長野県の美術館巡り 22/7/15〜16
しばらく投稿できておりませんでしたが、
再開します!
一年以上前から溜まっているからメモを頼りに思い出しながら書く。
内容スカスカにならないようにがんばる。
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3泊4日の長野旅行で、2日目に長野県立美術館、
3日目に松本市美術館と安曇野ちひろ美術館の合計3つの美術館に行ってきた。
▪️長野県立美術館
かっこいい美術館。
美術館みたいな家に住みたいな。
「ジブリパークとジブリ展」最初の会場で日程も近かったが、日程が合わず開幕の前日に行くことになった。
常設展が見れたら良いかな、くらいの気持ちだったけど思わぬサプライズがあった。
ちょうどジブリパーク展の開幕挨拶?(リボンカットをしていた)の最中で、ジブリ関係者が勢揃いしていた。
あの人はおそらく宮崎吾朗、、と思いながら
2階の吹き抜け部分から見下ろす形でバッチリ見れた。
NAMコレクション展 第II期
長野の夏を描いたものが沢山選ばれて展示されていた。
初めて長野を訪れて、高速道路から見える青い空とパキッとした緑色の高い山々に囲まれた景色がとてもきれいだと感じていたので、長野の夏を主題にしたくなる気持ちが良くわかる。
(晴天率1位の県の割に、3泊4日のうちほとんど雨だったけど)
特に大きい画面の絵は風景に入り込んだようで好きだった。
大きめの大理石の像であるこちらの作品も心に残った。
「凡てを委ねる」
同行者に、私がLINEミュージックに設定している曲みたいだね、と言われた。
「ちがいをみとめる」- ドレスコーズ
語感が似ているという話で深い意味合いはなかったと思うが、細かいプロフィールを覚えてくれていたことが私には嬉しくて、作品自体が心に残ったんだと思う。
長野出身のアーティスト、草間彌生の絵画作品もあった。
東山魁夷館コレクション展示 第Ⅱ期
襖に描かれた朧月の絵と、くっきりとした月が描かれた小さめの作品が印象に残った。
昨夜月がきれいで、絵に描けたら良いのにと思っていた。特に小さい方の作品は昨日の月とよく似ていた。黒い背景に対し、月の部分はポッカリ何も塗られていない。こうやって表現したら良いのか〜と思った。(いつも思うだけで家に帰ったら描かない)
山を青い影だけで表している縦長の絵も好きだった。
空は少ししか描かれていない。深い谷底から、高い山々の合間から見える空を見上げているような感覚になる。
白い馬がいるシリーズもきれいだった。
▪️松本市美術館
松本市美術館も、草間彌生の版画展が次の週〜だった。
ただ、草間彌生の出身地なので常設でたくさんの作品があった。
草間彌生 魂のおきどころ
コレクション展示室
空間全部を使った作品が多く面白かった。
シャンデリアと鏡がいっぱいの部屋、
赤いぬいぐるみのニョロニョロ×合わせ鏡の部屋など、草間彌生さんの頭の中に入ったかのような体験型の展示方法だった。
アーティスト本人の情報として、
最近の作品からは「自分の死」について考えることが多いんだなと伝わってきた。
また、「アイドル化」されていることへの抵抗が本人の文章で書いてあり印象的だった。
美術関連の図書室があった。
読みたい感じの本がたくさん並んでる棚を見つけた。写真を撮っておいて集めていくことにした。
松本市はおしゃれで良い街だった。
美術手帖編集長の橋爪さんがTwitterに載せていたブックカフェ栞日も行ってみた。
▪️安曇野ちひろ美術館
美術の資料集に載っていて昔から来たかったところ。
でも時間があまりなかった、、
第一展示室で早速、資料集に載っていた「あめのひ」の原画たち。ゆっくり見たかったけど、第五展示室まであったので大急ぎで見てた。
トットちゃんの小学校の教室の再現もあった。
いわさきちひろだけではなく、他の絵本作家の作品もあった。
動物関係の絵本を集めた部屋が好きだった。
他にも念願のTHE SAUNAに行ったり、鏡池を見たり、蕎麦・馬刺しとか美味しいものを食べたり、楽しい長野旅でした!
(ゆかりのない県で、住みたいと思ったのは静岡県に次いで2回目。)