダラと過ごす日も私には必要で、居た堪れない時は動画を見たり、アニソンを聴いたりしています。
つまり、心的カロリー消費の少ない刺激によって、何とか1日を終えようと努力をしています。
調子の悪い日は、気分が落ち込み、ネガティブになる可能性もあるので、ブルーにならないように、頭を使わない、自分を労る、生きているだけで偉い、生き続けることは大変なことです。

以上になります。

没頭とは瞑想的であり、没頭と刺激は必ずしもセットではない。刺激は消費的であり、心を疲労させてしまう可能性が高い。
まぁ、頭を空っぽにして、バカになれば良いのです。

心的速度を遅くすることが大事だと考えています。深呼吸をする感じ。
忙しない世の中で、ネットの速度感覚、変化、情報過多などから距離を置くことも大事なのではないでしょうか。

1人静かに自分の心の声を聴いたり、心の世界を覗いたり、探索したりする。
外からの刺激に熱中するのではなく、没頭して内なる豊かさを享受する。

歳を取ることで、得られるものは確かにあります。

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