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人と出会う、ということ(番外編)
もうちょっとだけ、つづくんじゃ。
帯広選手を通じて、女子プロレス…と言うよりは、我闘雲舞という団体に魅力を感じるようになった。
目の前で繰り広げられる、限られた空間を使っての試合。
「ベビーフェイス」や「ヒール」という枠組みに捕らわれない、各選手の魅力と個性。
歌って、踊れて、戦える。
たぶん企画を出したら「要素を盛り込み過ぎだ!」と怒られるパターンだが、それを感じさせない。
この魅力を、もっと外に向けて発信できないものか。
言い方は悪いが、このコンテンツをコアなマニアだけのものとしておくのは、非常に勿体無い。
今の時代ならば、webを使ってコストをかけず、情報を発信できる。
しかし、届くべき相手に届かなければ、意味がない。
これはどんなコンテンツであっても変わらない。
その正解…いや、せめて最適解を探すこと、それが企画屋の仕事ともいえる。
そんなことを考えていたところ、渡りに船の相談があった。
商業施設での催事を企画・提案し、その一切を取り仕切る会社で、企画営業を担当している、営業のお嬢ちゃんからだ。
妙にウマが合って、仕事の付き合いはさて置き、時々飲みに行って情報交換をしていた。しかし、なかなか双方、仕事を繋げることが出来ずにいた。
そこに「商業施設でファミリー層に訴求できるイベントを開催したい」という相談があった。なんでもクライアントとなる商業施設からの要望らしい。
しかし彼女にはツテがなく、ほとほと困っていて、何とか知恵を貸してもらえないか、という話だった。
そこで、自分が想いつく限りのお付き合いがあるメーカーを紹介、彼女と一緒に訪問し、担当者へ直談判した。
幸い、各社とも催事の実績があり、予算感もまったく問題ないということで、彼女がクライアントへプレゼンする際の切り札にしてもらった(ただ、コンペなので実現しない可能性はあるけれど)。
今回の相談により、「商業施設への催事提案」という流れを利用することで、色々なコンテンツを打ち出すチャンスがあることを確信した。
…そして、冒頭の話に戻る。
我闘雲舞を、もっと多くの人に知ってもらいたい。
ならば、今回のように、あらゆる世代が訪れる商業施設のイベントとして、フォーマットを組めばいいのではないか?
それならば、一方向となりがちなwebでの訴求ではなく、多くの人々に知ってもらえる。
個人的には、子供たち(特に女の子)に知って欲しい。
あわよくば、これをきっかけに、プロレスそのものに興味を持ち、新たなレスラーとしてデビューして欲しい。
そこで今、この話を実現させるため、企画書を作っている。
実際、さくら代表にアポイントを取り、主旨をご説明して打ち合わせをさせていただき、アドバイスも頂戴している。
大枠は出来上がったので、あともう少し。
自分がやりたいことを、ゼロベースから形にする。
大変だけど、それだから面白い。