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図書館の楽しみ

昨今のウィルス騒ぎで新たな気づきがあった。

最近よく利用している図書館がこの緊急事態に対して一部?というか図書館としての大多数の機能を停止した。

その日私はいつも通り予約した本と該当図書館の所蔵文庫を
借りに行ったのだが、いつものなら入れるエリアのほぼすべての電気が消え、規制線が張られていた

とりあえず、返却期限を過ぎた資料を返却しようと窓口に。
借りる気満々でいた資料は当分借りることができないのかとも思ったが、返却や予約の貸出ができるということは何かしらの対応策が
あるのではないか思い一か八かで係りの人に聞いてみた。

すると渋々な感じではあったが、題名が分かれば係りの方でお持ちします。
とのことだったので、私より先に来ていた人もどうやら取りに行ってもらってる
様だったので頼んでみることに。

番号札を渡され、5分ほど待つように言われ待っていると流石日本というべき5分もしないで本が私の手元にやって来た。

担当してくれた人にお礼をしいつものように帰宅しようと駅まで歩いてふと思った。

今、私はいつも通り図書館に行ったはずなのに
「図書館に行ってきた」という実感がまるで湧かなかった

たぶんそれは、いつもなら自然と探しているうちにいろんな本が目に飛び込んできて本に囲まれてるという体験を気づかないうちにしていたのだと思う。

それもある意味、借りる・借りないにしろ図書館での楽しみ方のひとつだったのだなと感じた。

このご時世、電子書籍という便利なものもあり
個人的にはこの際体力や時間を考えたら電子の方が断然いいのではないか
と模索していたところだったが、改めて紙の本や図書館の良さを気づけたいい機会だったのかなと思う。

昨今のこの騒ぎは尋常ではない事態になってきてはいるが改めていくつか気づかされる点が多かれ少なかれあり事態が事態なだけに手伸ばしには喜べないが個人個人でのこのような世の中の対応から日常の当たり前の喜びや素晴らしさを実感できる良い機会と考え少しでも
プラスに捉えていくしかないのかもしれない。


そして、早くこの事態が落ち着くことを願って・・・。




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