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【YU-KEN製作所】ビール缶でアルコールストーブを作ろう!#1

物づくりの楽しさ・作り方を伝えたい!
という思いでこのコーナー「YU-KEN(ゆーけん)製作所」を立ち上げたいと思いました。

第一回目は
アウトドアの場面で
ちょっとした調理や
お湯を沸かしたりする際に使え
かつコンパクトに携帯できることから
重宝するアルコールストーブ。
それを今回ビール缶で
作ってみたいと思います!

【用意するもの】
・ビール缶(空き缶):2缶

【使用した工具】
・カッターの刃2本と角材と合体したもの
 (※1参照)
・インパクトドライバー
・インパクト用1.5mm径ドリル刃(金物用)
・インパクト用ホールソー38mm径(金物用)
・コンパス
・ビール缶(空き缶):1缶
 (上蓋加工用)

■パーツ切り分け作業
①まずアルミ缶2本を下図のように
カットします
上蓋と下皿は両方ともアルミ缶の
底部(3cmの部分)を使用し
3.7cmの部分は仕切になります。

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この時使用するのが下図の工具で
カッターの刃を角材に固定したものになります。
これでアルミ缶に切り込みを入れていきます。
【※1】

画像2

左側が3.7cm高、右側が3cm高に合わせて
固定してあります。
刃を少しだけ出し、フラットな床面にアルミ缶を押し当て回転させていくとアルミ缶の側面に真っ直ぐな切れ込みを入れることができます。

■上蓋加工
②上蓋にジェット穴を開けるために
まず型紙を作ります。
5.5cmの円をコンパスで描き
それに16本の放射線を書き込みます。

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その型紙に記載したガイド線を基に
マジックで点をアルミ缶に書き込み
その点を目印にインパクトドライバーで
1.5mmの穴を開けていきます。

③次にアルコールを注ぎいれる
穴を同じく上蓋のパーツに開けていきます。
その際使うのがホールソーというもを
使うと簡単に綺麗な円型の穴を
開けることができます。

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④ 空き缶の底で上蓋の下から押し入れて
少し広げます。
この時ねじりながら
少しずつ広げていくのがコツです。
あと奥までねじ込むと取れなくなるので
注意してください。

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■仕切加工
⑤3.7cmに切ったパーツ(仕切)は
アルミ缶の中央の凹みの溝に合わせて丸め
ホッチキスで固定しておきます。
その際丸めて余った部分はカットします。

あと仕切下部3箇所(任意の箇所)に
三角形の切れ込み(3mm高程度)を入れます。
この切れ込みによりジェット穴にアルコールが流れます。

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■合体
⑥こうしてできたパーツが下図の3パーツに
なります。

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下皿の溝に合わせて仕切を置き
上蓋を被せると完成です!

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私の場合はビールのプリントは
ヤスリ紙で取ってしまいましたが
そこはお好みで良いかと思います。


■着火テスト
完成品の中央の穴に
アルコールを注いで着火します。

はじめは中央から火が上がり
アルコールが温められ気化してくると
ジェット穴からも火が上がります。

ジェット穴からも火が付いたら成功です!

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■まとめ
ジェット穴から火が灯っていく瞬間は
とても見ていても楽しいものがあります。

是非自分だけのオリジナルアルコールストーブを作ってアウトドアに出かけてみましょう!

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