先輩ママナースがこっそり教える!〜育児を頑張りすぎないためのコツ5箇条〜
こんにちは。身近で妊娠・出産ラッシュを感じている優 かおる(ゆう かおる)です。私は小児科でも働いている経験があるのですが、産後のママはついつい頑張りすぎてしまう傾向があるように感じます。
そこで、今回はママナースとして心身の両面から頑張りすぎずリラックスできる子育てのコツについてお話したいと思います。
〈このnoteは『COTETE Labo』掲載記事です〉
夫婦で家事・育児を分担する
育児は夫婦で行うもの。まずは、ママが頑張りすぎないためにも夫婦間で家事・育児の分担をしてママ一人に負担がかからない環境をつくりましょう。
ただ、ご主人の仕事の都合などもあると思うのでそれぞれの夫婦の仕事・生活サイクルのなかで無理なくできることを決めるといいですよ。
私の場合は、夫の希望もあり乳児期の役割分担は
・沐浴
・おむつ替え
・外出時の抱っこ
は夫がいるときは行ってもらっていました。
家事に関しては、夕飯を作れる時は夫に料理をお願いしていました。
必ずではないにしろ、「自分がしなくていいとき」があるだけでも気持ちの負担は違います。
家事・育児をしたことがないご主人でも、今回を機会に挑戦してもらってもいいと思います。
義理家族・自分の家族など近しい人に頼る
もし住まいから近くに義理家族であったりご自身の家族など頼れる人がいた場合には、無理せず頼るのも良いでしょう。
「自分の子だから」とつい我慢しがちですが相手側も、もしかしたら頼って欲しいと思っているかもしれません。
出産後はさまざまな手続きであったり、平日に出かけないといけない用事も出てきます。子連れでは大変なケースもあるので、そのような時など周囲に頼れる人がいれば相談してみませんか?
私は特殊かもしれませんが、義理のお姉さんに少し預けて出かけたりしていました。誰か一人でも、頼れる人が入れば無理せずに甘えてみましょう。
もし、注意点などがあればそれをきちんと伝えたうえでお願いするといいですよ。
社会資源・保育サービスを利用する
その地区ごとで異なりますが、地域でさまざまなサービスを行っています。
都内在住の私の地区には以下のサービスがあります。
・子ども預かり・送迎支援サービス(0歳から12歳)
・産前・産後支援事業(出産予定日の6週間前から出産後3ヶ月までの間:家事支援)
・病児保育サービス(生後6ヶ月〜小学6年生まで)
・一時保育(保育施設に通園していない場合)
・休日保育(指定保育園でのみ、0歳から就学前までの健康な子ども)
・病後児保育(満1歳以上就学前まで、病気の回復期のため集団保育が困難な場合、保護者の勤務の都合上、家庭保育が困難な場合、医師が病後児保育を適当と認めた場合)
・病児保育・在宅型(6ヶ月から小学6年生までの児童)
・こどもショートステイ 施設型・在宅型 (1歳6ヶ月〜12歳まで)
このような保育サービスは、子育て経験のある40〜60代の方が多いようなので
子育て相談や子育ての先輩としてお話を伺うこともできます。
私の場合は2人目の時に、産後子ども預かり・送迎支援サービスを受けていました。
上の子は人見知りが強く、送迎は難しかったので乳児期の子を預けていましたが
私は一人の時間の確保・在宅ワークの時間の確保に利用できたので助かりました。
値段も他の有料サービスよりも安価で私の利用した預かりサービスでは
年間登録料:2,400円
利用料金(1時間・子ども1人あたり):500円〜800円
とほかのサービスよりもかなり安心して利用できる料金でした。
予め、サービスの登録・面談などが必要ではありますがそれを含めても利用しやすく私はとても助けられました。
このようなサービスはママの息抜きで利用してもらっていいので、
「こんなことで頼んでもいいのかな…」
などは思わずに、ママがリフレッシュするためにも活用してくださいね。
一般の有料サービスを活用する
地域でのサービスはありますが、そのサービスでは補完しきれないケースも出てきます。
例えば、外出先での保育サービスや地域の病児保育では利用できない場合などには
他の有料サービスでの対象となります。
・ベビーシッターサービス(外出先、病児専門、夜間専門など)
・24時間保育
・デパートなどの一時預かりサービス
などそれぞれの特性に応じたサービスがあります。
私はデパートの一時預かりサービスを利用したことがありますが
始めの1時間:2,200円
以後30分毎:1,100円
という金額でした。
金額は高いですが、預けないといけない状況だったのでこちらのサービスには助かりました。
子育ての悩みは一人で悩まずに、周囲へ相談する
上記ではママの身体的負担やリフレッシュのために必要なことでしたが、精神的な負担を減らすこともとても重要になります。
特に、初めてのお子さんの場合には「どれが正しいのか」「このような場合にどうしたらいいのか」などその都度不安なことが出てきます。
そのような時には一人で悩まずに、周囲へ相談しましょう。
ママ友やご家族でもいいですし、もし近くの人に相談しづらいという内容であればさまざまな相談窓口があるのでぜひ下記を確認してみてくださいね。
・各都道府県の悩み相談窓口(子育ての悩み全般) はこちら
・児童相談所(子育て・保険・心身障害・発達・児童虐待など) はこちら
・子育て、女性健康支援センター(妊娠・出産・子育てに関して助産師が対応) はこちら
・よりそいホットライン(子育て・家族間関係・お金について) はこちら
・こころの健康相談ダイヤル(ママが精神的にしんどい時・心のケア) はこちら
他にもサービスはあるので、ご自身が相談しやすいところで大丈夫です。
精神的な疲れは無理をしすぎてしまうと、いつか心のコップが溢れてしまうので
お子さんも大事ですが、ママ自身をもっと大事にしてあげましょう。
最後に
子育てをしていくなかで、ママはついつい頑張りすぎてしまうことが多いですが
人は常に頑張ることは出来ません。
休憩をしながら、「頑張る時は頑張る」というスタイルでないといつか心身を壊してしまいます。
適度な休息やママの悩みを解決するサービスはたくさんあります。
一人で頑張りすぎず・悩み過ぎずに、周囲に頼りながら子育てをしましょう。
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