「シナリオ・センター式 物語のつくり方」を読んでモヤっとしたこと
概要
本文は「シナリオ・センター式 物語のつくり方」を読んだ感想です。
SNSで大絶賛されていましたが、なんか読んでてモヤっとしました。その理由を記載したいと思います。
なお、以下毒を吐きますが、シナリオセンターであらかじめしっていたことが多かったことおよび期待値が高かったことなどが原因かもしれないとお断りはしておきます。
モヤっとポイント
掛け算の意味あんのかよ?
図が理解を阻害する
それぞれ以下で記載します。
掛け算の意味あんのかよ?
この本の中でやけに掛け算出てきます。
ビジネス書のフォーマットに寄せているのか? 学術的にシステマチックにドラマを分析できてることをアピールしたいのかよくわからないですが世に書く出てきます。
ただね、一応理系大学出身の僕からすると大変に気持ち悪いです。
たとえばですが、
なら、まぁ、納得はできるんです。
ただ、たとえば、
って掛け算。
右辺に「面白い」との文言をつける必要なのか?
たとえば
「登場人物」の中には「面白くない登場人物」もいるわけですよね?
「アクション・リアクション」の中には「面白くないアクション・リアクション」もあるわけですよね?
その場合、右辺は「面白いシーン」になるんですか?
この辺の言葉の荒さが気になってしかたなかったんです。
あるいは
とありますけど、イコール何のつもりだったんですかね?
前の文脈から言って正解は「シーン」なんでしょうけど、そんなに1行でまとめたかったんですかね? それなら「登場人物の」って言葉削ったらどうですかね?
(ごく稀な例外を除き登場人物以外はアクション・リアクションしないですよね)
こんな掛け算ばっかりでうんざりしました。
図が理解を阻害する
以下本の中から抜粋したものです。
モヤっとポイントは各図のキャプションでご確認ください。
(なお全ての図は「シナリオ・センター式 物語のつくり方」より引用しております)
こんな図ばっかりでした。
何でしょう?
脚本に関してはプロフェッショナルかもしれませんが、図解については専門外なのでしょうか?
まとめ
とはいえ、とっても面白かったですよ!!!
勉強になるかどうかは読み手の資質次第なのでぜひ読んでみてはいかがでしょうか????