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激覇ループについて

(この記事は自分の書きたいことを粛々と書き連ねているだけなので、読みにくかったらごめんなさい。)
個人的、歴代最強のループデッキ、激覇ループ。
某トッププレイヤーがリストを公開した激覇ループというデッキが注目され、直近の大型大会では、大会上位者の使っていた激覇デッキの半分が激覇ループでした。
また、今週水曜に配信されたバトスピ エクストリームゲームでも、ファイナルバトルで激覇ループをチャレンジャーが使い、なんと後攻2ターン目でループを開始。そのままループしきって勝利を収めました。

主にこの2つが大きな決め手となったのでしょう。公式は2025/2/1から以下の3種類を大会運営上の理由として、禁止カードに指定すると発表しました。(大型大会以前にエクゲは収録されたものと予想。)
いずれも激覇ループないし、ループパーツを規制するためというもの。

ループデッキにおいては主軸の3枚。



簡単に解説します。

ネクサスカードであれば何にでも黄色の軽減2つを与えるという強力なカード。
このカード、創界神にも軽減を与えます。

フィールドのネクサス分コアブーストできるカード。
ネクサスを多くフィールドに並べるデッキには必ずといっていいほど入っていたカード。
主に、フォビッド・バルチャー規制前のトール・キャッスルデッキや幻星の断崖登場以前の契約神ガイアデッキに採用されていました。

召喚時に相手のデッキを上から2枚をゲームから除外するカード。
軽減が多く、多色を扱う激覇デッキにおいては、1コストで召喚しやすいです。


さらに、今回禁止カードに指定されることになった3枚以外にも激覇ループというデッキにおいて欠かせない3枚。鉄騎皇イグドラシルLt、ヘル・ブリンディ、豹人ベルセルカスLt。

BP3000以下のスピリットを相手自分問わず手札に戻せます。この効果で、コアブースト要因のライナ兄弟、ドローソースの豹人ベルセルカスLt、鉄騎皇イグドラシルLt自身を手札に戻せるヘル・ブリンディを回収し、使い回すことができます。

イグドラシルの召喚時を使いまわすためのイグドラシルバウンス要員。

イグドラシルで回収可能なドローソース。
フル軽減1コストで山札を3枚掘ることができます。





このようにループに必要なパーツは多いですが、激覇デッキ持ち前の大量のドローソースで山札をどんどん掘れるので、ループの再現性が非常に高いのが今回規制されてしまった原因と言えるでしょう。


ちなみに僕個人としてはトリトーンが禁止に指定されるとは考えていませんでした。理由としてはループのパーツになるカードではあるが、召喚時を使い回す手段が少ないからです。


話が少し変わりますが、激覇ループの流行以前からループデッキは存在していました。ミカファールループ、姫ループ、ギ・ガッシャループ、つららループ、身代わりループ、イビルループ、ネクロループ、ピスティナループ。
僕が知らないループもいっぱいあるかも、。
出てないループデッキあったら教えてください笑

昔のループは1度始まったら介入ができず、指をくわえて見ているだけの状況になってしまうことが多かったです。それに比べて現代のループに対しては介入も可能なぐらいカードプールが増え、ループさせないこともできます。
ですが、逆にいえば、今のループデッキはカードプールが広くなったことで介入すらも許さないことができるということです。

それをできているのが激覇ループだと個人的には思っています。
特に、エクゲのオリンスピア競技場には度肝を抜かれました。
もちろんこのカードでケアするのはカシウスの槍。
ライナ兄弟で大量コアブする前にケアしたいビランバなんかもケアできますね。
他にもループを止めるカードとしてファラオムというバースト。それに関してはスピッツァー・ドラゴンが回答札になります。


とてつもない速度でデッキを回転させることができる+メタに対してのケアができるカードを問題なくデッキに組み込むことができ、かつドローソースでそれを引き込める=相手の介入を許さずループを通せる。
これができる激覇ループが歴代最強のループだと個人的に考えている理由です。
最速2ターンでループ開始、故に手がつけにくいループ。
メタカードを積んでいないデッキは負け確定。
これはもちろん規制しなければならないでしょう。


ある時はループを悪いものではないといい、ある時はループカードの規制をし、ある時はループパーツになりうるカードを刷る。
運営さん、どうしたいんですか笑
と、若干の愚痴が出たところで筆を置きたいと思います。

最後に、明日からこの3枚が禁止になります。
最強のデッキが組めなくなってしまうのは残念ですが仕方がないですね。
今までありがとうございました。






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