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同期の存在

私は大学のストリートダンスサークルに所属しています。
同期の人数は29人。
大学のダンスサークルとしてはそれほど規模の大きい方ではありません。でも、だからこその良さもたくさんあります。先輩、後輩、同期、自分が踊るジャンルだけでなく他のジャンルの人たちとの交流も多く、本当にみんなと仲良くなれます。
一番距離が縮まるのはやっぱり飲み会です。大学生といえば、、ですよね笑
私たちのサークルは、先輩に飲まされたりすることもなく、飲みたい人が飲みたいように飲む、というスタイルです。お酒が好きな人もそうでない人も楽しめます。
そんな飲み会もこのサークルではあまり多くなく、年に数回の楽しみです。

2020年の春、私たちの代が執行代になって初めてのイベント、新入生への新歓を成功させるためみんな頑張っていました。
大変な練習の中で、同期で一度飲もうということになり日程も決定した3月。
コロナの影響が大きくなり、サークル活動が禁止され飲み会も中止になりました。

そこから数ヶ月、今は少しずつサークル活動が再開されてきましたが、まだまだ全員での活動はできていません。もちろん飲み会も一度も開かれていません。
これからこの代で頑張っていこうと意気込んでいた3月から、私たちの代は何も残せていません。新歓も秋の大学祭もサークルでのイベントもなくなってしまいました。
このまま引退、ということにもなりかねません。

ついこの間、久しぶりにたまたま同期の数人に会い話しました。
昨日、同期の一人が私たちの活動を編集して動画を作成してくれていました。
コロナ渦でも踊ることへの希望をみました。私たちの引退公演となる11月の公演は、絶対に同期のみんなで作り上げたい、成功させたいとすごく思いました。
同期と踊りたい、同期と飲みたい!とすごく思いました。
やっぱり同期好きだなぁ、、と。

公演後の打ち上げは、執行代の先輩との最後の飲み会です。
今年の11月にみんなで打ち上げができるような世の中になっている可能性はすごく低いと思います、、公演自体できるかどうかも分かりません。
それでも私の大学生活の全てであるこのサークルでの時間は本当に大切です。
サークルのみんなとの飲み会も大切な思い出です。
いつかまた、サークルのみんなと良いステージを終えた後に楽しくお酒が飲める時がきますように、、
みんなで、お疲れ様でした!と乾杯できる日がきますように、、

そんな日がきっとくると信じて、引退する11月まで、先が見えないとしても今できることをもっと頑張ってできるだけの準備はしておこう、と決心した日でした。

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