障害者の性|タブーとして語られることが少ない。母子密着になりがちな障害児(者)家庭
おはようございます。東京は今日は雨です。梅雨明けはまだですね。
SNSで見かける障害児者の家庭に皆さんはどういうイメージを持ちますか?私は両極端だなと思ってみています。全く父親の存在を感じない家庭(母子密着)か父親も積極的に育児参加している家庭。
どっちの割合が高いかといえば、圧倒的に育児は母親に丸投げの家庭が多いと感じます。
そして、障害児を抱える家庭の離婚率は高い。
我が家は子の障害が理由ではありませんが、離婚しています。離婚後、元夫が軽度発達障害を持った息子に会いたいといったことはありません。育てている私からすると「昔は多動もひどくてどうしようかと思ったけど、今はこんなに口が達者で面白い息子に会わないなんてもったいない」という感じです。だけど、周囲にも離婚してしまって主にお母さんが育てている家庭は多いです。
母子密着になりがちな障害児家庭。だけど、思春期を迎えると様々な性の問題が出てきます。男児の場合、母親が性処理をしてしまうケースもあります。
男児だけではなく、女児にとっても大きな問題です。私が取材で聞くのは、境界域~軽度の知的障害を持った娘さんが何度も妊娠や堕胎を繰り返すけど、対処法がないというケース。男児の場合は、うまく性欲を発散できず暴力に至るケースもあります。
福祉職の方を通じて、そういったケースは聞きますが、実際に取材に応じてくれた方はまだいません。それだけ障害者の性を語ることはタブーとなっています。
あいである広場では過去にこんな記事も取り上げています。
大人の障害当事者にとっても、大きな問題で、風俗に行きたくても受け入れ先がない。高い。ヘルパーさんの体につい触ってしまってサービスを受けられなくなるなんて話も聞きます。
ひきこもりの方たちの「女性からの拒絶が社会からの拒絶と感じる」といった声もあります。
今日はそんな障害者の性の問題の解決法の一つの手段として、村田らむさんが「ラブドール・リアルドールに癒やされる人たちとは?| 障害を持つ子の母から感謝状も」という取材記事を書いてくれています。
ラブドールって昔でいうダッチワイフのことですね。あいである広場はそんな記事も公開するの?!と驚く人もいるかと思います。私は読んで「気持ち悪い」とか「変態」みたいな気持ちは一切なくなりました。
10時に公開しますので、ぜひ、読んでください。
性の問題をタブーにしない!家庭で抱えてしまわない!当たり前に語れる世の中になったらいいと思っています。
昨日はこんな記事が読まれました。
合わせて読んでみてください。
では、よい1日を!
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