新米女社長の裏話 ~ググって情報にたどり着ける人とたどり着けない人の違い~
おはようございます。東京は今日は晴天!昨日まで台風の影響で体調を崩していましたが、今朝は体調がいいです。
さて、ググる(Googleで検索する)という言葉がありますが、求める情報にたどり着けない人とたどり着ける人って何が違うんでしょう?
私は現在ライター、前職は翻訳家なので、どれだけ正確な情報をゲットするかは作品のクオリティーに関わる大問題です。
特に医療・福祉系のライターが「私はこう思うんですよ」と書いても説得力はゼロです。参考文献として、公的機関や学術論文が記載されていると、グッと信ぴょう性は増します。
「ググれカス」という言葉がありますが、仕事をしていても「なぜ私に聞くの?ググってよ」と思うことは多々あります。
その差って、いかに調べたいことに関する検索ワードを知ってるかにかかっていると思います。
「発達障害って何?」と思ったときに「発達障害+定義」でググらないと、定義にはなかなかたどり着かない。
統合失調症について調べたくても、「統合失調症+陽性症状」とググるかどうかで知識の深さが違ってきます。
要するに同じことを調べても、検索したいことにたどり着けないのは、検索ワードを知らないからなんだと思います。
最近「大学に行っても奨学金っていう負債を背負うだけだし意味ない」と言ってる方もいますが、私が大学に行ってよかったと思うのは、知識の引き出し(ググるのであれば、検索ワード)が増えたことにあります。
一般教養の授業などは無駄だと思う方もいると思いますが、自分の専門ジャンル外の知識を持っていると、同じ「発達障害」を調べるにも「心理学的には分かった。じゃあ、動物としての人間ってどうなの?」と思ったときに、他ジャンルのことが思い浮かばない。
私が好きな本に、ニコ・ティンバーゲンの「自閉症・治癒への道―文明社会への動物行動学的アプローチ」という本があります。
かなり古い本ですが、環境要因説がよく分かります。だけど、ニコ・ティンバーゲンは心理学者でも医師でもなく、 動物行動学者なんですね。
動物行動学ってジャンルを知らないと、この本にたどり着かないですよね。
そういった知識の引き出しを増やすことが、大学に行くことの意義だと、私は思っています。もちろんこの知識の引き出しは大学に行かなくても、読書習慣があれば増やしていけると思います。
環境要因説に興味がある方、ぜひ、読んでみてください。
今日はこの企画のために、wordpressのプラグインを何個か試そうと思っています。
アンケートが完成したら、皆さん、ご協力ください!
では、よい一日を!
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