NVCがもたらしてくれたもの
NVCと出会って1年。
共に学んできた仲間とお祝いをし、歩んできた月日に共に想いを馳せられたことがとても幸せだったので、記録しておきたい。
NVCが私にもたらしてくれたものは「身体への信頼」だ。
それは自分への信頼でもあり、自分と共に在るということだと感じている。
そしてそれが他者と共に在るということでもあるのかもしれない。
NVCを知って実践してから1年になる、今の記録。
きっかけ
私がNVCに興味を持ったきっかけは、自分の感情がわからないからだった。
マインドフルネスを学んだ時に、身体の感覚から感情を探れるということを知ったが、私は自分の感情と身体の感覚をなかなか結び付けることができなかった。
その時はまだ、感情は私にとってはネガティブなもので、感じたり表したりすることに抵抗があり、フタをしていたものだったから。
でも、それがきっかけで感情について知りたくなった。それでたまたま見かけたNVCの講座を受講してみることにした。
インパクト
ここはどれを記録したらいいのかわからないくらい色々ある。
まずは、外部の基準を持ってくることで世の中に分断を起こしているということ。
それは自分の責任を放棄しているということ。
自分が責任を持っていない言葉では分断されるばかりで伝わらないということ。
だから身体の感覚が教えてくれる感情に繋がり、その感情が知らせてくれている自分のニーズ(願い/大事にしているもの)につながることで、身体と繋がった自分自身の腹からの言葉で人と対話ができるということ。
身体は勝手に息を吸って吐いてくれている。それってすごいこと。
呼吸に気づき意識を向ける。
そうすると自分が確かにここに在るという手触り感がつかめる。その確かな手触り感を感じるとすごく安心する。
自分で自分に気づいたら、自分はどこにも行ったりしない。
もう一人ではない、大丈夫。最低でも自分が自分と共にいる
と思えるようになった。
そうなると、会社でも明らかに無理して緊張することが減った。
無理してたら、「無理してるね」って声掛けができるようになったし、緊張してもそんな自分と一緒にいられるようになって、息を吸って吐いて自分の身体を感じて安心し、「大丈夫」と自分に声がけできるようになった。
変化
落ち込んでも自分に共感することができるようになって回復が早くなった。
無駄に自分を責めなくなった。
自分を責めなくなると相手のことも責めなくなった。
自分にも大事にしていることがあるのと同じで相手にも何か大事にしているものがあったんだろうと想像力を持って対峙できることが増えたことで、人生が豊かになった気がしている。
自分がどういう言動をしているか、評価を交えず観察し、それに自覚的であることの大切さ。
まだまだ「ああ、やってしまった」と思うことも多いけど、そうやって自分に自覚的であることがまず大事だよねと自分を労わりながら、これからも実践を続けていきたい。
学びを共にしてくれた方々にも感謝いっぱいです。
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