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新米女社長の裏話 ~すべてはイベントのためのインタビュー&文字起こしから始まった~

こんばんは。

お盆休み最後の夜をいかがお過ごしですか?私は今晩、文字起こししています。初期の頃の取材は全てインタビュー形式でした。そもそもの始まりは、「自立のカタチ」というイベントからでした(このチラシは昨年のものです)。このイベント用に記事を書いたのがきっかけで立ち上がったのが、あいである広場です。

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こういったイベントもコロナ禍でなければ再度やるつもりでしたが、今はちょっと難しい。オンラインでのイベントも考えていますが、あの会場との一体感は、オンラインで出せるのかなと考えています。

あいである広場になってからの私の記事はルポ形式となりました。最初は戸惑ったルポ形式ですが、慣れてからは圧倒的に時間がかからないので、ルポ形式ばかりです。

だけど、膨大な文字起こしの時間がかかっても、インタビュー形式で出したい記事もあるので、今はその作業をしています。

今日は、こんな記事を更新しています。

相模原障害者殺傷事件の裁判傍聴記のレビューです。私はこの本を読むまでは、植松聖死刑囚が別世界に住んでいるモンスターのように感じていました。事件前に精神疾患を発症して、狂った挙句の凶行であり、自分には無関係なのではないかと。

そして、テーマとしてとても重いこともあって、記事を読む程度でした。だけど、この本『相模原事件・裁判傍聴記 「役に立ちたい」と「障害者ヘイト」のあいだ』を読んで、誰の中にでも植松死刑囚はいるんだと思いました。雨宮処凛さんの作品ですが、素晴らしいですね。

植松死刑囚が発達障害のボーダーラインだったのではという考察が、私にとって衝撃的でした。生きづらかったのだろうか、認知が歪んでいったのだろうか、その中で犯した事件なのか。発達障害だから、麻薬中毒だからといって、免責されるものではないです。それはもちろんです。だけど、福祉につながっていたら、あの事件は起こらなかったのではないかという思いは残ります。

ぜひ、読んでみてください。

では、お盆休み最後の夜をみなさん、楽しんでください。


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田口ゆう
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