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気遣いさんこそ目指すべき「選ばれるコーチ」になるための戦略とは?

もういきなり
結論から言っちゃいます。

気遣いさんこそ目指すべき
選ばれるコーチになるための戦略とは?

先に相手にGiveすること

これ一択です。

これはビジネスに限らず
あらゆることで同じことが言えます。


以前、
本業でこんなことが
ありました。

ーー以下エピソードーーーーーー

うちの会社に訪問してくれた、
同じ会社の2名とそれぞれ面談した時のこと。

1人目は、

御社は今○○社と
取引されているようですね。

ぜひ弊社に切り替えてください!

というスタンスで来た。

それに対して僕。

来てくれたのはありがたいですが、
今は困ってないんです。

今の取引先との関係も大事にしたいから、
切り替えるつもりはないです。

こう返答。

そしたら1人目、

そうなんですね…
でも弊社の方がサービス優れてますよ。

○○社は○○の部分がダメだから、
弊社に切り替えた方が
絶対にお得だと思うんですよね!

と言ってきたので私は、

いやいや、
うちは○○社に十分お世話になってるし、
うちとしては満足してますよ?

そもそも、
うちはうちの考えで
○○社を選んでるわけですから…

と返答すると、

そこまで言うなら分かりました。

では絶対に振り向いてもらえるように、
また訪問させてもらいますからね!!

…とこんな感じ。

面談していて
どっと疲れました。

もう来ないでいいよって
思ったのが私の正直な感想ですね。。

ではこれを踏まえて
2人目のエピソードをお読みください。

今○○社と取引されてるんですね。
その会社さんも素晴らしいですよね。
かくかくしかじかの良いところがありますし。

それに対して私は、

そうなんですよ!

○○の事情で○○社を選んでますが、
うちとしても今はとても助かってます。

そしたら2人目、

目のつけどころが流石です!

そんな中で、
○○社とのご関係を尊重しつつも、

御社やゆうさんが
さらに仕事しやすくなるように
お手伝いできることを考えてみますね!

ということで
一旦2人目との話を終えた。

そして後日。

御社にとってもリスクがない上に、
ゆうさんも社内に説明しやすいような形が
いいかなと思いました。

なのでこんなプランを考えてきました。

つづけて、

今○○社と取引されている物件は
まったく触れない前提で考えました。

なので影響の少ない
○○の物件だけでお試し導入しませんか?

お試しなので、
本来○○円かかるところを
1ヶ月無料でやります。

試してみてやっぱり
必要ないなと思ったら遠慮なく
弊社を切ってください。

もしこれが上手くいけば
御社にとって良いことですし、
ゆうさんの実績にもなると思います。

万が一上手くいかなかったとしても、
お試しなので御社にも
ゆうさんにもリスクがないんです。

もちろん弊社は
上手くいくように全力を尽くします。

これを受けた私は、

なんでそこまでしてくれるんですか?

2人目。

ゆうさんや御社に
喜んでほしいんです。

そのために今だったら何を手伝えるか?
を考えた結果です。

もっと言うなら、
社内調整して下さるゆうさんが、
少しでも会社に提案しやすいように
考えてみた結果なんです。

でも気に入らなかったら
本当に断ってくださいね!

ー-以上ーーーーーー

どうでしょうか?

この1人目と2人目の人は、
同じ会社の営業マン。

つまり持っているサービスや
社内の決裁基準は一緒。

でも、人が違うだけでこんなにも
面談内容が変わってくるんですよね。

1人目は、
最初から自分の利益を優先した。

2人目は、
相手に利益を与えてきた。


というわけです。

言い換えると、

Take(テイク)か
Give(ギブ)か

です。

私はその後、
2人目の案を稟議にかけて、
新たなお付き合いがはじまりました。

これはあくまで一例でしたが、
コーチングビジネスでも全く一緒です。

求める前に与えること。

ビジネスにおいて
先にGiveするというのは、

お互いが幸せになれる
魔法だと言っても
決して大げさではありません。

とくにひとり起業は
すべて自分に決裁権があるので、
むしろ誰かの顔色を伺うこともなく
自由にGiveできる。

あなたにもやれることが
もっと沢山見えてくる気がしませんか?


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