人のオススメに乗ってみる。
私は、他人のオススメをあまり信用していない。
冒頭から失礼な物言いで大変申し訳ないけれど、自分が欲するものは自分のアンテナで探し、自分で体感し、判断したいクチだ。
人の好みなんて千差万別。ラーメンの味ひとつ取っても、友達同士であろうと、噛み合うなんてことは極めて稀だ。
なので、高校時代に「この本、スゲー面白いから!」と、やたら「創竜伝」を薦めてくる友達(とは言うものの、ちょっと距離を置きたいタイプだった)に辟易した記憶が明確に残っている。
ただ、そのオススメをする相手が、自分の中で心惹かれている人のであれば話は別。
会社帰りにスーパーで探したものの、意外と見つからず、結局ウチのすぐそばにあるコンビニにあった。灯台下暗し。
このテの缶チューハイは、ベースとなる酒の質が大切だ。
一時期話題になった、アルコール度数12%の缶チューハイは、ベースの酒のクセが凄い(©千鳥)もので、酒にはそこそこ強い自分でも、350ml缶を飲みきれないほどだった。
一方、ベースとなるアルコールのクセがなく、個人的に好きなのが「99.99(フォーナイン)」。
缶のデザインもシンプルで「どうもぉ、奥さぁん、知ってるでしょおぉ〜〜?(©シェフ大泉)」という雰囲気がないのもいい。
そんな中、オススメと聞いたのが、写真のコレ。
飲んでみたところ、ベースとなる酒のクセはなく、レモン果汁の爽やかな味が後を引く感じ。
これなら、4〜5本はスイスイいける気がする。
そろそろ花見のピーク。夜はまだまだ冷えるが、たまには仕事帰りに花見酒と洒落込みますかね。