天狼院の初心者向け小説講座が酷すぎて返金してもらったこと
概要
以下は小説家志望の方へのアドバイスです。
2021年秋頃になりますが、私は天狼院という一部ではカルト的な人気を誇る本屋において「本気で小説家を目指す「小説家養成ゼミ」入門講座」を初回だけ受けました。
ただ、そちらでの内容があまりにひどすぎ、店にかけあい、全額返金をしていただきました。
もしも受講を考えられている方の参考になればと思い記載します。
受ける人がしっかりと受けたらいい授業なのかもしれません。
しかし、私としては講師を担当された千澤様がまともな感覚の持ち主であるとは思えませんでした。
以下その詳細になります。
詳細
授業初回。
着物着飾った千澤さんがだらだらと会話。初回なので不備があるかもとの言い訳をされた後でご自身のプロフィールと小説は何ではないか? ということを主観で話す。エッセイでも歴史ルポでもないみたいなことを熱弁。あと自身が下読みの経験があることからその経験に基づいて話すとのこと。
初回は授業から4日以内に原稿用紙3枚分のあらすじを記載。facebookの特定のコミュニティーにおいて添付。
なお、早ければ早いほど評価するという謎の上から目線が不快でした。
ただ授業内容はまだそこまで悪くなかったと思います。
私がもっとも不快だったこと
この授業、facebookコミュニティーにおいて、質問ボックスが設けられています。その質問ボックスでのやりとりが完全に不快でした。
以下がそのやりとりになります。以下は文面そのままです。
【第1講用/千澤先生への質問BOX】
みなさま、続々と課題投稿、ありがとうございます!
課題投稿時に浮かんできた 千澤 のり子 先生へのご質問などは、こちらの投稿コメント欄にお書き込みください。
お手隙の際に、千澤先生がコメントでご回答してくださるとのことです
(私)
自分でも結論が出ていないこともあってあらすじの締めが難しかったです。やはりあらすじの結論がぼやっとしているものは印象が良くないのでしょうか?
(千澤 のり子)
あらすじの締めをお考えになるよりも、縦書きの文章の作法を守ってください。漢数字を使用していない点から講評します。
(私)
作法というのは「数字はすべて漢数字」という話ですか?
講座中仰っていたように手元にあった小説をみたところ、
少なくとも「1Q84」や「すべてがFになる」で文中、算用数字が使用されており、混乱しているのですが。
もしよろしければ、数字についての作法を改めて明文化いただけますか?
(千澤 のり子)
講座開始前に共有した資料があるのと、一般常識のレベルなのでお断りいたします。
固有名詞として算用数字を用いる際は縦書きでも算用数字を使用しますが、例外だとお考えください。
(私)
例外があるのなら、共有した資料の「数字はすべて漢数字」という「例外がない」ととれる表現は不適切ですよね。
加えて「数字はすべて漢数字」が「一般常識のレベル」であるなら、その根拠をご提示ください。
以上が私が千澤様と交わした言葉になります。
私がイラッとしたポイントとしてはざっくり2点です
・質問にまず答えていないこと
・「一般常識」というあやふやな取り決めで説明を逃げていること
です。
現在は改善されているのかもしれないですが、千澤のり子様の人柄が変わらない限り、内容は変わり得ないでしょう。
私の側にもしかしたら問題があったかもしれません。しかし、こういったやりとりがあったと踏まえた上で皆様は天狼院の初心者向け小説講座を受けるか判断してください。
以上