見出し画像

私、ふつうのオタクやめる

ただのつぶやきです。

先日、一つの気づきがあった。
「誰も知らない世界を見たい」という欲望がある。

私は自分のことオタクだと思っている。

アニメやゲームが大好きで、キャラについて語り、インターネットで情報を集めては楽しんできた。そのおかげで、頭の中にはオタク的な思考や材料が染みついてしまっている。だから、オタクはもう一生やめられないのである。が、しかし。

流行についていけなくなってしまった・・・

女性オタク向けジャンルには、苦手なBL要素があり、日々増えている。
男性オタク向けジャンルには、苦手なエロ要素やミソジニーがあふれている。

うむ、どっちもだめだ。疲れた。イケメンに興味もなくなり、揺れるおっぱいにも興味もなくなってしまった。もう私の生きていける環境ではなくなったと感じた。こんな日が来るとは。

私は元々、「ちゃんとしたオタク」じゃなかったのかもしれない。だって、BLが苦手だし、ぬいぐるみ撮影もしないし、グッズも買わない。友達を探して、日々思いの丈を語るということもしない。
やることは、作品を観てイケメン素敵と思い、単発イラストを楽しんで日々ドキドキする、みたいなことである。併せて、考察系ポストを見るのも、ゲーム実況も、他人のオタ活を見守るのも好きだ。オタク文化を応援できる感性がある。

というように、私は、みなさんがやってる、よくイメージされるオタクらしいことをあまりやらない人間だ。夢小説や考察は書くけど。だから、仕方ないのかもしれない。元々、ライトオタク系だったのかな。うん。自分が思った以上にあまりオタクじゃないことを思い知った。無理はできないので、自信を失ったりはしていない。身の程を知った。まだまだだったと。

だから、私はこれから、自分だけのオタク活動をやっていこうと思っている。もう流行は追わない。なにも、SNSによくあるような、コスプレとか祭壇を作るとかだけがオタクではない。何かに熱中し、自分の世界を作り上げる活動をしていればそれはオタクだと考えている。

これからやりたいことは、好きな映画、漫画、小説を読んで感想を書いたり、出かけたい場所に行き、作りたい料理を作る・・とかのマイロードだ。
その中で着想したら、夢小説とかを書く。
味わう作品は、一般向けを意識したい。今どきのオタク向けだときっと、ウケを狙って私の嫌いな要素が入ってくる。それは困るので、普通の名作を味わいたい。

特に、私が大好きな「男女のロマンス」を楽しみたい。巷はBLが強すぎるので、マイロードで、一般的な男女のボーイミーツガールを存分に楽しみたい。そこが私の場所だ。ここはとても居心地がいい。自分が生きやすい環境に行こう。それが最高だよ。

実は長年、腐女子になれないことに悩んでいた。どうせならBLを楽しむ才能を持って生まれたかった。でも、今回の気づきを経てすっきりした。
オタクたる私が腐女子になれないのではなくて、私が元々一般人寄りで、オタクとして領域が浅いので、BLが理解できないんだと思う。しっくりきた。

私はオタクだけど、ライトオタク寄りだったという気付きでした。でもオタク気質は変わらないから、自分なりに楽しんでいくんだ。みんなもマイワールド構築していこうな。正解とかないから。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?