4月の色々
4月ですね。
今年の講座もスタートしました。
今年はこじんまりと対面クラスを復活させ、一番開催したかった植物観察会も久しぶりに開催することができました。
やっぱり生きている植物を皆さんと一緒に肌で感じながらするお話は、伝わるものが違うような気がします。
そして、来年春スタートの栽培講座に向けて、今日ハーブの種を蒔きました。
今年は新しいことを始めるための準備の年だと考えていて、園芸家の友人にお願いして栽培の基本のプライベートレッスンをしてもらっています。
同じように植物に携わるお仕事をしていて、植物に対する思いは同じでも、彼女と私は職種が違うので、植物に対する視点が全く違うところがとても刺激になっています。
種の蒔き方ひとつとっても、普段の私なら大体適当に蒔いて、「芽が出てくるものは出てくるし、出てこないものは出てこないね」という感じなのですが、園芸家の彼女はあたり前かもしれませんがもっとずっと丁寧で、例えば小さな種をトレーにばら撒きにして、発芽してしばらく育ったらプラグトレーに移植して、さらに育ったらプランターなどに定植するという感じです。
種まき後の水やりにしても、種が流れないように一度霧吹きで水をかけてからじょうろで水をかけるという感じで、とにかく全てが丁寧です。
そしてなぜそのような丁寧なことをするのかという理由が明確で、それは植物の生理に沿ったものであったりするのでとても腑に落ちるのです。
そんな彼女のレッスンには学ぶことがとても多いです。
植物の仕事を続けていくうえで、自分の感覚的な要素を残しつつも、来年はもう少し違った要素を入れていきたいなと思っています。
そのために今年一年間はもう一度基礎に立ち返って学ぶということをやっていこうと思っていて、彼女の栽培のレッスンに加えて、ハーブ製剤のレッスンも受けています。
来年は今年の学びを踏まえて、どんな風になっていくのかはまだわからないのですが、きっとさらに面白いことに発展していくことと思いますので、どうぞ期待していてくださいね。