2人目 考えが変わって会ってくれたみっちゃん
ケンジさんと会ってからは、
リアルに会うハードルが下がった。むしろ会わなきゃわからないとすら思うようになり、メッセージのやりとりの中で会うきっかけがないかを探った。
2人目に会ったのは50歳過ぎのみっちゃん。バリバリの理系職だった。子供二人は成人していて、下のお子さんの就職を機にマッチングアプリに登録したらしい。このみっちゃんのポイントは離婚といっても死別であること。これはただのバツイチとは違う。バツイチなのか!?むしろバツではない。本人に何も問題が無いのである。無いどころか、奥さんを亡くし子供2人を仕事をしながら育て上げた苦労人。尊敬しかない。
そんなみっちゃんとも急に会うことが決まった。
私が住んでいる地方でも少しずつコロナの感染者が出ていて、中間管理職であるみっちゃんは、とても慎重で、このご時世に初対面の私と会うことを最初は躊躇していた。それがメッセージを重ねるうちに会いたいと思ってもらえるようになり、私は嬉しかった。
みっちゃんとは駅ビル地下のカフェでランチをすることに。
みっちゃんからの話は成人したお子さんの話が多かった。小さい頃の話、今どんな仕事をしているか等、おそらく自慢のお子さんなんだろう。
ケンジさんとは違い1時間半で、きっちりお開き。さっぱりした感じがザ理系だった。
私としてはみっちゃんの印象は良かったが、みっちゃんはどう思っているのか正直わからなかった。その後のLINEで「もしよければまたご飯でも。」と言われ次回の約束をした。
そんなみっちゃんだったが2回目会うことはなかった。
みっちゃんとはとにかくタイミングが合わなかったのだ。1回目は職場でトラブルがあり会う直前まで会社に居た。2回目のアポも両親の体調不良の為中止に。うまく行かない時はとことん上手くいかないものである。タイミングだけではなく、彼と話していると私って根暗なんだな〜と思うことが多々あった。キラキラした人の話は苦手かもしれない。きっとお互いそう感じ自然と連絡を取り合わなくなったのだろう。
そして3人目はグルメなしんさんに続く!
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