見出し画像

人工授精2回目と心の保ち方

期待してしまうけど…

人工授精1回目はいつも通り妊娠検査薬をする日よりも前から少量の出血が始まってあっけなく終わった。
人工授精の確率はたいして上がらないのは分かっていたけれど、タイミング法より子宮に入る精子の数が全然違うから正直期待してしまっていた。
その分落ち込んだけど、まだ1回目だし!と気持ち新たに2回目の人工授精に向けてクリニックを予約した。

クリニック受診

生理がきて本当は早く受診した方がいいのは分かっているのだけれど、気持ちが落ち着いてから予約しようとすると、いつも直近は埋まっている。
予定が合うのと予約できるタイミングが生理開始から8日目になってしまって、なかなか難しいなと思う。
今回は卵胞の育ちが早くて、次の日に人工授精をすることになった。先生にも妊娠率を上げるために早めに来れるといいねと言われたので、次ダメだったら早めに受診しようと思った。

2回目の人工授精

人工授精当日は実は結婚記念日だった。
平日でお祝いは次の日にする予定だったけれど、まさか記念日に病院に行くことになるとは…
2回目なので段取りも分かっているため不安は少なかった。
予約時間に行って1時間ほど待って人工授精をした。先生が前回と違ったからか器具を入れた時少しだけ痛かった。
数日後排卵確認をして黄体ホルモン補充の薬デュファストンをもらった。

心の保ち方

人工授精が終わってからの2週間できるだけ平穏に過ごそうと思うけれど、正直そう簡単にはいかない。まだまだ精神面は不安定だ。
本当は生理予定日まで何も気にせず過ごしたいけれど、1日3回薬を飲むのでどうしても意識してしまう…
でも今回お薬ケースを用意してみた。
今まではもらったままのビニールから取り出していたけれど
好きな「お文具さん」の小さいケースに入れてそこから取り出して薬を飲むようにしてみるとそれを見る度にホッとした。
すごく小さなことかもしれないけれど、好きなものに触れる時間は心を保つのには結構大きな良い影響を与えるなと実感した。

それでも排卵日から11日目頃になるとダメだったらそろそろ出血するかもしれない…とトイレに行くたびに不安になるのは避けられなかったけど。
結局は不安になり始めた頃にいつも通り少量の出血があって、残念ながらリセットしてしまった。

なかなか叶わない願い

こんなにも心から妊娠して赤ちゃんがほしい、子育てして親になりたいと願っているのに思うようにはいかない。
少量出血が始まって妊娠検査薬をした日までの3日間、毎日泣いてしまった。正直自分が何が悲しくてこんなに泣いてしまうのかも分からなくなっている。
確かに妊娠して子育てして新しい家族が増えたら嬉しいけれど、
夫婦2人で過ごす時間も充実している。
もう少し気楽に過ごせたら良いのかな、落ち込みすぎなければと思うけれどどんなに考えても正解がわからない。
夫にも気持ちが落ちてしまうのをどうしたらいいか相談したら、落ちる時は無理して楽に過ごそうとか考えない方がいいんじゃない?という答えが返ってきた。逆に自分の気持ちに正直になればいいと思うと。
確かに自分の気持ちを誤魔化しても結局辛いのなら辛いのを受け止める方がいいのかもしれない。


振り返りからリアルタイムへ

今まで検査やタイミング法、人工授精と振り返りながら書いてきた。
そんな2回目の人工授精を振り返っている今は人工授精3回目を明日に控えている。次からはリアルタイムで更新できたらいいな。

いいなと思ったら応援しよう!