瀧脇笙古さんと振り返る横浜DeNAベイスターズの2024年
横浜DeNAベイスターズ。
日本のプロ野球球団であり、セントラル・リーグに所属する。
横浜中区に位置する、横浜スタジアムを本拠地とする。
2012年、中畑清監督率いる新生 横浜DeNAベイスターズになって以来、不思議な魅力に取り憑かれ、今に至るまで自分の人生には欠かせない存在だ。
2022年、あるアイドルに出会い自分のベイスターズファン人生は一転する。
そのアイドルは、=LOVEの瀧脇笙古さん。
生まれながらのベイスターズファンだ。
▼詳しくは前々回のnote
今年、横浜DeNAベイスターズはペナントシーズンこそ3位という順位に終わったものの、怒涛の勢いでクライマックスシリーズを勝ち抜き、日本シリーズに進出。
そして、最強ソフトバンクホークス相手に4勝2敗で26年ぶり3度目の日本一に輝いた。
激動の1年を、彼女の活躍を省みながら振り返っていく。
2023年シーズン
2023年のしょこちゃんの観戦記録をざっくり振り返る。
2023年の横浜DeNAベイスターズは74勝66敗3分。セントラルリーグ3位で終了。ポストシーズンも2位広島に為す術もなく敗れ、シーズンを終えた。
2023年シーズン後
シーズンが終了して1ヶ月後。
選手・コーチがほぼ全員参加し、ファン3万人と交流する『横浜DeNAベイスターズファンフェス』。
来たる2023年11月25日。
ゲストMCを務めたしょこちゃん。かねてよりサンケイスポーツの応援紙『BAY☆スタ』でコラムを書くなど、ベイスターズ方面でお仕事をいただき愛を募らせていたが、その愛と努力が結実した最高の瞬間。
彼女の夢への歯車が確実に動き出した1日となる。
横浜DeNAベイスターズのストーブリーグ。
横浜のエース今永昇太がポスティングでシカゴ・カブスに移籍、世界最高の投手に贈られるサイ・ヤング賞の受賞経験のあるトレバー・バウアーが退団する中、自由契約選手から中川颯選手、実績豊富な森唯斗選手、現役ドラフトから佐々木千隼選手を獲得。
また、ドラフトで社会人No.1バッターの呼び声が高い度会隆輝など、専門家からも評価が高いスカウティングで着実に戦力を補強。
アンドレ・ジャクソンやアンソニー・ケイ、ローワン・ウィックなど、MLBでもかなり実績豊富な外国人補強も敢行。
抜けた穴は大きいがしっかりとした補強が行われたゆえに、既存戦力がしっかりと機能すれば優勝が狙える。そのはずだ。
2024年2月
2024年春季キャンプが始まる。
今年もベイスターズのキャンプは沖縄 宜野湾で行われる。
=LOVEアリーナツアー2024『Tell me what's more than "LOVE"』を走る最中、多忙なスケジュールの合間を縫って日帰りで沖縄キャンプを視察。
かねてより沖縄キャンプに行きたいと言っていたが、たとえ短時間でも飛行機で駆けつけるその熱意に感服した。
推しの山﨑選手とも無事遭遇。
沖縄キャンプは選手と距離が近く、交流が出来るのも魅力の1つ。
オープン戦が開幕。
春季キャンプからメキメキと頭角を表すルーキーの度会隆輝選手。
打率4割3分4厘でオープン戦の首位打者となり、チーム5冠の打撃成績を収める。
2023年、ベイスターズは1番バッターを固定出来ず弱点の1つになっていた。
『横浜の一番星』度会は、上記のような抜群の好成績を残し、
『1番ライト』で開幕スタメンの座を手にしたのである。
2024年3・4月
こうして、ルーキーの燦然とした輝きで始まった2024年シーズン。
いきなり、度会選手がこれ以上無い瞬きを見せる。
開幕戦で、プロ初ヒットが同点スリーランホームラン。
新戦力がこれ以上無い形で、爆発。
そのまま逆転勝ちで2019年以来となる5年ぶりの開幕戦白星スタート。三浦監督は就任4年目で初の白星スタートを飾った。
しょこちゃんも、ルーキーの瞬きをしっかり目撃。
同グループで広島カープファンの山本杏奈さんも一緒に開幕戦を観戦。
ベイスターズファンとして、並々ならぬ情熱を感じる幕開けだった。
アリーナツアーも終了し、開幕戦ぶりに観戦に興じるしょこちゃん。
今年のガルフェス仕様の宮﨑敏郎タオル。
ただ、鮮烈な開幕戦とは裏腹に4月のベイスターズは11勝14敗の負け越し。
打線は一発が無く、ジャクソン・ケイ両外国人投手が日本球界に順応出来ず投手陣が崩壊。暗雲が立ち込めるスタートだった。
2024年5月
ただ、そんなベイスターズに一筋の光が差す。
かつてベイスターズの大黒柱、筒香嘉智選手の日本球界復帰である。
筒香嘉智選手は、2010年〜2019年まで横浜DeNAベイスターズに在籍。
横浜高校卒の強打のスラッガーとして入団し、2014年から頭角を出し始める。
2016年には.322 44本 110打点を記録。2017年のWBCでは日本代表の4番を務め、まさに横浜DeNAベイスターズの顔と呼ばれた存在である。
彼には、メジャーリーグで活躍するという夢があった。
その夢を叶えるために2020年シーズンから渡米。
レイズ、ドジャース、パイレーツと渡り歩き、本当にボロボロになるまで米国の地で5年間戦い続けた。
かつてのチームの顔が5年の時を経て、横浜DeNAベイスターズに戻ってきたのだ。
「ベイスターズで優勝したいという思いが日本でプレーするモチベーションになった」
復帰の記者会見で聞いた言葉には、思わず涙した。
(何を隠そう、自分は筒香選手の大ファンだった)
筒香嘉智選手の復帰戦は、5月6日。
かつての応援歌が響く横浜スタジアム。
5年前と全く変わらない打席での構え。
3-5で2点リードされた状態で迎えた8回裏。
2人ランナーを溜めた状態で、筒香に打席が回る。
球場の全ファンが固唾を飲んだ。
一閃。
結果は逆転スリーランホームラン。
横浜が歓喜に包まれた瞬間である。
周りを見渡すと、多くのファンが号泣していた。自分もそう。
夢見心地だったファンも、この一発で強く実感させられた。
横浜DeNAベイスターズに、筒香嘉智が帰ってきた。
開幕戦の度会選手のホームランも、復帰戦の筒香選手のホームランも
しょこちゃんの心に刻み込まれた模様。
ただ、そんな鮮烈な復帰劇とは裏腹に、5月のベイスターズは巨人や広島など、上位チームに連敗を喫するなどして伸び切れぬ戦績。
セリーグBクラスを彷徨うことに。
ビジター戦も精力的に足を運ぶ。
5月末。
年に一度だけ他リーグに在籍する6チームと3試合ずつ行い、セパ合わせた12球団の中で1位を決めるリーグがある。それが交流戦だ。
交流戦初戦も欠かさず現地に参加するしょこちゃん。
前年度は交流戦を優勝したベイスターズ。
二連覇がかかった今シーズン、同じくM-1二連覇を目指す令和ロマンが交流戦応援隊長に就任する。
目玉イベントにはしっかり参加。
今年のベイスターズの交流戦はなんと言っても
北海道日本ハムファイターズ戦がエスコンフィールドで開催されることが
ファンの中でも最大の関心事だった。
エスコンフィールドとは、日ハムが2023年から本拠地とする球場。
広大な敷地に建てられた、次世代のボールパーク。
これがまた、ひたすら評判が良いのである。
そんなエスコンフィールドで、横浜DeNAベイスターズの試合が行われる。
熱量あるファンなら、「行くしかない。」
迷わず北海道まで遠征。
エスコンの良さは、行かないと分からない。
本当に素晴らしい球場だった。
どれぐらい良かったかというと、エスコンが良すぎて
ファイターズファンになった(えぐい)
この試合からパリーグはファイターズをチェックするようになり、郡司選手を個人的に応援している。
しょこちゃんもしっかり”熱量あるファン”
なんと、同じグループの髙松瞳さんも連れて、エスコンに参戦。
彼女達が行った試合は、9回表にベイスターズがオースティンのホームランで同点に追いつき、10回表に森敬斗選手の逆転タイムリーヒットで勝利する劇的な試合。
本当に忘れられない北海道遠征になったことだろう。
髙松瞳さん自身もこの観戦を機に、横浜DeNAベイスターズ……
ではなく、日本ハムファイターズを応援するようになる。気持ちはすごく分かる。
今ではすっかり熱烈ファイターズファン。
2024年6月
6月はスケジュール的にも余裕があったそうで、彼女のベイスターズ愛が爆発。
ニコイチに数えられることも多い、福岡県出身のメンバー音嶋莉沙さんとソフトバンクホークスの交流戦を観戦。
野球観戦経験の無いメンバーを積極的に誘って野球に連れて行く姿は、野球好きのファンとしては心を打たれたもの。
6月刊行のBAY☆スタ33号ではM-1チャンピオンの令和ロマンとW表紙を飾り、推しの山﨑康晃選手と対談が実現。
応援をしていた選手と対談をさせてもらうというのは、彼女のベイスターズファン人生でもかなりのインパクトだったことだろう。
ファンフェスのMCもそうだったかと思うが、願ってもないほど素晴らしいことが叶っていく彼女の背中を見ていて、ファンとしてはこれ以上誇らしいことはない。
彼女のベイスターズ愛はついに2軍の試合が行われる横須賀まで。
当時2軍で調整をしていた山﨑康晃選手の応援に駆けつける”推し活”ぶりに、ベイスターズファンの自分も驚き。
(ちなみに、自分は筒香が2軍調整している時に横須賀まで飛んだ)
ベイスターズは、ドラフト5位のルーキー石田裕太郎がソフトバンク相手に堂々のピッチングを披露。NEW HEROの誕生である。
石田裕太郎投手の登場で、チームに勢いがついていき、ロッテと西武をスイープ。交流戦連覇とまではいかなかったが、7連勝と勢いがついた状態で交流戦を終えた。
しょこちゃんにとってもメモリアルな1日が。
6月15日に、SHOWROOMの1000日連続配信を達成したのである。
奇しくも、筒香選手NPB通算1000試合出場と1週間違い。
そんなしょこちゃんにとって初めての吉報が。
交流戦が終わって、ペナントレースが再開する阪神タイガースとの6/21のリーグ初戦。
なんと、実況中継のゲストで出演が決定。
かなりのベイスターズ愛が認められない限り、最大4時間前後喋りっぱなしの中継なんて呼ばれない。
ファンとしても誇らしい番組出演。
迎えた6月21日当日。
当日は荒波翔さんと一緒に3時間30分喋りっぱなし。
”しょこメモ”と呼ばれるデータをまとめたノートを取り出し、
選手の今シーズンのデータを元に解説を始めたり、実況&解説の方も感心させる一幕もあった。
試合自体は0-1でサヨナラ負けを喫してしまう…
6月は13勝8敗で勝ち越し。
6月30日終了時点では首位広島と3.0差の2位につけるなど、今シーズンに希望を持てる内容で折り返した。
2024年7月
7月は新メニュー『すたぁ麺』を食べてスタート。
7月は少しだけ、特別なイベントがあった。
毎年夏に行われる「YOKOHAMA☆STAR NIGHT」3連戦。
このシリーズだけ特別なユニフォームを着用し、横浜の夏を彩る一大イベント。
毎年8月に行われているのだが、今年はなんとしょこちゃんの誕生日である7月9日に開催が決まった。
ベイスターズファンと瀧脇笙古ファンを兼任している自分にとって、この上ない日。
自分に何か出来ないかと考えた結果、今年のYOKOHAMA☆STAR NIGHT仕様の生誕広告を日本大通り駅に掲出。
他のYOKOHAMA☆STAR NIGHTの広告に馴染んだ「星・波・薔薇・笙古(?)」は、多分きっと、ベイスターズファンの目に止まってくれたことを願う。
7月9日の誕生日は、オースティン選手の劇的サヨナラホームランで幕切れ。
しょこちゃん自身、当日はスケジュール的に空いていたものの、直前だったのでチケットは取れなかったそうだ。
ただ、後に今シーズン印象的だった試合として「開幕戦」と「誕生日サヨナラゲーム」を挙げるほど、本人的には嬉しかった試合だったそう。
スターナイトは3連勝で終了。
本人がスターナイトユニを着用して臨んだ試合は、残念ながら雨天中止。
ここまで打線は好調で、昨シーズンまでケガに泣かされていたオースティンが大車輪の活躍。打率.302、15本塁打でセリーグでも屈指の打者成績を残していた。
牧秀悟・佐野恵太・宮﨑敏郎など長年レギュラーを張っている打者は堅調な成績を残し、外野のポジションで度会隆輝、蝦名達夫、梶原昂希などの若手が台頭…!正捕手として完全に定着した山本祐大もリーグ屈指の盗塁阻止率と打率を残せるように。
長年思うような成績を挙げられていなかったドラ1ショート森敬斗がようやく一軍に定着する兆しも。
投手陣は、エース東克樹を中心として、ジャクソン・ケイなど両外国人選手が日本球界に適応し、安定した成績を収めた。
入江大生、伊勢大夢、山﨑康晃、ウェンデルケンと昨年盤石だった中継ぎ陣の故障・不調が相次ぐ緊急事態の中、坂本裕哉を筆頭に、徳山壮磨、中川虎大などの若手が穴を埋める活躍。
下馬票を覆し、大健闘のベイスターズ。
ここまで前半戦を45勝42敗1分 3位で折り返す。
首位まで2.5差、激しい首位争いを演じていた。
ただ、オールスター後に悲劇が待っていた。
7月のベイスターズは、オールスター後に大失速。
上位の巨人・広島相手に痛い連敗を重ね、9連敗…
大きく負け越し、3位阪神に6.0ゲーム差をつけられてしまうなど、今シーズンが終戦してしまった雰囲気さえ感じられた。
しょこちゃんも、9月のイベントに向けて準備が忙しくなり、もう今シーズンは観戦に行けないと配信で口にするほどの多忙さ。
横浜終戦。
心の中では、そう思ってしまっていた。
2024年8・9月
……とドラマチックな展開にしたいところだったのだが。
実のところ、連敗後は大きく負け越すことも
勝ち越すこともなく試合を展開。
横浜のラジオのお仕事終わりに急遽観戦。
今シーズン初めて東京ドームの試合も。
周年コンサートとイコノイジョイの合間に、少しリラックス。
8月は12勝10敗。9月は11勝9敗。
ただ、9月になんと首位広島が5勝20敗と歴史的な大失速。
ベイスターズも広島相手に9月以降は6戦5勝と大きく勝ち越し。
10月2日に3位が確定し、3年連続となるクライマックスシリーズ進出が確定した。
今シーズンが終了し、71勝69敗3分。貯金2。
ペナント前は多くの専門家が最下位予想をしていた中、大奮闘の3位で締め括った。
シーズン最終戦、しっかり外野席で参加するベイスターズ愛溢れるしょこちゃん。
今シーズンのしょこちゃんの観戦記録は、7勝5敗。
10試合以上の試合に参加し、少しだけ勝ち越し。
ただ、ここで少しした奇跡が起こる。
応援している様子が中継に抜かれ、その映像がSNS上でバズったのである!これは相当なミラクル!
フォロワーもこれをきっかけに増加し、シーズン最終戦にして、野球の神がしょこちゃんに微笑んだのだ。
ここから起こるポストシーズンの更なる奇跡を、予想する人は誰もいなかった。
横浜DeNAベイスターズ 打者成績 (2024)
横浜DeNAベイスターズ 投手成績 (2024)
こうして、ベイスターズのポストシーズンが始まった。
クライマックスシリーズ1stステージ
シーズンは3.5差だった2位阪神タイガースとの1stステージでは2連勝で突破。
岡田監督辞任の報道で動揺するタイガース。投打もチグハグで、この時点では奇跡の片鱗も感じなかった。
クライマックスシリーズファイナルステージ
CSファイナルステージ初戦、しっかり観に行くしょこちゃん。
ベイスターズもケイの好投で先勝。巨人のアドバンテージ1勝を打ち消す。
この時点で、タイガースかベイスターズかどちらが勝ち上がるかわからないのに東京ドームのチケットを押さえ、観戦するファン魂に大変感心した。
続く2戦目。
大貫投手の好投とオースティンの勝ち越しホームランで2連勝。
3戦目。
珍しくビジターユニでCSファイナル2度目の観戦。
推しの山﨑康晃選手の好投も光り、なんと3連勝で日本シリーズ進出に王手。勝利の女神っぷりを披露。
もし日本シリーズに進出すると2017年以来2度目。
この日にソフトバンクホークスがファイターズ相手に3連勝して日本シリーズ進出を決めた為、もし進出すると2017年と同じくソフトバンクホークスが日本シリーズの相手となる。
尚、この時もシーズン順位3位からの進出だった。
我々ベイスターズファンは、シーズンの様相から流石に3位からの日本シリーズ進出を想定していなかったので、この時点で大絶頂。
ただ、現実はもちろん甘くなく、そこから2連敗。
CSファイナルの最終戦となる第6戦。
負けたら今シーズン終わり。
勝ったら日本シリーズ。
1つ1つのアウトがとても重く、かなりの緊張感でゲームが進行する。
2-2の同点で、8回からエース菅野が登板するラスボス感。
迎えた9回表。
2アウト3塁、バッターはキャプテン牧秀悟。
キャプテンの一打で逆転!
このまま勝利を飾り、日本シリーズ進出を決めたのである!
リアルタイムで見守っていたしょこちゃんも、この興奮。
自分自身、熱量あるベイスターズファンになったのは2022年からで。
ここまで2年間現地で応援してきて、こんなに緊迫して、こんなに喜びが爆発した試合は無い。
まさか、ベイスターズが日本シリーズに進出するなんて。
10月22日なのに、まだ野球を観ていいなんて。
大抵のベイスターズファンは、そう思っただろう。
はしゃぐ選手達。
そして10月25日。
しょこちゃんのファンフェスゲストMC発表から1年経った日。
なんと、しょこちゃんの日本シリーズ開幕前夜のYouTube生配信での出演が決まったのである!
公式仕事な上、他の出演者が豪華すぎて…!
しょこちゃんにとっても、きっと今後のキャリアにおいてターニングポイントになり得る大きな仕事が決まったのだ。
本当にありがとう、ベイスターズ。本当にありがとう、日本シリーズ。
生配信は、ファンフェスMCと同じ晴れ姿。
注目選手に、期待の若手を挙げるガチっぷり。
無事45分間の生出演が終わり、最後は「I☆YOKOHAMA」ポーズで!
名だたるタレント達に混ざり、ベイスターズ愛をぶつけるしょこちゃんの姿は、本当に誇らしかった。きっとベイスターズファンの印象にも残ったことだろう(同時接続3万人)
ベイスターズタレントとして大きく成長を続けるしょこちゃん。
これからも活躍を続け、いつかきっと始球式の夢が叶いますように。
SMBC日本シリーズ2024
ハマスタにて、ついに日本シリーズ開幕!
応援ツイートに、4枚とも自分の写真を使ってくれる奇跡がしれっと起こる(信じられない)
日本シリーズ初戦は2S撮影会と日程が被ってしまっていて。
チケットを持っていた自分は、2S会が行われていた幕張から横浜に移動し、4回表からの参戦。
早々に先制され、相手先発有原選手に完封リレー。
最終回にも追加点を入れられ、5対0のワンサイドゲーム。
貯金42で圧倒的強さでパリーグを優勝したソフトバンクの壁はこんなにも高いのかと思い知らされた。言いようのない絶望感。
そんな気持ちを払拭する攻撃が、9回裏に起こる。
22時を過ぎ、鳴り物がなくなった応援歌で後押しされる選手達。
圧倒的強さのソフトバンクホークス相手にも決して諦めない。
決死に抑えオスナに詰め寄るベイスターズ攻撃陣。
なんと2点差まで追い上げ、あと1本が出れば同点の場面。
惜しくもセンターフライで試合は終了するが、この攻撃に思わず涙が。
まさに、横浜のファンと戦ってる選手の姿に、ただ心を打たれた。
なんと、2S会終わりにしょこちゃんも駆けつけていた。
なんだこの子の熱量は。体力は。
初めての日本シリーズだもんな。
9回に抱いた感動を、しょこちゃんも感じ取っていたみたいで嬉しかった。
続く2戦目。同じく横浜スタジアム。
この日も最大6点差までつけられ、防戦一方に。
反撃するも、為す術なく敗戦。
力なく、本拠地であるはずの横浜スタジアムで2連敗。
やはり、日本一は無理なのか。
2017年のように、ソフトバンクの前にひれ伏してしまうのか。
多くのベイスターズファンは、現実に打ちのめされただろう。
3戦以降は移動し、敵地福岡へ。
ここでまた吉報が届く。
日本シリーズ第4戦にてしょこちゃんのニコ生実況出演!
しかもゲストは高木豊さん。言わずと知れた、ベイスターズのレジェンド。
ベイスターズも、しょこちゃんも、奇跡を本当にどんどん手繰り寄せてくるなぁ。
こうなってくると、1勝はしてもらいたい。
1勝もできずに4つ負けてしまうと、しょこちゃんの実況の試合で日本シリーズ敗退が決まってしまうからだ。
先述の通り、半ば諦めの気持ちで肯定的に見れなかった自分は、そう思っていた。
ここでこんな一報がベイスターズファンの中で駆け巡る。
2017年の日本シリーズにも戦列に肩を並べた桑原将志選手が、緊急ミーティングで若手達を鼓舞したというもの。
ここから、選手達の目の色が変わった。
エース東の快投。
「悔しくないんか?」という言葉だけじゃなく攻守で引っ張る桑原の奮闘。
ベイスターズが見事一矢を報いたのである。
実況解説前夜、この興奮。
日本シリーズは先に4勝した方が日本一となるシステム。
第1戦・第2戦がセリーグ本拠地(ハマスタ)、第3戦・第4戦・第5戦がパリーグ本拠地(PayPayドーム)、第6戦・第7戦が再びセリーグ本拠地(ハマスタ)だった為、あと1勝すれば2勝2敗となり、第6戦以降まで勝負が長引く。
つまり、あと1勝したらハマスタに戻ってくることができるのだ。
その意味での、「明日も!!勝つ!ハマスタ戻ってくる!!」である。
運命の第4戦。
しょこちゃんニコ生実況試合。
完全な戦闘服で試合開始。
ベイスターズのレジェンド、高木豊さんがイコラブポーズをしてくれる奇跡。
子供の頃からベイスターズファン。独特な手つき。
オースティン選手先制のソロホームラン!!!
ピンチでのダイビングキャッチに、しょこちゃんもこの顔。
筒香選手のファンファーレを、現地さながらに。
打撃不振だった宮﨑選手の追撃ソロホームラン!!
高木豊さんや加藤アナウンサーに、実況やスコアブックの書き方を教わるしょこちゃん。
試合はなんと5-0の完封勝ち!
横浜スタジアムへの帰還が決定した!
2連敗で一時は悪い流れになるも、桑原選手の鼓舞、東投手やケイ投手の力投により2勝2敗のイーブンに。
ソフトバンク相手に優位に試合展開するベイスターズに本当に驚いたし、初戦の最終回で見せた姿のように、堂々と戦っていることが何より嬉しかった!
しょこちゃんの応援熱も最高潮。
本当にここまでよくやりました。
思えば、実況に抜かれた最終戦から怒涛のように駆け抜けた1ヶ月。
SNSのフォロワーも増え、ベイスターズファンからの認知も飛躍的に上がった。全ては彼女の日頃の努力の賜物。アイドルという職業に掛け合わせて、好きなことを武器にしていく姿勢。チャンスを掴み取って次に繋げていく執念。全てが噛み合って、結果として残せたものだと自分は思う。
あとは、ベイスターズが日本一になるだけ。
続く5戦目。
パリーグNo.1を誇るソフトバンク打線を26イニング連続無失点。
打撃陣も牧秀悟のスリーランホームランを含め、欲しいところで点が取れる状態。自分の知ってる強いベイスターズそのものの姿だ。
これで3勝2敗。26年ぶりの日本一まであと1勝。
ついにここまで来てしまった。
日本一王手!
写真は特にデスターシャしてないのに、(っ゚∀゚)デスターシャ!!⚾️と書いてるのがポイント。
そして迎えた第6戦の11月2日。
大雨が予想された横浜。雨天中止が発表される。
ここでちょっとした事件。
第6戦のチケットを持っていた自分。
雨天中止により、11月2日のチケットがそのまま11月3日有効となり、=LOVEスペシャルライブ@東京公演と被ってしまった。
自分が参加するイベントは18時開始。試合開始と全く同じ時刻である。
日本一応援しているチームの日本一がかかっている試合と、日本一応援している子が日本一頑張っているライブ。
自分が取った選択肢は…
ここまで一緒にベイスターズを応援してきた子が、日本一が決まる試合を横目に一生懸命頑張る姿を見過ごすわけにはいかない。
自分にとっても『絶対アイドル辞めないで』期間で最後のライブ。
思い出を締め括るために、銀河劇場を選んだ。
ライブ開始30分前。つまり試合開始30分前。
スターティングメンバーが発表される。
出場が懸念されていたオースティンの4番ファースト。
また佐野選手が欠場し、推しの筒香選手が5番レフト。
ベイスターズ、完全に勝ちに来てる。
でも今は、イコラブのライブに集中しないと。
いやライブ開始3分前!同じ気持ちかい!
(スペシャルライブ開始から1時間が経過。時刻は19時。)
ライブを終え、スマホを開くと…!
4-0!ベイスターズがなんと4点のリード!
しかも筒香選手が先制のソロホームラン😭😭
5年ぶりに横浜に帰ってきた男が、一番大事な試合で先制点を入れている。
急いで観に行くしかない。この流れ……今日で日本一が決まる!!!
ずっと同じ心情変化のしょこちゃん。ここまで来たら日本一まで一緒や!
20時。スペシャルライブ終了から1時間。人類が可能な限り一番速いスピードで横浜スタジアムに到着。
本当に何が起きたか分からない。
自分が到着した途端に7点入った。
日本一を決定付けるビッグイニング。
周りのお客さんも、あまりの事態に号泣してる方もいらっしゃった。
筒香選手の先制ソロホームランとダメ押し3点タイムリーツーベースで、
半年前の筒香復帰戦の逆転スリーランと同じ雰囲気が漂っていた。
筒香選手の夢の続き。「横浜で優勝がしたい。」
その言葉の答えが、日本シリーズ6戦目にあった。
11-2。迎えた最終回。
森原投手が完璧に抑え、26年ぶりの日本一!!!!!!
横浜の悲願が叶った瞬間!!!!!
当日はテレビで観戦していたらしいしょこちゃん。
SNSで喜びを爆発させる!
この日本一を、プロ野球史で紐解く。
振り返ってみれば、歴史的な下剋上だったのである。
しょこちゃん自身、初めての日本一。
これは、自分自身にとっても同様。
自分が応援している球団が、覇者になるという経験。
これまでずっと野球が好きで生きてきたのに、縁遠かった感情。
この気持ちを、ここまで一緒に応援してきた子と一緒に味わうことができた。
日本一に沸く横浜だがこの感情はまだ不完全なもの。
リーグ優勝の悲願はまだ叶っていない。
今年目にした景色を胸に、来シーズンこそリーグ優勝を願えたらと思う。
もちろん、しょこちゃんの始球式の夢もね。
ベイスターズと瀧脇笙古さん応援アカウントの未来もまだまだ、続くのである。
横浜で輝いた日本一の輝きはきっと、夢を抱く者を照らす光に。