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障害を抱える就活生へ【片耳難聴】

実は、昨日いいことがありました。

初めての二次面接かつ対面の個人面接があって。そこは初めて片耳難聴を伝えてみた企業でした。一次面接後のアンケートで障害を書く欄があって、その時はそんなに志望度が高くなかったから「ええいっ!」て書いちゃったんだよね。

これまで選考を受けた企業には怖くて障害のことは隠してて。でも、一度企業にどんな反応されるか見たいと思っていたので、「人柄を見ます!」て強調してた御社で試してみることに。

一次面接はベテランの営業社員2人でしたが、二次面接は支店長1人でした。障害のことには特に触れられず、色々質問に答えたあと、「まだ時間あるけどOKです。是非うちに来てほしい」と選考通過をもらいました。

その後「耳のこと正直に書いてくれたけど、今話してみて特に問題ないと思います。それが選考にマイナスになるなんてことは、弊社では絶対にないからそこは安心して欲しい。」と言って頂きました。嬉しすぎて涙目なった(笑)

その後、私個人としての感覚と気持ちを聞かれました。正直に、「騒がしい場所で話しかけられたり、電話してるときに話しかけられても気付けない時があります。たまに、どの方向から呼ばれてるか分からなくてキョロキョロしてしまう時もあります。でもこれまで接客業のアルバイトも自分で工夫して乗り越えてきたし、留学にも挑戦してきました。メンタル強いです!!」みたいなこと言いました。

そしたら、「それなら全然問題ないです。不安なことあれば相談してね。次の最終面接を担当する副社長にも、問題ないと私の方から念押ししておきますので是非頑張って頂きたいです。」と笑顔で言って頂いて感動しました。


ハンディを持っていながらみんなと同じ土俵で選考を受けなければならないこと、正直ほんとにきついです。

実際、これから本選考が始まる第一志望の企業には言わないつもりです。やっぱり企業にとっての不安要素を自分から告白するのはハイリスクだからです。

もし内定を頂けたら、内定面談とかで入社までに誰かしらにかる〜く「あっそういえば私左耳聴こえないんですけど、特に配慮は必要ないです!」くらいの伝え方でも構わないかなって思います。それで内定取消なんてさすがにできないでしょうし。

世の中には、外見だけでは気付かれにくい、人から理解を得るのが難しい特性を抱えた学生が多くいると思います。そして、その特性をどのように捉えていて、周囲にどのように対応して欲しいかもそれぞれ違います。

私は、特性があっても「だから何?」(自分のできる範囲で頑張ればいいじゃん、挑戦してみればいい。サポートはするからさ。みたいな)と言ってもらえる環境が理想です。菊池風磨さん好きでファイトソング見てますが、昨日の放送で耳きこえないから空手道場に入ること躊躇した花枝に師匠が「だから何だよ」て言ってましたね(笑)あれは花枝の気持ちわかるなあ〜〜〜くう〜〜良い!

私も、自分の望む環境は自分で掴みたい。根拠はないけれど、自分にはそれが出来ると思っています。もし不安な方は友達に相談するのが良いです。

私も先日、3年前から仲良い大学の友達に耳のこと「今さらだけど」て話しました。そしたら、驚かれたけど「話してくれてありがとう。あなたはあなただよ、ありのままでいれば絶対企業さんも魅力分かってくれる!」て言ってくれて心が楽になりました。

私を受け入れてくれる人を手放さず、生きやすい環境は自分で掴みたい。がんばれ〜私。


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